着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

好きなのに着ない服

春への移り変わりに合わせてクローゼットの整理を行っていますが、一体どうしたもんかと思うのがこの「好きなのに着ない服」。いくつかそういうアイテムがあります。

この冬もそんなには着なかったよなあ……、とわかってはいるのですが、柄や生地・デザインは好みで、取り出して触れてみると「うん、これは良い」という気分になってしまいます(ときめいてます)。実際着てみて、そんなに難点があるわけでもない。

が、なぜかあまり着ないのですよねー。なんでだろ。

思うところを書き出してみる。

  1. ライトグレーのウールのロングコート: 厳寒期にはダウンコートを着てしまう。似たような色のニットダッフルも持っている。ちょっと雰囲気が私にはシャープすぎる面もあるかも(そこがいいと思ったんだけどね)。素材良し。
  2. ミントグリーンとベージュのボーダーのノーカラージャケット: 色・デザインともに似合います。が、着丈がかなり短くて合わせるアイテムを選ぶ。素材はシルクで着心地は良く、春から初夏にぴったりで冬に着てもおかしくないなんだけど、ちょっと気を使ってしまう。
  3. アイボリー地にグレージュの柄のラップワンピース: 柄がお気に入り。でも、やや薄いジャージー素材なので、冬に着るには寒いかな。でも七分袖で夏に着るには暑い。これもシルクでちょいと気をつかう。
  4. 紬の黒のチャイナドレス: チャイナドレスといっても、マットでラフな素材感でスリットもなく、ちょっとお出かけ、ギャラリーに行くコンサートに行く、なんてときに着るのによい。ほっそりして見えるし、よく褒められます。ふだんとすごく雰囲気を変えられる。

うーん、こう見てみると、いま私がよく着ている服よりも、これらの「着ない服」は少しだけドレッシーなアイテムなんだろうなあ。実は2年前に職場が変わって、その前よりも私の服装がややカジュアルになったのは自覚しています。なので、つい気楽なアイテムを手に取ってしまうんですよね。

もし、「アイテム数を減らす」を目的にするなら、こういうものは手放すべきなのだろうな。手放してもあまり困らないことはわかっています。どのアイテムも去年は1回ずつしか着ていないかも。

でも、「気に入ったアイテムで自分のワードローブを作り上げたい」「バリエーションを広くもちたい」など、また別のことを目的にするなら、持っていてもいいのかも。

どうしようかなあ……。