【ダメ】これだけは気をつけて、シルクのお洗濯【絶対】
爽やかなよい季節なので、お洗濯も気持ちよくできるこの頃です。ふだんは洗わないようなものでも洗濯してみようかという意欲が湧きますが、その前に一つだけ私の失敗をお知らせしておきます。
シルクは絶対に日陰に干して!
エマールみたいなやさしい洗剤を使って、やさしく手洗いするところまではよかったのですが、ひなたに干したことでぶち壊しになりました(泣)。
日に当てるとシルクは黄ばんでしまいます。
白いTシャツで部分的にシルクを使ったものを干しておいたら、見事に衿ぐりと袖ぐりのシルク部分が黄ばんでしまいました。これは漂白しても取れないんだそうです。
この時期は思う以上に日光が強いのでさらに危ないです。皆様、お気をつけくださいまし。
こんな風に干しちゃダメ絶対。
むかしの柄Tシャツを復活させてみる
このごろロゴやディズニープリントの入ったTシャツを着るのが流行ってるみたいですね。私はふだんはあまりTシャツを着ないのですが、ジムで着たり寝巻がわりにしたりするTシャツが手持ちに何枚かあります。
その中の一つが、ずいぶん前のユニクロで買った、ウォーホルのブリロの箱がプリントされたTシャツ(柄は下の写真のと同じ)です。
たまたま思いついて、グレーのジャケットの下にこの柄のTシャツを着て行ったら、柄がよいアクセントになって新鮮でした。柄は、ネックレスやスカーフをするのと同じような効果があるんですね。
これを買ったのと同じときにも何枚かアンディウォーホルの柄のTシャツを買ったはずなのですが、他のは捨ててしまっても何故かこれだけが生き残ってました。自分が着てみて、どことなくちょうどよい、ということをどこかで感じ取っていたのかも。ずっと手元にあるアイテムにはそれなりの理由があるということかもしれませんね。
よく考えてみたら、下記のようなポイントがあると言えそうです。
- 自分の他の服と、赤白青の配色がなじみやすい。
- ある程度主張する柄だけど、そこまで派手派手でもなく、ちょうどよい(10年近く着て色が褪せてきたのもよかったかも)。文字と線なので、キャラクターものほど子供っぽくもならない。
- 英語や仏語でなにか一言書いてある系のやつはその意味が気に入らないと着にくいですが(happyなんて書いてあったらhappyじゃない日には着れない。大人は複雑であります)、これはただの洗剤の箱だからどうでもいい(そもそもウォーホルのブリロ箱は、その意味のなさ加減を逆にアートにしたというやつだもんね)。
柄やロゴは直球な主張になるので自分の考えと一致させておきたいよね。
夏のインナー選びで気をつけるポイント
夏用のインナーとして、これを買いました。しかも3枚セット。
冬の間は「どれだけ寒さを防いでくれるか」がインナー選びのポイントになりますが、夏のインナーに求めることはまた違いますよね。
- ちらっと外に見えてもおかしくないかどうか
- 肩ひもが襟ぐりから見えないか、裾がスカートからはみ出ないか
- 汗をよく吸収してくれるかどうか、肌触りがさらっとしているか
- 洗いやすくてすぐ乾くか
……こんな点を意識してしまうと思います。
とくに1は重要。インナーに、変なレースやデザインがついていたり、変な柄や色だったりすると、そういうのがうっかり空きからのぞいたり、服の上から透けて見えたりして、意外に気を使わないといけないポイントだったりします。
今回選んだものは、色は単なる黒か白の無地(ベージュもあったけどちらっと見えてしまったときにオバサン度が高くなるので回避)、形はなんの飾りもないただのスリップで胸元から見えても大丈夫、というごくごくシンプルなものです。こういうのが意外とすぐには見つからないですよね。
それから、今まではなぜか同じようなスリップでもお尻くらいまでの短い丈のものを選んでいて、別にフレアショートパンツ型のインナーをはいていました。が、今回は85cmというやや長めの丈です。ワンピースの下にはこれ一枚でOKですし(風が通って涼しい!)、ボトムがパンツなどのときも、スリップの生地が薄いのでとくに邪魔にならずに適当にたくし込んではけてしまうことがわかりました。
いままで選んでいたのはこういう短いタイプ
★過去のインナー選びについては、こちらの記事もどうぞ。もちろんこの夏も使ってます。
クローゼットから処分したもの
本格的に夏物を着はじめるこのタイミングで、クローゼットの整理をしました。いままでの数回の整理をかいくぐって生き残ってきたアイテムからも、今回はいくつか処分しています。反省をかねて記録しておきます。
柄物のトップス
顔周りに柄がくるジャケットやブラウスを処分しました。遠目には無地に見えるような淡い柄のものは大丈夫なのですが、コントラストが強い柄物に対しては違和感を覚えるようになってきました。かつてはお気に入りだったアイテムで、どれも柄そのものは嫌いではない(というか、むしろ好きで買ったものばかり)のですが、自分が着てどうかと考えると「もっと合うものがある」という答えにならざるをえません。
買い取りに出したら額もそれなりで、ほっとしました。似合う人のもとに行って第三の人生(ヤフオクで買ったものなので、第二の人生がうちでした)を歩んでおくれ。
青緑色のアイテム
青系は全般的にかなり得意なほうですが、それだけに手持ちのアイテムも多いです。そうすると黄味がかっていたりくすんでいたりしがちな青緑色(ターコイズとかティールとか)にあまり手が伸びなくなりました(なぜか緑色はまた別腹。ウィンター系のはっきりした緑は結構いけます。色って微妙だよねー不思議ですねー)。他のアイテムが増えてきたので、無理に着なくてよいとしました。
パーソナルカラー診断については、「あまりとらわれ過ぎるな」という話が最近はやっていますが、さらに一周回ってくると、やはり顔映りの良い色だと自分が良く見えるというのも実感します。厳選するなら苦手な色よりは自分の得意な色を選ぶのが得だと思います。というわけで、このごろはパーソナルカラーをかなり意識するようにしています。
くすんだ色のストール類
ヤフオクで安く買ったファリエロサルティのストールを持っていました。サックスブルーと言えなくもない色でしたが、やや緑がかってくすんでおり、どうしても澄んだ色のストールに比べて顔色がどんよりと見えてしまいます。ネットだとそこまで微妙な色のニュアンスが分からなかったです。肌触りはとてもいいんだけど、結局は登場機会があまりないので、出しました。
他にも「便利そう」と思って買ったストールで、結局あまり活用できなかったくすんだ色のものを処分。
50cm角くらいの小さいスカーフ
今わりと流行っているアイテムですが、首の回りにきゅっと小さくスカーフを巻く、ということを結局あまりしませんでした。70-80cm角くらいのサイズじゃないとほぼ使わない。ずーっと昔から持っているスカーフもあったのですが、ついに処分。
これが似合わないのは自分がストレートタイプだからだよね、と、今ごろになって気がつきました。少し前にはやったボリュームのあるストールをぐるんぐるん巻くのも不得手でしたが(ただのむち打ちの人になってました)、これも同じ理由と思われます。
ヤフオク・メルカリなどでの失敗
はい、またこれ来ましたー。上に記した項目とも重複しています。
サイズのバリエーションがある服と靴については、この方法で100%満足できるものを入手するのは難しいですね。とはいえ、いろいろなものを安く試してみる、という意味で自分の肥やしにはなっているはず(……と思いたい)。
つまりは、自分のストライクゾーンがかなり絞り込まれてきた、ということでもあるので、そろそろあれこれ好奇心で試してみる面をセーブしてもいいのかもしれない、と思います(……と書くのは何度目なんだろう)。
着古した基本アイテム
着るものに気をつけはじめてから数年、よく活躍してくれたアイテムの中から次に交替させるべきものが出てきました。グレーの綿パンツ、ネイビーのスカート、麻のベージュのジャケットなどです。ほんとにしょっちゅう登場する機会があった基本アイテムは、5年と言わず3年くらいでくたびれ感が出てきますね。これらは「じゅうぶん使ってあげられた」という満足感とともにお別れであります。
ユニクロのワゴンの中で激安になっていて部屋着用に買ったもの
ユニクロにうっかり立ち寄ってうっかり何かを買ってしまうという事案は相当減ってきたのですが、以前から持っていて「寝巻がわりにしよう」と思って取って置いた490円くらいのアイテムをいくつか捨てました。寝巻用はそれはそれでよく着るアイテムというのが別にあるんですよね。結局「買ったけど全然着てないからたまに家でもこれを着てみよう」とむりやり何度か着ましたが、ほおっておくとそのままなので、たいして傷んでもいないんですが、もう捨てました。こういうのはほんと買っちゃダメですね。
人からなぜかもらってしまったけどいまいち好みに合わなくて(そりゃそうだ)、家の中で着ればいいやと思ってとっておいたアイテムも、これといっしょに捨てました。自分でいいと思って買った服じゃないと、ほんとに結局着ないです。
入れ替えは必要だよね
★同じような記事は過去にも何度も何度も何度も書いてます。進歩してると思いたい……(泣)。
実際に着るかどうかは着ごこちに左右される
そういえば、今まで一度も話題にしていませんでしたが、「着ごこち」の良し悪しは、実際にその服をしょっちゅう着るかどうかにとても影響があると思います。
自分がどうしているかを考えてみても、色や形は気に入っていたとしても、肌触りが悪いからイヤとか、暑く(寒く)感じる生地だからイヤとか、着ていてなんだか疲れるからイヤとか、そういう理由であるアイテムを避けて着ないことが時々あります。
新しいアイテムを買う際にも、同じような見た目の候補がいくつかあるとして、「これは安くて見た目も気に入ったけど、その分肌触りが悪いんだろうなあ…」と考えて避けてしまうこともあります。実際には何度か着てみないと判断がつかないことも多いですが、質の良いブランドの品を選びたくなる理由の中には、そういう安心感を買うという部分もあります。
他の人からはまったくわからない部分なので、本人さえ気にしなければ本当にどうでもいい要素です。でも、着るものを通じて自分自身が良い気分になりたいとすれば、これこそが最も重要なことかもしれないと思います。
服選びにいちばん大事な条件だったりして
こんなカプセルワードローブ作ってみたい
自分のスタイルとはちょっと違う路線ではありますが、こんなカプセルワードローブなら素敵だなーと思います。
もし「10着しか持たない」ならこんな感じを意識してみたい。
http://pst.postris.com/posts/37146_137415870_l.jpg
実際に自分で着るとしたら雰囲気をあと二、三段階は色味をソフトにしなければなりませんが、ごちゃごちゃしないところ、カジュアルすぎないところ、品があるところ、ハード過ぎないところ、トレンド重視でないところ、パッと目を引く目立つアイテムを使わず全体に色味を控えめにまとめているところ、などが、好きなスタイルです。
自分に寄せるには、と具体的に考えてみると、
- コート、ジャケット、タイトスカート、ロングカーディガン、スキニー、が真っ黒なのをもっと明るい色(たとえばミディアムグレー、ブルーグレーくらい)に変える。
- 大小のバッグ、ヒール靴、ロングブーツ、マフラー、手袋を茶色でそろえているのを、ブルーベースの色(たとえば、グレー、シルバー、黄色過ぎないベージュ、ボルドー、など)に変える。面積が小さいものは黒でもいいかも。
- 腕時計、ベルト、サングラスの金具がゴールドなのを、シルバーに変える。
- グレーのタンクトップとストールはこのままでもいいけど、他のアイテムにグレーが多くなっているので他の色(ライトブルーやオフホワイトなど)に変えてもいいかも。
- 暗い色を明るめにしたり茶系をグレー・青系に置き換えたりした分、色でのメリハリがだいぶ弱くなるので、その代わりにアクセサリーやスカーフなど小物を足して変化をつける。その際、小物はこれらの服ほどコンサバなものでなく、ちょっと遊びを入れてもいい。
- 大小のバッグについては、ここまでコンサバなものじゃないほうが好き。もっとモダンな雰囲気のものにしたいです。
くらいでしょうか。
色以外の形や素材などは、このままでも着られそう。なにより個々のアイテムの選び方が上品で高級感があり、仕事服としてすぐ使えそうな気がします。
★ほかの人のカプセルワードローブの組み方を見て、自分用にカスタムしてみる妄想は楽しいので、今までにもときどきやってます。自分の好みが一定しているのはいいとして、実際に自分が着るよりもやや堅い雰囲気のものを選んでしまう癖があるなあ、と。
aarikkaの木のアクセサリー買いました
フィンランドのaarikkaのサイトから、アクセサリーをいくつか買いました。
アクセはもちろんのこと、このモデルさんが着ている服も私がめざしているスタイルに近いであります! 参考にしよう。
木を使った温かみのある、かつモダンな印象のアクセサリーが豊富で、大好きです。はじめて買ったのは15年ほど前、ときどきのぞいていた家具屋さんにあったのを見つけたのがきっかけでした。当時買ったものも今までずっと現役で気に入って使っています。気に入ったものをずーっと使い続けることが可能なのがアクセサリーのいいところ。こういう小さい面積で差し色として取り入れるのもいいし、自分のカラーパレットに合わせてなじませる色で取り入れてもいいですね。
日本のセレクトショップでもたまにaarikkaのものを置いてあるのを見かけますが、あまり種類がないんですよね。直接注文すると日本で売られている値段の半額近くで買えます。が、1回の送料で20ユーロかかるので、欲しいものをいくつかためてから、注文するようにしています。
昨日届いたところですが、まだもったいなくて眺めるだけにしています。
どれから使おうかなー。
夏服への入れ替えを2段階に分けてみた
連休中に、冬物をしまい、夏服を出しました。
ちょっと気が早いかも…とは思いつつも、真夏の服まで全部だしました。まだちょっと寒いんですが、新鮮なので半袖やノースリーブを着たくなっちゃいます。
今年は、GWの連休中(今回)とその前の3月の、2回に分けて衣替えを行ってみました。何をどうしたかをまとめると以下のようになります。
前回3月の衣替え
①秋冬物のうち、いかにも冬な雰囲気の(ダークな色のもの、起毛素材のもの)をしまう
②明るい色で起毛していない素材のものはそのままにしておく
③長袖・七分袖の春~夏服を出す
今回5月初めの衣替え
④上記の②をしまう
⑤裏地のあるジャケット、コートなどをしまう
⑥真夏用のもの(ノースリーブなど)も含めて、しまっておいた夏物を全部出す
いままでは、一度で服の入れ替えを行おうとして寒かったり暑すぎたり、どこかに無理が来ていました。
このように2回にわけると、春先の気温変化にも対応しやすかったです。
冬物から夏物への入れ替えについては、前にも書いています。
そこまで「おしゃれ」したいわけじゃなかった件
着るものをどうしようと考えるときに、「ファッション」とか「おしゃれ」っていう言葉を漠然と使ってますが、言葉の意味をよく考えると「ファッション=流行」だし「おしゃれ=服装や化粧などを洗練したものにしようと気を配ること」おしゃれ【御洒落】の意味 - goo国語辞書、なんだそうです。
そう考えると、私は流行アイテムで全身固めたいと思う人間ではないから、そこまでファッションに関心があるわけじゃないと言える。
洗練された身なりになりたいっていう気持ちはたしかにあるけど、それに対して今実際に自分がしているほどお金や労力をかけたいかというと、別にそこまでしなくていいかなと思います。つまりは、そんなに「おしゃれしたい」わけでもなかったです。
じゃあ、こんなブログを書いたりしていったい何をあれこれ考えているのかというと、服には、私自分が有利になるように役に立ってもらいたい、という期待があります。実益。現世利益。
状況に合わせたある服を着ることによって、例えば、「この人に仕事を任せておけば大丈夫」とか「この人はそんなに悪い人じゃないよ」とか「この人と話したらきっと面白いよ」とか「この人の言ってることは聞いておかないとまずいかも」等々、といった雰囲気を、周囲の人に対して与えてほしいです。
えげつないことをあからさまに書いてしまえば、服によって「人間関係のヒエラルキーの上位に行きたい」という気持ちだって、確実にあります。
それなりの時間やお金をかけているんだから、このくらいは役に立ってほしいでありますよ。せめて、「趣味兼実益」くらいの位置づけにはなるようにしておきたい。逆に言えば、役に立ってくれるのならば、ワードローブが10着だろうが1000着だろうがどっちでも構わないし、プチプラだろうがハイブラだろうが、1回しか着ないで捨てる服があったって別に構わないです。
いっぽうで、「似合う」「自分らしい」は、より効果的に服に役に立ってもらうためには外すべきでないポイントかもしれないと思います。服は買い替えることでどうとでも変えられるけれど、自分自身という中の人を入れ替えることはできないから、そこにはおのずから制限が出てくるはず。
そして、自分が人にどういう印象を与えるかが大事なので、私はあくまで他者志向です。「自分が満足できればいい」のなら、いつでもゆるゆるした楽な服装していれば済む話です。自分がどんな格好しているかなんて、写真や鏡を使わなければ自分の目で見ることさえできないわけですよ。自分のためだけを考えるなら着ごこち以外はどうでもよいことになる。だから服装は「人から見られて評価されてなんぼ」の世界だと思います。
いま急にこの話を書く理由がとりたててあったわけじゃないのですけど、自分がどこに行きたいのかを見失わないように、いったん書いておきます。「おしゃれって思われるためにおしゃれする」なんて、まるでやる気がないです。
よく考えたら、今回の話に近いことはいままでにも時々書いていました。
セットアップはコーデが楽!!! さらに利点もあるという話
ごく最近になって気づいたことですが、セットアップってコーディネートがすっごく楽なんですね!!!
(ハイ、いつも当たり前な話にいちいち驚いている当ブログであります)
セットアップと言ってもいいし、スーツあるいはツーピースなどと言ってもいいです。つまりはトップスとボトムスがセットになっている服のこと。
職場は、スーツ着用必須になる場面がほぼない(年に1~2度あるかないか)環境なので、いままで上下セットで着ることがほとんどありませんでした。むしろセットで着ると堅苦しくなりすぎるんでは、などと考えて、わざとバラバラにして、メンズで言うところのジャケパンスタイルで着ていたくらいです。
セットアップの威力を見た!!!
それが、たまたまふと「たまにセットで着てみるか」と思いついて着てみたところ……、
- まずコーディネートがすごく楽。上下がもともと合うようにできているので、当たり前ですが、あとはインナーをプラスするくらいで完成します。小物も映えるから選びがいがあります。
- そして、なんといっても職場でちゃんとして見えること。スーツといっても就活用みたいなクッソ真面目なものではないのですが、それでもセットにしているとバラバラに着たときよりも、ちゃんとして仕事モードに見えます。いわゆるスーツじゃなくても、ブラウスとスカートのセットみたいなものでもきちんとした雰囲気をアップする効果があります。
コーディネートが楽なアイテムといえば、まずはワンピースを考えますが、セットアップには同じ効果があるし、さらに別々に着ることもできるという良さもあります。
これからはもうちょっとスーツを着る日を増やそうか…と考え中です。
今ごろトレンチコートを買いました
猫も杓子も着ているトレンチコート、そろそろブームも下火のこのタイミングで、買ってしまいました。
ネイビー、ハーフ丈で裏地なしの軽いもの。
肩章もなく、あっさりしたデザイン。
生地は薄めですが、密な織りでハリがある。
ベルトを締めないで羽織ったら、トレンチというよりピーコート。
着始めたら、便利で手放せなくなりました。
色と形がまじめなので、通勤時に何も考えずに着ていけます。
着心地が軽くて楽。
ハーフ丈はボリュームがあまりないので、構えずに着られてハードな雰囲気になりにくい。さらに襟をガバッと左右に開かず、閉じて着てます。
基本ビジネス用なので、中にジャケットを着ていてもちゃんと肩が収まるサイズ感。
いちおう雨も風も通さない特殊素材なので、レインコート代わりにも。
重いかなと思ったけど、春用の白っぽいストールと合わせれば、春らしい若々しい雰囲気。丈が短いからボトムスを明るくしてもいい。
春らしいベージュ色にすることも考えたのですが、春の白っぽいベージュは秋には合いにくいかもしれないのでやめました。
秋に売り出されるベージュのトレンチはもっと濃い色をしているし、それだと色が私のワードローブに合いにくい。
買ってみて思い出したんですけど、20年くらい前の若かりしころにも同じようなハーフ丈のネイビーのトレンチを着てました。当時の彼氏が「こんなの似合うんじゃない」と選んでくれたもの。そのころもしょっちゅう着ていたなー、と懐かしいです。
見つけた時も「あ、これだ」とほとんど迷わずに選んでしまったので、なんかこういうものが好きなんだろうな。
春物ベレー帽みつけた
近所のショッピングモールのアースでこのベレー帽を入手しました。
私は、自分がかぶる帽子のタイプはベレー帽と決めています。秋冬物のウールフェルトのはいくつか持っているのですが、暖かい季節にもかぶれるものがありませんでした。
たまたまのぞいてみたアースのお店で何の気なしにに試着してみたら、ふわっとした大きめのサイズと形もぴったり、マットなピーチスキンの生地感もぴったり、色のバリエーションも豊富でサックスブルーとダークブルーがその時の格好にぴったり、と、まったく文句なしだったので、とくに予定はなかったものの即決。しかも色違いで2色買ってしまいました。
帽子は顔周りに来るせいでかなり目立つので、アクセントカラーではなく自分にとってのベーシックカラーを選びました。これにブローチやピンバッジ、コサージュなどをつけると、かなり雰囲気を変えてかぶれます。複数つけてもいいし。
ベレー帽は好きなので、帽子売り場に行けば試着してみます。でも、微妙な形の違いやサイズ、素材などで似合う似合わないがあり、どれでもいいわけじゃないのです。
たとえば、ベレー帽につきものの頭のてっぺんからピョコッと出てるヘタみたいなもの、あれがあるのが似合う人とないほうが似合う人といるんですよ。わたしはないほうがいいタイプ。
「ヘタ」ありタイプ
それから、かぶり口のふちがこの写真のように内側に巻き込まれている形と、少し狭くなって外に出たままの形(この説明で伝わる?下のリンク先の写真みたいなかぶり口のやつ)とがあり、私は内側に巻き込まれているのが似合うタイプ。
生地も、くたっとしたものから麦わらみたいに固いものまであり、これはしなやかだけどある程度のハリもあって形を整えやすい。
プチプラなのにしっくりくるアイテムが見つかって嬉しい! この春のおしゃれポイントはこのベレー帽で行きまーす!
★ ベレー帽が好きな話はここにも書きました。帽子は重心を上に上げられるアイテムなので、スタイルアップには効果大ですよ。
ジャケットの上からベルトをしてみたよ
グレーのテーラードジャケットを着て出勤してきましたが、パンツとブラウスと合わせてもいまひとつポイントがなく、コーディネートが決まらない。
お仕事用にはいいアイテムなんだけどね…
ふと思いついて、職場の化粧室でジャケットの中・ブラウスの上にしていたベルトをジャケットの上から締めてみたら、うまい具合にアクセントが加わって、まとまりあるコーディネートになりました。
ほんの少しの違いだけど、目を引く場所なのでずいぶん見た目が変わりました。
そして、これは、ジム通いでお腹周りが痩せたおかげでもあります。
いままでは、同じベルトだと、ジャケットの上からするには長さがちょっと足りなかったのです。
また、ジャケットの上からベルトというコーディネートはかなりお腹を目立たせるので、いままでなら思いついても絶対にやらなかったはず。
いろいろと有難いことです。
メンズサイズのアイテムが使えるようになった
手持ちのアイテムの中に、メンズサイズのマウンテンパーカとブルゾンがあります。
形や色は気に入ってるので「ちょっと大きいんだよなー」と思いつつも、ときどき着ていました。
ですが、ビッグシルエットが流行ってきたおかげで、この春からは、ちょうど流行りのアイテムを着ているように見えてきました。身頃や袖がゆったりして肩が落ちているのが、ちょうどそんな風に見えるんだよね。
「サイズが合わない服はダメ」とは聞いていても、捨てられずにこっそり持ち続けていたアイテムたちです。まさかこんな日がめぐってこようとは。捨てないでよかったー!
それにしても、半年前の秋には大きすぎると思っていたサイズが、数か月で「いいかも」に変化するのって不思議だよね。手持ちのアイテムを使いやすくなるのはよかったけど、なんだか理不尽な気もします。
スタイルは甘口辛口だけじゃないぞ
「甘辛ミックスコーデ」とか「微糖派」などと言われるように、ファッションのスタイルを甘と辛に分類するという習慣があると思います。たとえばこんな記事はそうだよね。→そのファッション、甘口すぎてボヤけてない? 大人女子のピリっと締める甘辛ミックスの法則
今になって振り返ってみてわかったことですが、この分類に惑わされていくつも失敗したわー、と思います。
今になって思うと、私は甘口も辛口も似合わないタイプです。
さっき例にあげた記事なら「ふんわり」「かわいらしい」が甘口で、「エッジィ」「メンズライク」「ライダースジャケット」が辛口に当たるのでしょうけど、私はこれらがどれも似合わない人間であります。
「ふんわり」「かわいらしい」だとぼんやりしたりあか抜けなくなったりし、「エッジィ」「メンズライク」「ライダースジャケット」といったものには負けちゃうタイプ。
言葉で表現するなら、すっきりしてソフトで控えめ、といった路線が似合うのですが、これって甘くも辛くもないよね。強いて味にたとえて言えば「無味」「薄味」になるのかなあ?
ファッション誌の言うことだけを聞いていると、世の中には「甘口」「辛口」「甘辛ミックス」しか存在しないように見えていたんだけど、そういうことではなかったです。味の世界にだって醤油味やバターコンソメ味やのり塩味などがあるように、ファッションスタイルにももっと多様な他の路線、他の軸、他の道がありました。
いやはや、そんなことすらわからない人間だったせいで、似合わないアイテムに無駄にお金を費やしてきました。他にもそういう方がいらっしゃるかもしれないので、何かのお役に立てればというつもりで書いておきます。