着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

素敵な人をみるといい気分になるよね

近所のショッピングモールの中にあるスターバックスで、とっても素敵なおばあさまを見かけました!

まず目に入ってきたのは、鮮やかなマゼンタのカーディガン。ふわっとしたモヘア素材で温かみがあります。そして色を合わせたマゼンタ色スエードのバレエシューズ。

そこに、ミント色とピンク色の淡い小さな薔薇柄のブラウス、同じく淡い柄の入った白っぽいタイツを合わせ、黒地に白い格子柄のフランネルのミモレ丈フレアスカートでコーディネートを引き締めてらっしゃいました。

御髪は真っ白ですがふわふわとカールしていて、マゼンタのカーディガンとトーンを合わせた鮮やかな赤紫寄りピンクの口紅が、綺麗にマッチしていました。チャーミングなんだよね。

このモールでおしゃれな人を見かけるのは稀なのですが、軽く80歳オーバーとお見受けするおばあさまが、こんなに素敵とは。思わずガン見して、上記のコーディネートを記憶にとどめました。

いま思い出してみて、素敵だと思ったポイントをちょっと書いてみますと、

  1. 色づかいが、大胆。かつ可憐。まずはマゼンタで目を引きつけるけど、淡い色のブラウスやタイツともリンクさせています。(冬の鮮やか色はほんとにいいですよね)
  2. それぞれのアイテムの素材感の良さ。モヘア、スエード、フランネルと冬に似つかわしい温かみのある素材を集めてあり、しかも見るからに良いものそう。(季節感とクオリティ)
  3. それぞれのアイテムが新しくて綺麗。年配の方だと、着ている物も全体に古びていることが多いように思うのですけど、このおばあさまはどれも買ったばかりのように、しみ・しわ一つない綺麗で清潔感のあるものを身につけていらっしゃいました。(このマイナス点のなさ、というのが意外と大事だよね!! それから、古びた服が持ちえないパワー?オーラ?が、今どきの新しい服にはあるとも思いました)

きっと楽しんでおしゃれしているんだろうなあ。元気にお買い物にも出かけたりしているんだろうなあ。どんな人なのかなんて全然わからないんだけど、いいなあ素敵だなあ、とその日一日、私まで楽しい気分になってしまいました。以上。