aarikkaの木のアクセサリー買いました
フィンランドのaarikkaのサイトから、アクセサリーをいくつか買いました。
アクセはもちろんのこと、このモデルさんが着ている服も私がめざしているスタイルに近いであります! 参考にしよう。
木を使った温かみのある、かつモダンな印象のアクセサリーが豊富で、大好きです。はじめて買ったのは15年ほど前、ときどきのぞいていた家具屋さんにあったのを見つけたのがきっかけでした。当時買ったものも今までずっと現役で気に入って使っています。気に入ったものをずーっと使い続けることが可能なのがアクセサリーのいいところ。こういう小さい面積で差し色として取り入れるのもいいし、自分のカラーパレットに合わせてなじませる色で取り入れてもいいですね。
日本のセレクトショップでもたまにaarikkaのものを置いてあるのを見かけますが、あまり種類がないんですよね。直接注文すると日本で売られている値段の半額近くで買えます。が、1回の送料で20ユーロかかるので、欲しいものをいくつかためてから、注文するようにしています。
昨日届いたところですが、まだもったいなくて眺めるだけにしています。
どれから使おうかなー。
夏服への入れ替えを2段階に分けてみた
連休中に、冬物をしまい、夏服を出しました。
ちょっと気が早いかも…とは思いつつも、真夏の服まで全部だしました。まだちょっと寒いんですが、新鮮なので半袖やノースリーブを着たくなっちゃいます。
今年は、GWの連休中(今回)とその前の3月の、2回に分けて衣替えを行ってみました。何をどうしたかをまとめると以下のようになります。
前回3月の衣替え
①秋冬物のうち、いかにも冬な雰囲気の(ダークな色のもの、起毛素材のもの)をしまう
②明るい色で起毛していない素材のものはそのままにしておく
③長袖・七分袖の春~夏服を出す
今回5月初めの衣替え
④上記の②をしまう
⑤裏地のあるジャケット、コートなどをしまう
⑥真夏用のもの(ノースリーブなど)も含めて、しまっておいた夏物を全部出す
いままでは、一度で服の入れ替えを行おうとして寒かったり暑すぎたり、どこかに無理が来ていました。
このように2回にわけると、春先の気温変化にも対応しやすかったです。
冬物から夏物への入れ替えについては、前にも書いています。
そこまで「おしゃれ」したいわけじゃなかった件
着るものをどうしようと考えるときに、「ファッション」とか「おしゃれ」っていう言葉を漠然と使ってますが、言葉の意味をよく考えると「ファッション=流行」だし「おしゃれ=服装や化粧などを洗練したものにしようと気を配ること」おしゃれ【御洒落】の意味 - goo国語辞書、なんだそうです。
そう考えると、私は流行アイテムで全身固めたいと思う人間ではないから、そこまでファッションに関心があるわけじゃないと言える。
洗練された身なりになりたいっていう気持ちはたしかにあるけど、それに対して今実際に自分がしているほどお金や労力をかけたいかというと、別にそこまでしなくていいかなと思います。つまりは、そんなに「おしゃれしたい」わけでもなかったです。
じゃあ、こんなブログを書いたりしていったい何をあれこれ考えているのかというと、服には、私自分が有利になるように役に立ってもらいたい、という期待があります。実益。現世利益。
状況に合わせたある服を着ることによって、例えば、「この人に仕事を任せておけば大丈夫」とか「この人はそんなに悪い人じゃないよ」とか「この人と話したらきっと面白いよ」とか「この人の言ってることは聞いておかないとまずいかも」等々、といった雰囲気を、周囲の人に対して与えてほしいです。
えげつないことをあからさまに書いてしまえば、服によって「人間関係のヒエラルキーの上位に行きたい」という気持ちだって、確実にあります。
それなりの時間やお金をかけているんだから、このくらいは役に立ってほしいでありますよ。せめて、「趣味兼実益」くらいの位置づけにはなるようにしておきたい。逆に言えば、役に立ってくれるのならば、ワードローブが10着だろうが1000着だろうがどっちでも構わないし、プチプラだろうがハイブラだろうが、1回しか着ないで捨てる服があったって別に構わないです。
いっぽうで、「似合う」「自分らしい」は、より効果的に服に役に立ってもらうためには外すべきでないポイントかもしれないと思います。服は買い替えることでどうとでも変えられるけれど、自分自身という中の人を入れ替えることはできないから、そこにはおのずから制限が出てくるはず。
そして、自分が人にどういう印象を与えるかが大事なので、私はあくまで他者志向です。「自分が満足できればいい」のなら、いつでもゆるゆるした楽な服装していれば済む話です。自分がどんな格好しているかなんて、写真や鏡を使わなければ自分の目で見ることさえできないわけですよ。自分のためだけを考えるなら着ごこち以外はどうでもよいことになる。だから服装は「人から見られて評価されてなんぼ」の世界だと思います。
いま急にこの話を書く理由がとりたててあったわけじゃないのですけど、自分がどこに行きたいのかを見失わないように、いったん書いておきます。「おしゃれって思われるためにおしゃれする」なんて、まるでやる気がないです。
よく考えたら、今回の話に近いことはいままでにも時々書いていました。
セットアップはコーデが楽!!! さらに利点もあるという話
ごく最近になって気づいたことですが、セットアップってコーディネートがすっごく楽なんですね!!!
(ハイ、いつも当たり前な話にいちいち驚いている当ブログであります)
セットアップと言ってもいいし、スーツあるいはツーピースなどと言ってもいいです。つまりはトップスとボトムスがセットになっている服のこと。
職場は、スーツ着用必須になる場面がほぼない(年に1~2度あるかないか)環境なので、いままで上下セットで着ることがほとんどありませんでした。むしろセットで着ると堅苦しくなりすぎるんでは、などと考えて、わざとバラバラにして、メンズで言うところのジャケパンスタイルで着ていたくらいです。
セットアップの威力を見た!!!
それが、たまたまふと「たまにセットで着てみるか」と思いついて着てみたところ……、
- まずコーディネートがすごく楽。上下がもともと合うようにできているので、当たり前ですが、あとはインナーをプラスするくらいで完成します。小物も映えるから選びがいがあります。
- そして、なんといっても職場でちゃんとして見えること。スーツといっても就活用みたいなクッソ真面目なものではないのですが、それでもセットにしているとバラバラに着たときよりも、ちゃんとして仕事モードに見えます。いわゆるスーツじゃなくても、ブラウスとスカートのセットみたいなものでもきちんとした雰囲気をアップする効果があります。
コーディネートが楽なアイテムといえば、まずはワンピースを考えますが、セットアップには同じ効果があるし、さらに別々に着ることもできるという良さもあります。
これからはもうちょっとスーツを着る日を増やそうか…と考え中です。
今ごろトレンチコートを買いました
猫も杓子も着ているトレンチコート、そろそろブームも下火のこのタイミングで、買ってしまいました。
ネイビー、ハーフ丈で裏地なしの軽いもの。
肩章もなく、あっさりしたデザイン。
生地は薄めですが、密な織りでハリがある。
ベルトを締めないで羽織ったら、トレンチというよりピーコート。
着始めたら、便利で手放せなくなりました。
色と形がまじめなので、通勤時に何も考えずに着ていけます。
着心地が軽くて楽。
ハーフ丈はボリュームがあまりないので、構えずに着られてハードな雰囲気になりにくい。さらに襟をガバッと左右に開かず、閉じて着てます。
基本ビジネス用なので、中にジャケットを着ていてもちゃんと肩が収まるサイズ感。
いちおう雨も風も通さない特殊素材なので、レインコート代わりにも。
重いかなと思ったけど、春用の白っぽいストールと合わせれば、春らしい若々しい雰囲気。丈が短いからボトムスを明るくしてもいい。
春らしいベージュ色にすることも考えたのですが、春の白っぽいベージュは秋には合いにくいかもしれないのでやめました。
秋に売り出されるベージュのトレンチはもっと濃い色をしているし、それだと色が私のワードローブに合いにくい。
買ってみて思い出したんですけど、20年くらい前の若かりしころにも同じようなハーフ丈のネイビーのトレンチを着てました。当時の彼氏が「こんなの似合うんじゃない」と選んでくれたもの。そのころもしょっちゅう着ていたなー、と懐かしいです。
見つけた時も「あ、これだ」とほとんど迷わずに選んでしまったので、なんかこういうものが好きなんだろうな。
春物ベレー帽みつけた
近所のショッピングモールのアースでこのベレー帽を入手しました。
私は、自分がかぶる帽子のタイプはベレー帽と決めています。秋冬物のウールフェルトのはいくつか持っているのですが、暖かい季節にもかぶれるものがありませんでした。
たまたまのぞいてみたアースのお店で何の気なしにに試着してみたら、ふわっとした大きめのサイズと形もぴったり、マットなピーチスキンの生地感もぴったり、色のバリエーションも豊富でサックスブルーとダークブルーがその時の格好にぴったり、と、まったく文句なしだったので、とくに予定はなかったものの即決。しかも色違いで2色買ってしまいました。
帽子は顔周りに来るせいでかなり目立つので、アクセントカラーではなく自分にとってのベーシックカラーを選びました。これにブローチやピンバッジ、コサージュなどをつけると、かなり雰囲気を変えてかぶれます。複数つけてもいいし。
ベレー帽は好きなので、帽子売り場に行けば試着してみます。でも、微妙な形の違いやサイズ、素材などで似合う似合わないがあり、どれでもいいわけじゃないのです。
たとえば、ベレー帽につきものの頭のてっぺんからピョコッと出てるヘタみたいなもの、あれがあるのが似合う人とないほうが似合う人といるんですよ。わたしはないほうがいいタイプ。
「ヘタ」ありタイプ
それから、かぶり口のふちがこの写真のように内側に巻き込まれている形と、少し狭くなって外に出たままの形(この説明で伝わる?下のリンク先の写真みたいなかぶり口のやつ)とがあり、私は内側に巻き込まれているのが似合うタイプ。
生地も、くたっとしたものから麦わらみたいに固いものまであり、これはしなやかだけどある程度のハリもあって形を整えやすい。
プチプラなのにしっくりくるアイテムが見つかって嬉しい! この春のおしゃれポイントはこのベレー帽で行きまーす!
★ ベレー帽が好きな話はここにも書きました。帽子は重心を上に上げられるアイテムなので、スタイルアップには効果大ですよ。
ジャケットの上からベルトをしてみたよ
グレーのテーラードジャケットを着て出勤してきましたが、パンツとブラウスと合わせてもいまひとつポイントがなく、コーディネートが決まらない。
お仕事用にはいいアイテムなんだけどね…
ふと思いついて、職場の化粧室でジャケットの中・ブラウスの上にしていたベルトをジャケットの上から締めてみたら、うまい具合にアクセントが加わって、まとまりあるコーディネートになりました。
ほんの少しの違いだけど、目を引く場所なのでずいぶん見た目が変わりました。
そして、これは、ジム通いでお腹周りが痩せたおかげでもあります。
いままでは、同じベルトだと、ジャケットの上からするには長さがちょっと足りなかったのです。
また、ジャケットの上からベルトというコーディネートはかなりお腹を目立たせるので、いままでなら思いついても絶対にやらなかったはず。
いろいろと有難いことです。
メンズサイズのアイテムが使えるようになった
手持ちのアイテムの中に、メンズサイズのマウンテンパーカとブルゾンがあります。
形や色は気に入ってるので「ちょっと大きいんだよなー」と思いつつも、ときどき着ていました。
ですが、ビッグシルエットが流行ってきたおかげで、この春からは、ちょうど流行りのアイテムを着ているように見えてきました。身頃や袖がゆったりして肩が落ちているのが、ちょうどそんな風に見えるんだよね。
「サイズが合わない服はダメ」とは聞いていても、捨てられずにこっそり持ち続けていたアイテムたちです。まさかこんな日がめぐってこようとは。捨てないでよかったー!
それにしても、半年前の秋には大きすぎると思っていたサイズが、数か月で「いいかも」に変化するのって不思議だよね。手持ちのアイテムを使いやすくなるのはよかったけど、なんだか理不尽な気もします。
スタイルは甘口辛口だけじゃないぞ
「甘辛ミックスコーデ」とか「微糖派」などと言われるように、ファッションのスタイルを甘と辛に分類するという習慣があると思います。たとえばこんな記事はそうだよね。→そのファッション、甘口すぎてボヤけてない? 大人女子のピリっと締める甘辛ミックスの法則
今になって振り返ってみてわかったことですが、この分類に惑わされていくつも失敗したわー、と思います。
今になって思うと、私は甘口も辛口も似合わないタイプです。
さっき例にあげた記事なら「ふんわり」「かわいらしい」が甘口で、「エッジィ」「メンズライク」「ライダースジャケット」が辛口に当たるのでしょうけど、私はこれらがどれも似合わない人間であります。
「ふんわり」「かわいらしい」だとぼんやりしたりあか抜けなくなったりし、「エッジィ」「メンズライク」「ライダースジャケット」といったものには負けちゃうタイプ。
言葉で表現するなら、すっきりしてソフトで控えめ、といった路線が似合うのですが、これって甘くも辛くもないよね。強いて味にたとえて言えば「無味」「薄味」になるのかなあ?
ファッション誌の言うことだけを聞いていると、世の中には「甘口」「辛口」「甘辛ミックス」しか存在しないように見えていたんだけど、そういうことではなかったです。味の世界にだって醤油味やバターコンソメ味やのり塩味などがあるように、ファッションスタイルにももっと多様な他の路線、他の軸、他の道がありました。
いやはや、そんなことすらわからない人間だったせいで、似合わないアイテムに無駄にお金を費やしてきました。他にもそういう方がいらっしゃるかもしれないので、何かのお役に立てればというつもりで書いておきます。
おしゃれに罪悪感がある人のこと
おしゃれにうつつを抜かすのを、まるでいけないことのように言う人にときどき出会います。まあ、生活が破綻するほどやるのはどうかとは思うけど、自分のお金で好きなことして何が悪い、と私は思うので、その考えには少しも納得いかないです。好きなことにうつつくらい抜かさないと、何のための人生だ。
それから、自分の親がそういうことを言う人だったせいで今でもおしゃれすることに罪悪感がある、という人にも会います。すでに乗り越えたという人もある程度いるから、それも含めたら数としてそんなに珍しくない。ひょっとしたら世の中の半分くらいは多かれ少なかれそういう人かもしれない。あまり楽しい話ではないからご本人たちも多くは語らないけど。
そんなことを思ってたときに、たまたま下のリンク先の小町のトピを読んで、なんだか考え込んでしまいました。「楽しむことは罪」ってさあ……、こんな価値観を持たされてしまったら生きるのが無駄に辛くなって当然だよ。そんな呪縛は振り払っていいと思う。
身だしなみに無頓着な母に育てられた女性の現在は? : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
身だしなみやおしゃれに気を配ることは、すなわち自分と周りを慈しんで大切にすること。
このトピを読むと、逆にそのことが浮かび上がってきます。
断捨離とか「10着しかもたない」とかについても、やりすぎるとこの罪悪感に通底するものを感じて、最近は距離を置いています。
人間が築いてきた衣生活の文化は豊饒であり、楽しまれるものである。この基本からははずれないようにしたい。
じぶん専用コーディネートレシピを作ってみた
朝なにを着ようかと選ぶ際に、どのようにアイテムを組み合わせてコーディネートするかに、ある程度決まった方法ができてきました。こういうやり方をすれば、変なことにならずにそこそこ上手くいくという、じぶん専用必勝パターンです。頭の中の整理を兼ねて、書いてみます。
0準備 自分に合うアイテム一式がそろったワードローブ
これがないと何も始められません。卵がないのに目玉焼きを作りたいなんてチャレンジング過ぎます。自分に合う形・色・素材・目的のアイテムがまずは必要。そのために今までさんざんお金を費やしてきたはずであります(自戒を込めて)。
今日の一句「ありもので作れるものしか作れない」
1 まずは、トップスとボトムスを選ぶ
単品で見ればどれを選んでもそこそこ自分に合うはずですが、私はコントラストが強いコーデが苦手です。なので、トップスとボトムスは濃い色どうし、あるいは薄い色どうしを選びます。ネイビー×ネイビーとか、チョコレート×ボルドーとか、ライトグレー×ライトベージュとか、オフホワイト×シルバーとか。
トップスがジャケットとインナーなど複数になる場合も、できるだけ同じようなグループの色を選んで、あくまでコントラストは強くならないようにします。
2 どのくらいアクセントをつけるかを考える
その日の気分や行き先によって、1にどのくらいのアクセントをつけるかを考えます。
2-1 全身同じような色合いの相当控えめな配色でもそれなりに似合ってしまう人間なので、アクセントをつけたい気持ちがゼロなら、例えば全身をグレー(あるいはブルーとか、ライトベージュとか)でそろえる、でもOK。仕事に行くならこんなのがむしろ良かったりします。超かんたんコーデ。同じ色合いでアクセサリーなど素材感の違うものをいくつか重ねるとけっこう洗練されて見えて、お得であります。
2-2 「今日はちょっと遊びたい」っていう日なら、トップスとボトムス以外の小物アイテムでどんな差し色をするかを考えます。差し色はトップスとボトムスとはっきり違う色ならなんでもOKで、黄色など目立つ色でもいいし、黒とか真っ白のようなベーシックカラーでもいいです。帽子、スカーフ、ピアス、ネックレス、ブローチ、ブレスレット、ベルト、タイツ、靴、バッグなど。これらのうち、1~3つくらいの色をそろえてアクセントにします。それ以外の小物は目立たない色でなじませます。1か所だけにはっきり目立つ差し色を入れるのは、コーデを考えるのが簡単なわりに「おしゃれしてます」感が出て、これまたお得。
2-3 私にしては珍しく「大き目な面積で目立つ色・柄を使いたい」っていう気分なら、スカートやタイツなど顔から離れたアイテムを目立つ色・柄に替えます。そして、小物のうち1~2個くらいをこの色・柄にリンクさせます。このとき、顔周りにくるアイテム(トップスやスカーフ)には色・柄を持ってこないこと(自分が負けちゃうので)。この目立つアイテム以外を意識的に控えめにすると、主役・脇役がはっきりしてコーデとしてのまとまりが良くなります。
3 コートを選ぶ
1と2でせっかく作ったコーデも、上からコートを着るとまた別世界になってしまうので、注意が必要です。
3-1 簡単に、あるいは控えめにしたいときは、トップスと同じ色のコートを選ぶ。すると、コートを着ても脱いでも同じような印象になり1と2で作ったコーデが崩れません。
3-2 「コートで目立ちたい」という気分のときは、ボトムスとまったく違う色のコートを選ぶ。そのとき、靴、バッグ、タイツ、スカーフ、帽子など、コートを着ても見える小物とも、上手く調和する色のコートを選べば変になりません(ここはちょっと条件が難しいのでおのずと選べるコートは絞られます)。
じぶん専用レシピ、こんな感じかな?
できあがり!
2016年に買って失敗したもの……
先日書いた「2016年に買ってよかったもの」の続きです。今回は去年の失敗について。
去年から、服や小物、雑誌など衣生活関連の買い物をすべて記録しています。しばらくたった今、そのリストを見直してみると「なくてもよかったなー」と思うものも多々ありました。
1 いちばんよくある失敗パターン
ヤフオクやメルカリで「ちょっと気に入ったかも」程度のアイテムを安いからといって気軽に落札して、着てみたらイマイチだった、というパターンです。
1回2回ならまあ許せる範囲ですが、だんだん気がゆるんで自分のなかのハードルが下がり、いい加減になっちゃうんですね。これが1年間たまるとけっこうな量になりました(かかった金額は合計したくない~~)。
事前に試着はできないし、まったく冒険しないのもつまらないので、ある程度はしかたないのですが、それにしてもちょっと基準が甘すぎたよなー自分、とは思います。
初いらすとやさん!
2 もうひとつの失敗パターン
そして、もう一つの失敗パターンはこんな感じです。たとえば「グレーのワンピース」「ピンクベージュのハンドバッグ」といったぐあいに特定のアイテムを探している途中で、ある程度のそこそこのもので妥協して買ってしまう。そしてやっぱり気に入らない。
こちらのパターンも中古で安かったりすると、急に自分の中のハードルが甘くなって、「まあ安いんだし買っておくか」となりやすいんですよねー。
とはいえこれも対処は難しい。実物を手に取れないネットオークションでは、ときには予想をはるかに超えた当たりを引くこともあります。そういうギャンブル性が楽しかったりもするので……って、ギャンブル中毒の心配をしたほうがいいのかな??
反省
こうやって書き出していると、メルカリなどで「安い」と思うとつい買ってしまうというくせが自分にあるのがわかりました。
去年は、おととしの反省から、プチプラアイテムを買うことをかなり抑制しました。今年2017年はネットオークションで買うのももっと厳しくするようにしまーす。
それから、あまり服のことばかり考えない、というのが大事かもしれません。というのは、ここに書いたような適当な買い物は去年の前半に多かったのです。後半はなぜ少なくなったかというと、ジムに通って痩せることに関心が向いていたので、服を買うことを忘れていたから。以前はヤフオクを眺めていたような時間でトレーニング情報を漁ってました。2017年も続けてお腹を引っ込めます!
しばらくはこっち方向で……
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ワードローブに加えるアイテムは2種類に分けられる
こちらの記事がとても参考になりました。
ワードローブに加える服には2種類あります。
1、定番のもの。合わせやすく、コーディネートの軸を成すもの
ex. 白シャツ、ボーダーシャツ、チノ、デニム、グレーのセーター、黒のタートル
2、皆が持っているものではない、自分にとってのスペシャルな一枚
ex. 綺麗な色のアイテム全般、H&Mで一目惚れした柄パンツ、ユーズドのツイードジャケット、旅先で買ったボヘミアンシャツ、etc,…
買い物は、常にこの二つのどちらかに当てはまるかどうか、
自分につきつけられている選択と思ってください。
これを読んだとき、いままでやってきたことが言葉になって整理されて、「なるほど」と腑に落ちました。
1の定番アイテムが揃えばコーディネートを組みやすくなるし、2の自分にとっての特別なアイテムが揃えば「自分はこういう人です」というのを表現しやすくなる。
服のことをちゃんと考えようと思い始める前の私は、どちらかというと2の方にばかり興味があって、1をおろそかにしていました。好きなものを集めているはずなのにまとまりがつかず、ごちゃごちゃしたコーディネートになってしまっていました。
いっぽうで、1だけじゃつまんない、ということもよくわかります。全身ユニクロとか全身無印とかってそういう状態のことだよね。そして、たとえば「全身が流行アイテム」なんかも、その人らしさが見えないという意味で同じつまらなさがある。
で、パーソナルスタイリストさんにアドバイスを受けて方針を作ってからやっていたのは、つまり「服はおもに1、小物はおもに2」というそろえ方だったわけです。そのことも今はっきりわかりました。
買い物は、常にこの二つのどちらかに当てはまるかどうか、
自分につきつけられている選択と思ってください。
おっしゃる通りであります。買い物のときには常に意識なのであります。
よーく考えようー
2016年に買ってよかったもの
2017年に入ってしまいましたが、昨年2016年に「買って良かった!」と思えるものをご紹介します。
2016年は、服関係で使ったお金と入手したアイテムをすべて記録しておきました。見直してみると失敗や無駄遣いも多々(多少ではなく多々…)あるのですが、そっちの話はまたいずれ……。まずは良かったものから。見直してみるとほとんど小物。服は必要なものがもう揃っているということもありますが、小物はとても使えるんだということもよく分かります。
2月 スカラップのクリーム色ベロアストール/antipast
直径5センチくらいの半円がつながったスカラップ型の細長いストール。素材と形が自分に合うようで、マフラー代わりに巻いているとよく褒められました。ふだんも普通に使っていましたが、光沢あるベロア素材なのでダークな色のワンピースに合わせて友人の結婚式にまで持っていきました。いかにも自分らしいアイテムってこういう物。中古で安く入手したのに一生ずーっと使えそうです。
3月 紫リネンシャンブレーワンピース/fog linen work
夏用に涼しいワンピースが欲しい、と思いこれまた中古で安く購入。色がとても顔映りがよいのと素材がとても涼しいのとで超お気に入りに。外に着ていくために買ったのですが、あまりに気持ちよすぎて家着にして夏の間毎日のように着ていました。もう一枚同じものが欲しいくらい。夏はリネンのワンピース一択でいいのかもしれないなー。
6月 緑とオレンジのトートバッグ/tricoté
とても目が詰んで丈夫なニット生地でできたバッグです。見た目はくたっと柔らかさがありつつ適度にハリもあるという、ちょっと変わった素材。ユニセックス仕様なのでサイズがたっぷりとあり物がたくさん入ります。ジム通いにも便利に使えました。現行アイテムなのに中古でとても安く入手できたのがほんとにラッキー。軽くて使いやすいので愛用していましたが、秋口からは秋らしい色合いのためさらに活躍しています。
6月 ネイビーの長財布・パーティバッグ/hiroko hayashi
以前より欲しいと思っていたアイテムに限定版ネイビーが出たと聞いて迷わず決断。お財布にしてはかなり大きめですが、その代わり名刺やボールペンやハンコまで一緒に入れています。持ち手のチェーンを付けられるのでパーティ用バッグとしても使用可だそうですが、普段にも持ち手は便利。毎日愛用中。
7月 ネイビーの夏用羽織りニット/ノーブランド
とりあえず間に合わせのつもりでプチプラで買いましたが、週に3日は着ました。今まで見落としていましたが、これは私に必要なベーシックアイテムだったんだな。ドルマンスリーブでゆったりシルエットなのが、風通しもよく着やすかった。
7月 ラズベリー色のガウチョパンツ/ノーブランド
「差し色で大きなアイテムは使いにくい」なんて先日別な記事で書きましたが、いやいやどうして、冬になるにつれて一層活躍度がアップしてきました。鮮やかな赤でクリスマスシーズンに良し。お正月に良し。ただ、プチプラなので、将来的に同じような役割をするアイテムに買い替えてもいいかも。
10月 オレンジと紫とグレーの毛糸スヌードと手袋のセット/ノーブランド
近所のショッピングモールの中にあるエスニック衣料のお店でピンときて買いました。ウール100%で暖かく、ちょうどよいボリューム。紫とグレーが自分の色なので選びましたが、実際つけてみるとオレンジが温かみある印象で良いアクセントに。スヌードと手袋を両方つけただけで全身コーディネートが出来上がります。前出のオレンジのトートバッグとも偶然よく合い、一緒に使っています。
12月 ネイビーのチロリアンシューズ/Paraboot
なぜか急に夫がパラブーツの靴をどれか買ってあげると言い出したので、買ってもらいました(理由はいまだよくわからないのですが……まあ、ありがとう)。パラブーツといえばこれというモデルに今シーズンは限定色でネイビーがあったので、迷わず決めました。雨でも気にせず履ける仕様でありながら見た目はちょっとかわいらしい。カジュアルですが革靴なので高級感もあります。そしてなにより靴が決まると全身のコーディネートが引き締まります。スニーカーがイマイチ苦手でカジュアル靴に困っていましたが今後はこれでいこう。
★ 関連の過去記事はこちらからどうぞ。
★さらに一年前の話はこちら。
「私服の制服化」にアイテム追加
今まで手を出さなかったアイテムに手を出しました。
柄物のスカートです。
自分の「制服」を決めたときには入れなかったアイテムなのですが、取り入れてみると、意外といいかも。
そもそも、冬に寒色を中心にしたコーディネートをすると、どうも寒そうに見えるのが気になって、この冬は温かみのある色を取り入れたいと思っていたところでした。
また、柄でごちゃごちゃするのが苦手なので、遠目には無地に見えるようなアイテムを選ぶようにしてましたが、これも寂しくなりやすい原因の一つ。
こういった問題をクリアするなら、普通は「ストールやスカーフで色柄を取り入れる」といった答えが有効なのでしょうが、顔まわりにごちゃごちゃした柄が来ると、すぐ負けてしまうわたくしめであります。
実は従来もブラウスには色柄を許容してきているのですが、正直なところ、顔まわりに来る色柄に自分がときどき負けているのが自分でもわかり、カーディガンやジャケットを重ねて柄の面積を小さくして着てます。
じゃあ、どうしたらいいの〜〜? ということで「顔から離せば色柄も大丈夫なのでは」と思いつき、柄スカートを買って合わせてみたところ、よいアクセントになってます。一応、柄の中には自分のベースカラーがいくつも含まれるようにして保険をかけました。
自分の「制服」には、「スカート」自体を入れてなかったので、スカートをわざわざ買うのも久しぶりです。
コーディネートの幅が広がりそうで、これからが楽しみです。
★いままでの「私服の制服化」については、こちらで書いています。