夏のセールで買ったもの:プチプラ編
必要なアイテムが揃ってきたー、なんて書いてはいますが、今回のセールでもしっかりお買い物しております。備忘を兼ねて記しておきます。
ユニクロのストレッチブレザー
いまはもう公式サイトにも出ていないものですが、ネイビーのブレザーをユニクロで買いました。元は8000円くらいのものが2000円弱になってました(出た!安買い自慢)。
試着してみたところサイズがぴったりで、変なしわも出ない。ベーシックなネイビーブレザーを持っていなかったので、迷わず入手。
背抜きで裏地がついているので、夏用ではないのですが、エアコンが効いたところだけで着る職場用の置きジャケットとして活用するつもりです。
ダークレッドのガウチョパンツ
ポリエステルで少しひらひらする素材の膝下丈です。近所のショッピングモール内にあるセレクトショップで購入。2000円くらい。いわゆるおばちゃま向けショップではあるのですが、面白いアイテムも置いているお店なので、時々覗いています。
ガウチョは下からも風が通って涼しいね。それからラズベリー色に近い暗い赤色が、真夏から秋に向けての差し色として活躍するんじゃないかと踏んでいます(秋にも着るぞ)。ラズベリー色とかプラム色とかブルーベリー色みたいな暗い赤~紫~青は結構似合うし好きなのですが、なんにせよ数が少ない。見つけたらチェックしています。
シャンブレーのジレ
シャツみたいな生地でできたジレ。色はサックスと白の交織。これも上記のおばちゃまショップで見て目をつけていたもの。4000円くらいです。ちょっと凝ったデザインになっている。
ちょっとTシャツの上に羽織ったりするのに良いです。ジレは小物を一つプラスする感覚でとにかく使えるアイテムです。コーディネートが複雑になって深みが出るんだよね。
ネイビーのドルマンスリーブのカーディガン
冷房よけとして購入しましたが、それ以外でもかなりよく使っています。薄手で粗く編んだニットなので風が通るし、くるっと巻いてバッグに入れられる。カーディガンはあまり積極的には選ばないアイテムなのですが、身体にぴったりしないシルエットのものなら私にも合いました。
同じようなアイテムはこの時期にはどの店にもあるので、プチプラ同士でいろいろなものを試着しまくって決めました。これは4000円くらいだったかな。
そういえば、プチプラはあまり買わないようにする、なんて今年の1月には書いていた(下記)のですが、4つも買いましたね…。まあ、見極める目ができてきた、と思うようにします(汗)。ただ、質感としてはワンシーズン着られればいいかな、という感じです。やはりそれなりの値段がするものとは作りが違うなあというのは、感じざるを得ません。
自己評価が低いと服装が変になる
今日は朝から役に立つ記事を読みました。
「毒親」という略称がすでに定着しているほどですが、念のために記しておくと。毒親とは、スーザンフォワードの著書『毒になる親』に書かれているような、子供を精神的・肉体的・経済的に虐待するひどい親のこと(毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫))。
上の記事にも記されていますが、そういう親に育てられると自己評価が不当に低くなっちゃう。だって子供のころから自分に自信を持てなくなるような言葉を親から浴びせかけられて育つわけだから(ひどい話だよね)。
服装が、「自分とは何者なのかを服を通じて目に見える形にし、周りの人とコミュニケーションを図ること」だとすれば、自分自身を不当に低く評価しちゃってると、その人の本来の良さを人に見せるどころか、「自分なんてつまらないものを人様にお見せするわけにはいきません」と、変に自分を隠そうとする服装になってしまう。そしてそれは他の人から見たときに、本人とはどこか不釣り合いで変な格好に見えてしまう。
「毒親育ち」に限らず、他の理由であっても、自分に自信がもてないと同じことになるよね。自分自身と適切な距離感を取れてないと、自分と他人の距離も見誤ってしまう。服装なんて、つまりは自分と他人との距離をいい具合に調整するためのツールのようなもんだから、当然ツールの使い方もずれてしまう、というか。
(もしかすると、このツールである服装をうまく使っていくことによって、自分自身に本来あるべき適切な評価を取り戻せる可能性もあるかもしれないけど。まあ、逆は必ずしも真ならず。なんとも言えません。)
このテーマは、私には簡単には取り扱えないので、今回はこれくらいにしておきますが、自己評価と服装は深くリンクしているというのは、確かにそうだなと思います。
スーツ系じゃないかっこいい仕事服
この記事で紹介されているケイトブランシェットの服がすごく好き。
社内で製作などの作業ができるくらいのカジュアルさがあって、ファッショナブルすぎるあまりけばけばしくなったりせず、かつ大人っぽく高品質。
こういうお手本てなかなかないんだよね!
ベーシックカラーに近い範囲でのニュアンスカラーどうしの組み合わせも、とても素敵で好みであります。
自分スタイル作りにあたって考えること
以前にも読んだこの本、高村是州著『ファッション・ライフのはじめ方』を再読しました。
服と自分自身・他人との関係、内面と外見の関係、カッコいい・おしゃれ・素敵とは何か、といった問題について本質的に答えてくれる内容だと思います(そういう根っこの部分を書いてくれる本ってなかなかないんだよね~)。
今回、私のツボにはまった部分をメモしてみます。
- 服は自分を表している。服をまとうことで「自分はこういう人物なんだよ」と伝えることができる。
- 自分の服装が気になるということは、他人が気になるようになったということ。自分のことだけでなく、他の誰かのことを考えるようになったという素晴らしいこと。大人への第一歩。ファッションは「自分以外の人に見てもらう」が大前提(←無人島で生活していれば服は必要ない)
- 「おしゃれ」とは、服を着こなして素敵になること。
- 「カッコいい」とは、①容姿が優れていること、②自分らしさが輝いていること。
- 「個性」とは、その人らしさ。「○○さんをひとことで言えば□□□」の□□□のこと。
- 「カッコいい」人の服の選び方は、まず自分を客観的に理解すること、そして時代の流れを知り、自分の「生きざま」を表現する服を選ぶこと。
- 人のマネでかまわない。少しずつ自分の味を足していく。友達と同じようなファッションをしていても決して同じにならないことに、徐々に気づくはず。これが自分とは何かを知るためのヒント。
- 「自分に似合う服」とは、身体の特長を引き出してくれる服、さらに本人の内面・キャラがよく反映されている服。服を通してその人自身がちゃんと出ていると「素敵」になる。
- 「男は中身」である。が、中身をきちんと外見に反映させてこそ、中身をよく知ってもらえる。
流行に流されるのではなく、自分のスタイルを確立すればよい、なんてよく言われますが、その自分スタイルを作るにも、ここでメモしたようなポイントを自分でよく把握しておく必要があると思います。
実際の良いコーディネートをたくさん見て目を肥やすという勉強方法もありますが、そもそも何のために服を着るのかという原則をはっきりつかんでおくことも大事。いったいなんのために似合うものを探したり服を減らしたりしているのか、という問いの答えはむしろこちらにあります。
この本について以前にも書いた記事はこちらです。
セールが始まったのにバッグを定価買い~
買ってしまいましたよ……クラッチバッグ。チェーンをつけてハンドバッグ状にすることもできるし、中に仕切りがたくさんあってお財布も兼ねられるという、便利アイテムです。
繊細かつクールな雰囲気に以前から目をつけていて、お店を先日のぞいてみたら「6月末まで、この店舗のみ」で限定色のアイテムが出ていました。
いままでは定番色のシルバーかブラックがいいかなと思っていたのですが(他にゴールドもあり)、限定色はネイビー。うむ、私のワードローブにぴったりです。シルバーでも悪くはないんですが、淡い色の服が多いためコーディネートの引締め用に濃色が欲しいと思っていたところ。それから、革のバッグ全般として茶色と黒は山のようにたくさんあるけど、ネイビーはごく少ないのです。
というわけで、この機会を逃してなるものかと即断即決、買ってしまいました。限定品だから値引きなんて一切ないのですけど!
「このお店のこのシリーズのどれかはいずれ欲しいなあ」くらいの漠然とした予定というか願望はあったけど、こんなすぐにとは予定していませんでした。が、もうこの出会いは運命とあきらめて受け入れました。運命だから不可抗力。
毎日使えるアイテムだから元はとれるぞ!(と自分に言い聞かせ中……)
バッグは服よりも長く使えるのだ!(と自分に言い聞かせ中……)
サマータイプの人にとっての黒
夏に黒のアイテムを使う
いままでにも時々書いたことがありますが、パーソナルカラーがサマータイプの私としては、黒い服は自分にはきつ過ぎるため、ワードローブの見直しを始めてからだいぶ減らしました。
どれだけ減らしたかと言いますと、喪服用一式と、冬のインナー用長袖ブラウス(寒い時の重ね着用)、それに半袖シルクニットのカーディガンのみを残して全廃してしまいました。
この黒い半袖ニットのカーディガンも整理してしまえばいいようなもんですが、何故かこれだけは無理なく着られるため、ワードローブに残しています。なぜ着やすいかと考えてみると、
- 半袖で丈も短いので、黒く見える面積が少ない。前を開ければさらに少なくなる。
- 色以外の要素(身体にフィットし過ぎない形と、ちょっと重みのある素材)が自分に合ってる
そんなわけで、この季節にしょっちゅう着ています。
面積は少なくしてコーデ内に数カ所入れる
夏本番よりもちょっと前というこのタイミングだと、着るものは白やそれに近い明るい淡い色なんかがぴったりなんですが、全身白っぽくなるとさすがにとりとめなくぼんやりしてしまう時もあります。
そんな時に、面積の小さいアイテムで黒を足すと、コーディネートが適度に引き締まってまとまります。上で書いた黒の半袖カーディガンのほかには、以下のような黒いアイテムをよく使ってます。
- 黒いパンプス
- 黒いサンダル
- 黒いバックパック
- 黒いクラッチバッグ
- 黒いウッドビーズのピアス
- 黒い大きめモチーフのネックレス
- 黒いリネンのハット
どれも面積はごく小さいですが、このうちの2つ3つを組み合わせて使うと、全身に引き締め感とまとまりが出て吉。
しかも黒いアイテムってなにかしらすでに持っていたりするし、黒いアイテム同士は色合わせも簡単。
服はあえて増やす必要はないかなと思ってますが、小物なら黒もウェルカムであります。使える。
夏はピアス
毎日のようにピアスが活躍しています。
服がなにげないものでも、ちょっと特徴のあるピアスをしていると、それだけで全体がいい感じに見えるような気がします。
冬の間は、帽子やマフラー・ストールにひっかかったりするのが嫌で、スタッズ型のごく小さいのをつけっぱなしにしていました(何かつけてないと穴がふさがっちゃう)。
夏になると、暑くてストールをしない日も増えるぶん、顔周りが寂しくなります。それでアクセサリーの出番ですが、ネックレスだと肌に直接当たるのが気になることもありますよね。そこで消去法でピアスを選択。顔のすぐ隣にあるものだから、小さいのにコーディネートに大きな影響力を持ちます。
活躍しているものをメモってみます。
シルバーのフープピアス
フープピアスは、サイズが大きくて存在感はあるのに、形がシンプルなせいか、なぜかちゃらい印象にはならず、職場にもつけて行きやすいです(まあ、大きめピアスがOKな職場のみですが…)。シルバー(かゴールド)なら他に合わせるものもえらばないので、手っ取り早く顔周りのさびしさを埋めるにはイチオシです。
透明・半透明な素材のピアス
ガラスやプラスチックなどの透き通った素材はそれだけで涼しげな雰囲気をかもし出せる。色付きでないもの(白)にしておけば、これまた合わせる服を選ばないです。
木や藁などの素材のピアス
これは夏にかごバッグを持つのと同じ理屈です。夏は全体的にカジュアル寄りにするほうが見た目に暑苦しくなくて良いこともあり、素材もラフでナチュラルなものがはまります。色や形に特徴がある主張するタイプのでもOK。
逆に考えると、他の季節につけるパールや金属のは、汗で傷む可能性を考えると、夏向きじゃないかもね。
コーディネートの主役を決める
気に入ったアイテムでコーディネートを考えるのって面白いですよね。
以前は、アイテム単品で見て、気に入るとか気に入らないとか考えていたものですが、いろいろと試していると「他のいろんなアイテムと組み合わせられるアイテム」をひいきしたくなってきます。いわゆる「使えるヤツ」です。これは強い。
アイテムを単品で見ないで、組み合わせた状態を考えるようにしていると、「全身で目を引く箇所は1か所でよい」ということもわかります。単品で考えていると、すべてのアイテムについて、それなりに主張があるものを選んでしまったりするんですけど、それらを組み合わせると、すごく過剰でごちゃごちゃしたコーデになってしまう(そういう「盛る」方向が似合う人もいるけど、私はあまりそうじゃないです)。
なので、「これこそ私のキャラを表してるな」と言えるような主張あるアイテムは全身で1か所にとどめておき、ほかは背景となって引き立て役に徹してあげたほうが、かえってその主張したいポイントが目立って、メリハリのある良いコーディネートになるんだなー。
そのように、目立つ場所は全身で1か所でよいと考えると、全身をキメキメにする必要もないから、アイテム選びも楽になります。かんたんな方法としては、トップスとボトムスは「デザインや色などが自分に合うもの」という条件だけで選んであっさりさせておき、あまり顔映りや体形を考慮しなくてもいいアイテムで、主張したり遊んだり、という手があります。そういうことがしやすいアイテムというと、顔から遠くにあるバッグとか靴なんでしょうかね。あるいは、バッグに結ぶスカーフや足元のソックスでもいいかもしれない。
こういうこと、昔からおしゃれな人にとっては当たり前なんだろうけど、私はそんなことも今までわかってなかったんだよな……。小中高時代からおしゃれにはまって経験値ためておくのは、きっといいことだね。
梅雨時に役立つアイテム
「春になった!」と喜んでいたら、もう「そろそろ梅雨かもな~」と思うような気候になってきました。先日も、久しぶりに大雨に遭遇してびっくりしちゃいました。
合皮のスリッポン
さて、雨に降られたときにたまたま履いていて助かったアイテムはこれ。プチプラで買ったシルバーのスリッポンです。
合成皮革なので、表面は濡れても、雨が中まで染み込んでこない。
白っぽい靴やいい革の靴を履いているときに雨が降ってくると、「いっそ、靴を脱いで裸足で歩こうかしら」という気分になってしまいますが、これだと全然心配ないですね。
ふつうはこういうときに、レインブーツ(長靴?)がオススメになるものだと思います。が、なぜか私はあれをどうしても履く気になれなくて(雨があがってしまってからも長靴履いていると、ちょっと間抜けに見えません? ごめんなさいごめんなさいでもそう思ってしまうの……)、スニーカーなど布の靴でしのぐようにしてました。でもスニーカーは中まで水がしみると、なかなか乾かないんだよね……。
合皮のバッグ(口が閉じられるタイプ)
それから、たまたま必要で持っていたこのバッグも助かった! これも合成皮革なので、雨をはじいてくれました。
バッグは、ファスナーで開口部をちゃんと閉じられるようになっているものがいいですね。以前に口が開きっぱなしのトートバッグで大雨に降られ、バッグの中の携帯が水びたしになって交換したことがありました。
このスリッポンもボストンバッグも「本当はもうちょっといい質感のものがほしいけど、とりあえずこのサイズと色と形のものが必要」と、間に合わせ的に買ったものです。そういう意味ではそれほどお気に入りではなかったのですが、雨の日には実用的に使える、ということがわかりました。
ひとつづつくらいはそういうものを持っていてもいいことにしようかな。
コットンのバンダナあるいはハンカチ
さらにもう一つ。
ややコーディネートが寂しかったので、バッグの手にチェック柄のハンカチを巻いてました。雨に降られたときも、コットンなので濡れるのを気にしなくて済んだのですが、止んだ後、このハンカチでバッグを拭いておきました。
シルクのスカーフではそういうわけにはいかないですが、コットンだと、しれっとこんなこともできちゃうのね。
着ない服を捨てるかどうかの判断法
しばらく着ていなくて捨てたほうがいいかと迷っている服を、どうしたらいいか簡単に判断する方法、というのを友人に教えてもらいました。
実際にその服を着て外出してみる
だそうです。
特に街中、おしゃれな場所に行ったり、仕事に着て行ったりするといいそうです。
①それ以前に、「とてもこの服で街中/仕事になんて行けない」と思うようなら、そんなものはいますぐ捨てるべき。(→服そのものが傷んでいる、着るべきシチュエーションが合わない、体型に合わない、など、そもそも着るべきでない)
②着て外出できたとして、街中で他の人たちの間にいて「他の服を着てくればよかった……」とか「あまりに流行遅れだったかも……」「自分はいけてない……」と、早く家に帰りたい気分になるようなら、もう二度と着たくならないので、捨てて大丈夫。(→自分を引き立ててくれない服。わざわざ着る意味がない。やめて似合う服をしょっちゅう着よう)
③しばらく着てなかったけど、「あら、いいじゃない」「自分に似合ってる」と思えるようなら、捨てないでどんどん着ればよいだけ。(→持つべき服として合格!)
すごく明快な基準だよね。感心した。
服の流行とアイテム数と寿命と予算と価格帯
この本を読みました。
- 作者: 高村是州
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: 新書
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男子中高生向けのファッション入門なのですが、さすがは岩波ジュニア新書、基本をきっちり書いてくれていて、女性にも役に立つ内容でした。商業主義にあまり流されない書き方になっているのも貴重です。
中でも、おおっ、と思ったのが以下の点(原文そのままでなく、私のほうで内容をまとめています)。
流行は、全身コーディネートの2割くらい取り入れる とよい。
8割はこれまで生きてきた自分、2割が今という時代の新しい自分を表す。
つまり、毎年ワードローブの2割を新しくすることになる。
つまり、アイテムの寿命は5年。(5年でワードローブは総入れ替え)
まあ、ものによっては4年だったり6年だったり、十数年だったりしてもよいのだと思います。が、おおよそは5年着ることを考える。そして2割ずつ入れ替える。
もちろん自分の好みで加減してよいと思いますが、こう目安を示してくれると考えるときの基準ができて役に立ちます。さっそく自分を例にとって考えてみる。
先日、私のワードローブのアイテムを数えて69点でした(ワードローブ数、抜き打ち検査 - 着るものをどうしたらいいか考える)。おおよそ70点ということにしておくと、
【毎年新しく買っていいアイテム数】70点×0.2=14点
となります。14点も新しく買っていいとすると、計画的にやればいろんなことができそう。
1年間に新規購入する数が割り出せると、予算立て、そしてアイテムの価格帯を決めるのも楽になる。
【年間予算5万円のときの平均単価】5万円÷14点=3,571円/点
【年間予算10万円のときの平均単価】10万円÷14点=7,142円/点
【年間予算20万円のときの平均単価】20万円÷14点=14,285円/点
アイテムによって高い安いがあるので平均でしかないですが、目安として。
単価を上げたければ、新規購入する数を減らすという手もあります。
【年間予算20万円で購入数を半分に】20万円÷7点=28,571円/点
たとえばこれだと、「プチプラに手を出さないかわりに、3万円くらいのアイテムを年に7点買ってもよい」ことになります。
そして、新しく購入する数を年に7点にしぼると、
【年間新規購入数を7点にしたときのワードローブ】7点/年×5年=35点
5年後には、ワードローブ全体が35点にしぼられることになります。
私自身は、もしこういうふうにきっちり計画を立てたとしても、ゆるゆるしてろくに守れないタイプですが、まあ、考えるときの「目安」として。
「適切」に装いたい
いま、ふと思いついたので、忘れないうちにメモメモ。単なる思いつきではありますが。
何をどう着たらいいかを考えるにあたっていちばん大切なことって、たぶん「おしゃれ」とか「素敵」に見えることじゃないよね。
それより大事なのは、「適切な」「ふさわしい」格好をすることではないだろうか。少なくとも私はそう思ってる(ということが、いま自分で認識できたよ)
で、何に対して適切かというと、例えば、「その場」「状況」といったいわゆるTPOだったり、それから「自分自身」だと思います。自分自身には、実際の体型や雰囲気・性格も入るし、こうありたい自分、といったものも含まれる。
そういう場や自分に対して適切な格好ができていると、その結果として、おしゃれとか素敵に見えたりすることがある。……のではないかな?
だから、おしゃれな格好を目指すんじゃなくて、適切な格好を目指したほうが、早くゴールにたどり着ける。かも。
「ファッションは自由だ」という考え方を私が嫌いなのも、自由な格好をしても必ずしも適切な格好にはならないからだな。
ワードローブ数、抜き打ち検査
秋冬物と春夏物の両方が記憶に新しい今のタイミングで、もっているアイテム数をカウントしてみました。結果は以下のとおり!
- ジャケット/ブルゾン 13
- コート 6
- セーター/カーディガン 5
- ブラウス/シャツ 17
- カットソー 4
- パンツ 7
- スカート 5
- ワンピース 10
- ジレ 2
合計69点でした。足し算あってるよね。
これ、実物を見ないで、頭の中で思い出せる限りでカウントしました(だから存在を忘れられている子ちゃんがいるかもね)。また、カウントした種類は上記だけなので、見てのとおりタイツや下着などは入れていません。ストールや靴・バッグも入ってません。
感想としては、意外に自分で思ってたより少なかった。100点くらいはあるつもりでいました。今後もこんな感じで適度にやっていけたらいいかなーと思います。
眺めて楽しい春のワードローブ
冬服をすべて押入にしまって、すっかりワードローブを春夏アイテムに入れ替えてみました。気温が何度も違うわけじゃないのに、冬から春へはメンバー総入れ替えになるもんですね。半年間ご無沙汰していたアイテムたちに久しぶりに会えてうれしい。
ワードローブの入れ替えを行うと、新しいアイテムを買ってきたのと同じような効果があるなあと思っています(ので、しばらくは新しいアイテムも買わなくていいはず?)。
そして、春夏アイテム同士の組み合わせが、新鮮で楽しいね。今の季節だと差し色として、新芽のような明るいグリーン、空のような明るいブルー、花々のようなピンクやイエローをどうしても使いたくなります。そしていまこそ白の出番。白や生成りのシャツやブラウスがいちばん映える時期ですねー。
さすがに、ワードローブ構築を意識的に始めてからもう3年半。「このアイテムはいまいち」というものはなくなりました。すると、すべてが組み合わせやすいお気に入りだけで出来上がっているから、服がハンガーにかかって並んでいるようすを眺めているだけでも、調和が感じられて気持ちいいんだよね(これ、インテリア的にも重要)。しばらくはこの気持ちよさを味わってみます。
好きなのに着ない服
春への移り変わりに合わせてクローゼットの整理を行っていますが、一体どうしたもんかと思うのがこの「好きなのに着ない服」。いくつかそういうアイテムがあります。
この冬もそんなには着なかったよなあ……、とわかってはいるのですが、柄や生地・デザインは好みで、取り出して触れてみると「うん、これは良い」という気分になってしまいます(ときめいてます)。実際着てみて、そんなに難点があるわけでもない。
が、なぜかあまり着ないのですよねー。なんでだろ。
思うところを書き出してみる。
- ライトグレーのウールのロングコート: 厳寒期にはダウンコートを着てしまう。似たような色のニットダッフルも持っている。ちょっと雰囲気が私にはシャープすぎる面もあるかも(そこがいいと思ったんだけどね)。素材良し。
- ミントグリーンとベージュのボーダーのノーカラージャケット: 色・デザインともに似合います。が、着丈がかなり短くて合わせるアイテムを選ぶ。素材はシルクで着心地は良く、春から初夏にぴったりで冬に着てもおかしくないなんだけど、ちょっと気を使ってしまう。
- アイボリー地にグレージュの柄のラップワンピース: 柄がお気に入り。でも、やや薄いジャージー素材なので、冬に着るには寒いかな。でも七分袖で夏に着るには暑い。これもシルクでちょいと気をつかう。
- 紬の黒のチャイナドレス: チャイナドレスといっても、マットでラフな素材感でスリットもなく、ちょっとお出かけ、ギャラリーに行くコンサートに行く、なんてときに着るのによい。ほっそりして見えるし、よく褒められます。ふだんとすごく雰囲気を変えられる。
うーん、こう見てみると、いま私がよく着ている服よりも、これらの「着ない服」は少しだけドレッシーなアイテムなんだろうなあ。実は2年前に職場が変わって、その前よりも私の服装がややカジュアルになったのは自覚しています。なので、つい気楽なアイテムを手に取ってしまうんですよね。
もし、「アイテム数を減らす」を目的にするなら、こういうものは手放すべきなのだろうな。手放してもあまり困らないことはわかっています。どのアイテムも去年は1回ずつしか着ていないかも。
でも、「気に入ったアイテムで自分のワードローブを作り上げたい」「バリエーションを広くもちたい」など、また別のことを目的にするなら、持っていてもいいのかも。
どうしようかなあ……。