この冬、意外と役に立ってるアイテムたち
何の気なしに買い足しておいたところ、予想を超えて活躍してくれているアイテムがあります。「キミ、いい仕事するね」と褒めたい気持ちとともに記しておきます。
ボルドー色のタイツ
実家に帰省したとき(真夏!)にたまたまのぞいたデパートのワゴンの中で半額以下になっていたので、買い置きしておいたもの。
赤に近いボルドー色が冬のコーディネートに温かみを足してくれ、とても重宝しています。ベースはボルドー色ながら黒っぽいヘリンボーン柄が入っている点も、変化がついてなお良しです。さし色として私がよく使う紫色にも色味が通じるため、コーディネートもしやすい。引き出しの奥から発掘された古いスカーフ(あずき色?マルサラ色?)や大事にしている赤紫色のコインローファーとも合わせて使えます。
ただ、同じときに色違いで買っておいた黒色ベースのものは、なぜかあまり手が伸びません。やっぱり、黒はどうしても堅く冷たく見えてしまうんだよねー。
半袖のウールのプルオーバーブラウス(Tシャツ型)
細い線で模様が描かれている柄物です。お気に入りブランドの品でヤフオクで安かったため、好奇心で買ってみました。
ウールなので寒い時期に着るアイテムです。この「冬の半袖」が意外に使えるのであります。冬は重ね着をするので、どうしても袖の部分にたくさんの布地が重なってしまいます。が、そこに半袖アイテムをはさむと、身体はあたたかさがアップしつつ袖はスッキリ、ということです。同じようなアイテムとしてベストがありますが、このブラウスのように薄い生地でかつ半袖くらいの袖がついていてもベストと同じような効果があるのね、と発見。ジャケットの下に着るのに重宝しています。
さらに、身体にぴったりしたリブタートルニットのうえにこの半袖ブラウスを重ねると、ムチムチして見えるいろんな箇所を隠してくれるのも、うれしい。
ブローチ各種
アクセ好きなので、気に入るものを発見するたびに買いためています。
冬は首周りにスカーフやストールを巻くことが増えるせいで、アクセサリーの中でもネックレスは使いにくくなるのですが、そんなときこそブローチの出番。コートの上、ジャケットの上、ストールの上、ニットキャップの上、ヘアゴムの上、バッグの上、とほぼどんなところにもつけられます。さらに小さいサイズのものなら何個かまとめてつけるのも楽しいです。
クリスマスはなんとなくクリスマス風のもの(赤と緑とか)、お正月はなんとなくお正月風のもの(和っぽい形とか)をつけると、カンバセーションピースになって面白い。これからなら、ちょっとだけ春らしいものをつけてみたいなと思います(お花とかピンク色とか黄緑色とか)。地味色コーデじゃないと自分が負ける薄味人間としては、こういうところで面白さを足したいです。
そして、ブローチの良いところは、わりあいに安いところ。さらに「気に入った形ではあるけれども用途が謎な何かのパーツ」にも、手芸店でブローチピンだけを買ってきて接着剤でつければ、ブローチになること。「箸置き」にいいものが多くありますよ奥様!
ほかにもありそうだけど、今回はこの辺で。
こんな小物づかいが好きだー
パーソナルスタイリストの政近準子さんの著書『「素敵」の法則』Facebookページに、木村カエラのこんな素敵な写真が例として紹介されていました。こういうスタイリング、私は大好きです。というわけでメモメモ。
詳しいスタイル分析は、リンク先の記事の説明をお読みいただくとして、白シャツとチェックのパンツというごくベーシックなアイテムに、ヘッドドレス、髪色とあわせた赤ソックス、エナメルのシューズでスパイスを利かせる、というアプローチが粋ですよね。
私はこの本でのタイプ分けでいうと「ノーブルフェミニン」で、この木村カエラの「ニュアンスボーイ」とはちょっと系統を異にします。もしそういう私がまねするとしたら、と考えてみます。
シャツがパリッとしすぎなので、より細部が柔らかい印象のものにします(しなやかな素材の生地にしたり、丸襟にしたり)。パンツもちょっと男性的なので、もうちょっとだけフェミニン寄りにするかも。小物好きではありますがヘッドドレスは未体験ゾーンなので、ちょっと変わった眼鏡をかけたり帽子をたしたりするかな? 小物でニュアンスボーイのテイストを足していくと、お嬢様っぽいノーブルフェミニンにちょっとアーティスティックな印象をプラスすることができます。
【独自の世界をもつ〜ニュアンスボーイ〜】歌手・ファッションモデルとしても活躍されている「木村カエラさん」31歳 身長155㎝。木村さんの特徴は色白できめの細かい肌、静かなお顔の印象、細身の体型、そして少年のような透明感。ファッショ...
Posted by 「素敵」の法則 on 2015年12月28日
そもそもこの本がオススメ。上で私が書いたようなテイストミックスの方法が詳しく書かれています。
これと『「似合う」の法則』はまさに教科書です(私にはとてもまだ書評などできないーー)。
冬のセールで買ったもの
冬のセールで新しいアイテムを手に入れました。まだ新年を迎えていませんが、今シーズンはこれで打ち止めのつもりです(ここに書いちゃえば歯止めになるだろうという期待を込めて)。
1 ネイビーのテーパードコットンパンツ
ネイビーのパンツは、デニムをはかない私にとっては基本中の基本アイテムです。すでに何本か持っているのですが、夏にはけるものは間に合わせにプチプラで買ったもののみ。適当に買ったものの登場回数が多く、この夏もガンガンはいてました。でも、自撮りを見ると、どうしてもシルエットがイマイチなんだよね。コーディネートの要なのだからもっとまともなのが欲しいとかねがね思っていました。
今回買ったものは、しっかりした生地のコットンツイルなので、狙いどおり夏にもはけますし、別に今の時期にはいたっておかしくない(秋冬物枠です)。通年使えるアイテムでお得感あります。
私の場合は、テーパードの加減が、裾に向かって急激に細身になっているものが似合うようです(お尻より下はゆるっとしないほうが良い)。試着してみてすごく自分がほっそり見えたので、驚いちゃいました。
2 白×グレーの肉厚カットソージャケット
夏は日よけとして、また今は普通に重ね着して、年中着ているコットンのカーディガンがあります。これも着すぎてへたり気味になってきました。
というわけで後継者探し。結局、カーディガンでなくカットソーのジャケット、と少しずらしたアイテムを選びました。
私はハイゲージのカーディガンはやや苦手です(ジョンスメドレーのようなもの。あるいは、ユニクロのようなもの、と言ってもよい)。どうしてもムチムチした感じになってしまいます。今まで使っていたカーディガンは、やや厚みもあり、シャリっとして落ち感がある編み地で、その点をうまくクリアしてくれていたのですが、なかなか同じようなものがないです。
なので、もうカーディガンよりも得意なジャケットにしちゃえ、と。ジャケットとはいえコットンのカットソー生地なので、あまり堅苦しくなく、かつ自分で洗うこともできます。
実は、秋口に羽織りとして欲しいなーと思っていたアイテム。値段のため躊躇していましたが、セールならアリです。白地にグレーで淡い雪のような地模様が入っていて、上品な雰囲気。
これも秋冬物の位置付けなのですが、白いコットンで春夏に着ることもできそうな色と生地なので、通年使うつもりです(冬に着るには暖かそうな巻物を足した方がいいかな)。
実は、セットアップになるスカートもあったのですが、試着したらウエストが入りませんでした(泣)
いかにも冬らしいアイテムを買ってもよかったんだけど、去年のがまだ全部大丈夫なので、とくに買い替えの必要がありませんでした。
いっぽうで、欲しいと思いつつまだ毛に入れていないアイテムはあります。
・自分に合う白ブラウス
先日、取り寄せてみたのは色合いがイマイチだったので、返品しました。こだわりはじめるとなかなか買えません。でも引き続き探します。
・キャメル色のウールワンピース
欲しいと思っていましたが、これというものを見つけられませんでした。それから、黄色が強いキャメル色がやはり苦手なことも改めて実感。今シーズンの流行でキャメルを目にする機会が多いせいで欲しい気になっていたのかもしれません。いらないということなのかも。
試着時のチェックポイント、ひとつだけ
セールの時期なので、新しいアイテムの試着などしております。で、いいアイテムにあたった時の共通点を認識しました。
着てみたときに、「はっ!」となります。
「はっ!(なにこれ、すらっとして見える!!)」
「はっ!(なんだか顔が明るい!!)」
……といった感じです。
つまりは、それを着たときに自分がいい感じに見えているわけです。さらに、それがはっと驚くほどなら、すでに自分のワードローブにあるものよりもそのアイテムがさらによい、ということ。まさに「当たり」です。
逆に、着てみて「これどうかな〜、家にあるあのアイテムとなら合うかな〜」とか「これとさっき着たもう一つの候補と、どっちがいいかな〜」なんて考えをめぐらせる余地がある場合は、そんなに当たりじゃないとも言える。
はい、どうしてこんな話を書いているかというと、自分によく言い聞かせるためですね!!
当たりじゃないアイテムを買うと、当たりアイテムを買うお金がなくなるぞーー。気をつけよう。
自分に合うブランド探し
ブランドを絞り込めるとすごく労力が減る
パーソナルスタイリストさんから教えてもらって役に立ったことは山ほどありますが、なかでもダイレクトににすごく役立っていることといったら、なんといっても、「自分に合うブランド」をいくつか教えてもらったことです。
(良心的な方なので、「合う」ブランドとは言わず、「似合いやすいアイテムが比較的多い」ブランド、という言い方をされていましたけど。)
理想的にはすべての選択肢のなかから、自分にとって必要なアイテムを選び出せればいいんだろうけど、洋服のブランドはとてもたくさんあるので、全部を見て回ることは難しい。ただ、ある程度自分の傾向に合うとわかっているブランドがいくつかあると、そこを重点的に日ごろからチェックしていればいいので、労力が相当節約できるようになりました。具体的には、以下のような感じ。
- 毎月、新作が出たらとりあえず見に行く。(世の中にこういう楽しみもあったのね。新作が待ち遠しいです。いわゆるファンになりました。)
- セールの情報をいち早く入手する。目星をつけておいたものを実際に買う。(すると、セールのお知らせをもらえるようになって好循環。またお得意様だけの割引なんかもたまにあるので、定価買いのときに適用できる。)
- ヤフオクなど中古でも、これらのブランドを集中的に探す。(これらも数限りなく選択肢がある世界なので、ブランド名で絞り込めるのはすごく便利です。場合によっては「欲しかったけど買い逃しちゃったなあ…」というものが格安で出ていたりします)
- 同じブランドのアイテム同士はコーディネートしやすい。(雰囲気・世界観が共通しているから。当たり前ながら。)
手に入れやすさなどを考慮して、3つくらいにブランドを絞って、服を選ぶようにしています。なお、教えてもらったブランドは、存在は知っていたものの、自分がそこで服を買うとはあまり思っていなかったので(素敵すぎて。ホントよ)、やはり専門家に相談する意味はあるなあ、と思いました。自分に合うものが目に入っても、自分がそれに気づけるとは限らないですね……。
「将来の自分に合いそうなブランド」が楽しい
実際に今の自分が着る服のブランドをある程度絞り込んでおくというのは、このようにとても役に立っているのですが、パーソナルスタイリストさんから教えてもらった話で、また別の意味で面白かったのがあります。
というのは、「将来の自分に合いそうなブランド」です。今はさまざまな理由で(お金とか、立場とか)買う必要はないけど、将来たとえばこんな路線をねらったらいいんじゃない、というのをラグジュアリーなブランドの中から教えてもらいました。これが楽しい。
1.今より出世して偉くなったら、仕事服に……アルマーニ
ウェア Armani Collezioni レディース Armani Collezioni オンラインストア
こういう服着て会議に出たいよ! 仕事がんばっちゃおうかなあ。
2.歳とって引退して、仕事しないで家にいるようになったら……ヨーガンレール
Collection 2015 Autumn | ヨーガンレール [Jurgen Lehl CO.,LTD.]
カジュアルが素敵って、余裕を感じるよね。いいなあ。
3.リラックスウェアなら……ブルネロクチネリ
Wild Luxury Brunello Cucinelli レディース Brunello Cucinelli オンラインブティック
6億円が当たったら、部屋着をブルネロクチネリにできるかな?
いますぐにどうこうではないのですけど、これらのブランドのウェブサイトをときどきのぞいて、自分の手持ちアイテムで真似できないかな、なんて考えたりするだけでも楽しいです。夢があるんだよね~。
それぞれのアイテムは高級ですが、色・デザインともごちゃごちゃさせずに抑え、全体的にソフトな雰囲気、辛口でもないけど甘さもない、というのは、今のスタイルとも共通しています。
冬のシークレットセールが始まってる
この土日あたりから、シークレットセールを始めているお店が多いようですね。
私も、ひいきの某ブランドのネットショップにログインしてみたら、お得意様限定のセール価格が表示されました。
かつて白ブラウスの買い替えを考えていた頃に、良さそうと思ったもののちょっと高くて手が出なかったのが、1万円ほど値下げになっていたので、さっそくまずは取り寄せてみることにしました。似合うといいなあ。
素敵な人をみるといい気分になるよね
近所のショッピングモールの中にあるスターバックスで、とっても素敵なおばあさまを見かけました!
まず目に入ってきたのは、鮮やかなマゼンタのカーディガン。ふわっとしたモヘア素材で温かみがあります。そして色を合わせたマゼンタ色スエードのバレエシューズ。
そこに、ミント色とピンク色の淡い小さな薔薇柄のブラウス、同じく淡い柄の入った白っぽいタイツを合わせ、黒地に白い格子柄のフランネルのミモレ丈フレアスカートでコーディネートを引き締めてらっしゃいました。
御髪は真っ白ですがふわふわとカールしていて、マゼンタのカーディガンとトーンを合わせた鮮やかな赤紫寄りピンクの口紅が、綺麗にマッチしていました。チャーミングなんだよね。
このモールでおしゃれな人を見かけるのは稀なのですが、軽く80歳オーバーとお見受けするおばあさまが、こんなに素敵とは。思わずガン見して、上記のコーディネートを記憶にとどめました。
いま思い出してみて、素敵だと思ったポイントをちょっと書いてみますと、
- 色づかいが、大胆。かつ可憐。まずはマゼンタで目を引きつけるけど、淡い色のブラウスやタイツともリンクさせています。(冬の鮮やか色はほんとにいいですよね)
- それぞれのアイテムの素材感の良さ。モヘア、スエード、フランネルと冬に似つかわしい温かみのある素材を集めてあり、しかも見るからに良いものそう。(季節感とクオリティ)
- それぞれのアイテムが新しくて綺麗。年配の方だと、着ている物も全体に古びていることが多いように思うのですけど、このおばあさまはどれも買ったばかりのように、しみ・しわ一つない綺麗で清潔感のあるものを身につけていらっしゃいました。(このマイナス点のなさ、というのが意外と大事だよね!! それから、古びた服が持ちえないパワー?オーラ?が、今どきの新しい服にはあるとも思いました)
きっと楽しんでおしゃれしているんだろうなあ。元気にお買い物にも出かけたりしているんだろうなあ。どんな人なのかなんて全然わからないんだけど、いいなあ素敵だなあ、とその日一日、私まで楽しい気分になってしまいました。以上。
「この服は何を伝えているの?」という質問
この本を買って読んでみました。結論から言うと、私が知りたかったことが書いてあって、すごく参考になりました。
ニューヨークの人気スタイリストが教える 似合う服がわかれば人生が変わる
- 作者: ジョージ・ブレシア
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/11/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
まず、人はお互いに、着ているものから相手がどういう人かを判断するという身もふたもない事実。ほんとに、着るもの(と身だしなみ)は大事だね。
たとえば、近所のスーパーで、レジの列に並んでいる40代半ばくらいの男性を見かけたとしましょう。あなたはほんの数秒のうちに、服装、髪型、身なりなどから、男性の仕事や収入、自分との共通点の有無などを判断しているはずです。(中略)
同じジーンズでも、本当に履き古してくたびれた作業着なのか、それとも入念にダメージ加工した高級品なのか。その人のジーンズ、髪型、シャツは、どんなメッセージを発しているのか。建築家? それともリッチな弁護士? 仕事熱心な野心家? 未来の夫の候補になりそうな人?
まさに「値踏み」されちゃいます! 対男性だけじゃなくて、女性同士でもこれはやりますよね。同じく「身なりに気を使っている人」であっても、「自分の世界があって面白そうな人だな」とか「人目ばかり気にしててつまらなさそうな人だな」とか「うわあここまで典型的な量産型OLスタイルをつらぬくとは逆に見事あなどれぬ」とか。誰もあからさまに口に出さないだけで。かなり微妙な違いだけど、そういう違いって感じ取れますよね。
つまり、朝、なんとなくぼんやりと選んで着てきた服でも、周りの人はその服で、自分の人間性とか魅力とかを判断しているわけです(怖)。だから、何を着るべきかということは、相当よく考える価値がある。こういうことをはっきりと書いてある点で、たいへんためになった。ありがたい本と言えます。
そして、こんなに重要なファッションについての意識を高めるにはどうしたらいいのか、という問いへの答えとして著者はこのように言います。
「これは何を伝えているの?」
これは究極の質問です。身につけるものを手にとるたびに、必ず自分にこの質問をしてください。 (中略)
スーパーのレジの列で見かけた男性のことを思い出してみましょう。彼が履いているジーンズの穴を見ただけで、その意味を一瞬のうちに理解できるはずです。その鋭い観察眼を、今度は自分にも向けてください。あなたまもた、レジの列で並んでいるときに、他の人たちから見られ、判断されているのです。
この部分だけで、この本を読んだ意味があったと思いました。
この質問をもう一歩自分のほうに引き寄せれば、すなわち「私はこれらのアイテムによって周りの人たちに何を伝えたいの?」です。「似合う色」や「似合う形」を突き止めようとするのも、つまりは、よりましなメッセージを伝えるため、だったんだなあ、と。
この周りに伝えるメッセージをより意識的にし、精緻にしていくこと。これが今後の私の課題であると思いました。
コートは何枚?
急に寒くなったので、コートを引っ張りだして着ています。
服を厳選したいと思っているわりに、じつはわたくし、コートをたくさんもっているのですよねえ。
- ライトグレーのウールメルトン地ステンカラー、ロング丈
- ブラックウォッチ柄のキルティング地ダッフル、膝上丈
- ライトグレーのニットダッフル、ハーフ丈
- ブルーとベージュの水玉総柄ウールノーカラー、ロング丈
- ライトブラウンのウール地ユニクロダウン、ハーフ丈
秋冬のコートだけでも5つある!
そして、少し違う用途のものも数えると、さらに増える!!
- ブルーグリーンの麻ステンカラー、膝上丈(スプリングコート)
- ブラックウォッチ柄のゴアテックスジャンパー(アウトドア・雨天用)
- ダークブルーに白水玉柄のポリエステルステンカラー(レインコート)
しかも、こう書き出してみると、自分の好みがものすごく限定されていることに気づきました。無地ならライトグレー、柄物なら青と白の水玉またはブラックウォッチなのか。こんなにかぶっているとは意識してなかったよ。
しかし、今日、この文章を書くのは「多いから減らそう」と言うためじゃありません。「コートは多くたっていいんだー!」と言いたいからです。
(コートが多くてよい理由1)だって、まず、冬は長いですよ。11月から薄手のコートを着始めて、本格的には12月、1月、2月、3月は着るでしょ。4月にはまた薄手のコートを着る。そう考えると6カ月間。一年の半分はコートを着ています。すなわち人生の半分はコートを着ているわけです。そう考えたら、何種類かあったっていいよね。
(コートが多くてよい理由2)それから、コートは着回しがきかない。いちばん外側に着て全身をおおうアイテムだから、その人の印象はほぼすべてコートで決まってしまう。ストールや小物で味付けするにも限度がある。(私は寒がりだから、前を開けてインナーを見せるなんて着方はぜったいにしないよ〜!!)だから、コート自体が違うタイプで何枚かあっていいよね。
まあ、外側に着るからそうそう傷むわけでもないので、少ない枚数のコートで冬を乗り切れるという理屈はじゅうぶん理解はできるのですけど、ファッションのおもしろさ、楽しさという要素を勘定に入れたい私としては、気が進まない。
多いとはいえ、自分のコートのどれも捨てる気はさらさらないです。増えてもいいかな? 綺麗な色のとかね。(危険思想~)
プチプラのスリッポンを買ってみたよ
久しぶりにプチプラ買い物です。
近所のショッピングモールのアースミュージック&エコロジーで、つま先のとがったシルバーのスリッポンを購入。半額になってました。
スニーカーをあまりはかないのですが、ラフにはける靴も必要なので、なにか気に入った履きやすいのがあれば欲しいと思っていたところでした。また、シルバーの靴も欲しいと思っていたところでもあります。この2つのニーズに対応できて、しかも安いのなら買ってもいいかなあ、と決断。つま先がとがり気味でややきれいめに見えるところもプラス材料です。
(靴のプチプラは、ほんとうはあまり気に入らないんだけど。どのくらい履けるかの実験だなあ)
この日は、ブラックウォッチ柄のダッフルコートに黒いタイツとショートブーツと全身ダークな色合いだったのですが、試着で足もとをこのシルバーにしたら、すっきりあか抜けて、びっくり。アクセントとしてはすごく使えそうです。
私は何を目指しているんだろう
いまさらながら衣生活に興味がわいて、私はこんなブログを立ち上げたりしているわけですが、結局何を目指しているのかが、少しずつ変わってきたように思います。
ここでいちばん初めにあげたエントリ(いままでの経緯 - 着るものをどうしたらいいか考える)で、私はこんなことを書いていました。
- どんな服を選べばいいのだろうか
- 似合う服を選んで買えば効率がいいのでは
- 服が増えすぎるのはいやだ
- お金がたくさんかかるのもいやだ
2の「似合う服」はカラー診断とかパーソナルスタイリストさんのサービスを受けてみるなどして、自分の見た目やキャラにどんなものが合うのか、ある程度は把握できてきました。
3と4については、似合わない服や古くなった服を処分したり、新しく手に入れる物を厳選することで、これらもある程度は管理できることがわかりました。
しかし、1については、これからもまだまだいくらでも考えることがあるように思います。というか、「どんな服を選べばいいか」ってあまりに大きな問いだよね。たぶん、もう少し小さいいくつかの問いに分けた方がいいんだろう。
ほどほどに似合うアイテムやバランスがわかって、そこそこ使える服が選べるようになって、ワードローブもなんとか構築できたかも、というのが、今の自分の状態。
じゃあ、これからは何を考えたいんだろう、と自分に改めて問うと、「私はどのような人だという印象を周りに与えたいのだろうか」ということかもしれない。
いままでしばらく服についていろいろやってみたり考えてみたりしたおかげで、着るものによって人の印象はかなり変わるのだ、ということが実感としてよくのみこめました。 で、結局自分はどうしたい?と。
パーソナルスタイリストさんに相談して、そこに対しても、現時点で納得のいくよい答えを与えてもらってはいます。自分だけだと独りよがりな考えになるところを、他者の目かつプロの目からのアドバイスをもらえるのはやはり貴重であります。
が、そこについて、自分自身でもうちょっとつっこんで考えてみるべき時期かな、とも思っています。
時々思うのは、このことは、自分が口にする言葉をどうするか、と考えてみることに似ているなということです。「ものは言いよう」とよく言うように、同じことを言うにしてもその時その場で適した物言いは変わるし、それによって周りの人からも「あの人は思慮深い」とか「ほんとうにバカだな」と評価のされようも変わってくる。服をどうするか考えることも、きっとそれに近いよね。
まとまらないけど、とりあえず書いてみた。
美人は作れる
ひさしぶりに海外サイトをのぞいていましたら、驚きのビフォーアフターをみつけました。
こちらの記事のなかの写真。
右の人と左の人は同一人物だそうですよー。
これも右の人と左の人は同一人物だそうです(!!)
ついつい、元記事の写真をじっくり見つめてしまいますが、綺麗な人かどうかと判断するには、メイク、ヘアスタイル、表情、姿勢が大事ですねえ。
そして、服装は、美人かどうかというよりも、どんなキャラクターの人なのかしらというイメージづくりに大きく影響しているように思います。
こう見せられると、もって生まれた素材というのは全体の一割の影響もないのではないでしょうか。
身だしなみをととのえること、そして自分の見せ方を工夫することによって、こんなに人に与える印象を変えることができるもんなんだなあ。
それだけに、努力とセンスが問われるってことになりますが……。
ヤフオクで失敗した~
例の冬用ワンピースを選ぶ計画(下記)で、条件に合うものを探し中です。
いつものお店をみてもちょうどよいのがなく、 候補が見つからなかったのですが、ふとヤフオクを検索してみると、やや薄手の生地ながら、いかにも私に合いそうなワンピースが数千円程度で出品されているではないですか!
予想外に安くゲットできそう、と嬉々として落札したところが。
届いたものを着てみたら、微妙にサイズが小さめで、ウエストやおしりがピチピチになってしまいました。落札前にサイズは確認したつもりだったのですが、微妙なフィット感は着てみないとわからない。想像していたよりも小さ目の作りでした……。
こういうことがあるから、ここしばらくはヤフオクから遠ざかっていたのですが、またやらかしてしまいましたよ……。
さっさとネットオフにでも売ろう。
時間がたっても好きなものは変わらない、っていう話
一つ前の記事に、「子供のころSUIVI.というブランドがあこがれだった」という話を書きました。ちょっと気になってネットで検索してみたら、どうも2010年ころまでは存続していたみたいです。最近じゃん。
どんな服を作ってたんだろう、と調べてみると、こんなことを書いている人たちがいるよ。
クラシカルな雰囲気の中に、しっかりとした清潔感があるのが特徴。
上品でありながら、個性的なファッションを楽しみたいという女性の間で人気のあるブランドです。
シンプルなアイテムもどこかにひねりがあるので、いつものファッションにスパイスを効かせたいという時にもチェックしてみると良いでしょう。
スウィヴィ SUIVI. | 最新トレンド発信!ブランドファッション通販まとめサイト – アパコレ
“上質感、安心感のあるフレンチトラッドテーストをベースにした洋服と雑貨のトータルブランド”
なんと。こういう雰囲気、いま私が揃えているワードローブに、とても近いのです。
トラッドベースですが、かっちりはしてなくてソフトで、しかも細部に遊びがある感じ。
いま具体的にどういうブランドで買えばよいかなどは、パーソナルスタイリストさんに教えてもらったのですが、こういう雰囲気を提案してもらったときに、とても自分にすとんとはまる感じがしたのを覚えています。
SUIVI.は、いまはなくなっちゃったけど、もしあれば喜んで着ていたかもしれないね。自分のスタイルを決めるときに、自分の根っこの部分を掘り返して調べてみるといいのかも。
ウン十年前のスカーフ登場!
この秋はちょっとレトロな雰囲気のシルクのスカーフが流行ってますね。
しばらく、大きなサイズのストールをボリュームを出してぐるんぐるん巻くのがトレンドだったので、いまになって見ると確かに新鮮です。
というわけで、引き出しの奥からスカーフを出していろいろと合わせてみたら、古いスカーフがとても使えるのを発見しました。
とくに使いやすいのは2つ。
シルクシフォンの80センチ角くらいの正方形スカーフ
色は、やや茶色みのあるボルドー(マルサラ色!)に、ベージュの水玉柄。さらっと首からかけるだけでもさまになります。
ネイビージャケットとベージュのスカートに合わせて「トリコロールだ」「秋色マリンだ」なんて喜んでやってみてます。
黄緑とベージュのシルクツイルのミニスカーフ、50センチ角くらい
これは、首元にちょこっと巻いて、アクセントをつけるのに良いです。色は黄緑色とはいえ、年代がかって全体に彩度が落ちてきているので、いかにもレトロな雰囲気が出ます。
カーディガンやブラウスの襟元からちょっと見せる、くらいの面積がよいです。
上のボルドーのシフォンスカーフは、へたすると30年ものかもしれません。なんてったって、子供のころに母親に買ってもらったものですから。ブランドは「SUIVI.」ですよ!!(当時かっこいいと思ってたな~) 当時から気に入っていたのですけど、ここ数年はあまり使っていませんでした。
黄緑のプチスカーフは、さらに古い。母親が若いころ使っていたのを、当時子供だった私にくれたものです(40年もの?50年もの?!)。これも当時から気に入っていましたが、同じく、ここしばらくは出番がありませんでした。
どちらも、パーソナルカラーという観点からは、やや私にはくすみ気味の色ではあるのですが、サイズと素材がフィットします。「昔から気に入っていた」アイテムというのは、何かが自分に合っているものなんでしょうね。
秋らしいディープな色の服をあまり持っていないので、これらのスカーフを秋の間は活用しようと思います。
服はどうしても形が変わってしまうため5年着るのすら厳しいけど、ただの四角い布であるスカーフはそういう心配がないなあ、と実感。それから、断捨離を乗り越えてずっと引き出しにしまっておけたのは、小さくてスペースをとらなかったためです。
小物は強い!