着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

処分する服とその理由

だいぶ暑くなってきたので、肌寒いときに着るアイテムをしまいました。同時に、登場頻度や着心地をふりかえって、いくつかのアイテムをネットオフに出しました。もう着ないと判断した理由を記しておきます。

 

ちなみに、前回の整理の話はこちら。去年の11月だからちょうど半年ぶりです。

rci.hatenablog.com

 

グレーのウールのニットワンピース

薄手のニットでややふわっとしたデザイン。上になにか羽織ればいいのですが、一枚で着るとふんわりのせいで太って見える。Vネックのあきが広くて、冬物なのに首回りが寒いし、下に重ねるものとの相性をいちいち考える必要がある。

直接の理由はこんなところですが、入手経緯についても反省の余地があります。同じくグレーのウールのニットワンピースをすでに持っていて、それはもう十数年以上も毎年スタメンで登場する超愛用アイテムなのです。さすがにお尻の生地が薄くなってきつつあるのを感じていて、跡継ぎとしてヤフオクで探したのが今回のアイテム。でも、先代のほうが自分に似合ってしまうんです。後継者探しの失敗ですな……。

 

Aラインスカート2枚

Aラインスカートは去年の今ごろヤフオクで何枚か入手したもの。いちばん初めに買ったものがわりとよかったので、色違い・素材違いでそろえましたが、冷静になってみると、あまり自分に似合ってない(自撮り写真を後で見直すとこういうことに気づいてしまうのであります)。AラインのAの字のすそ広がりが広いものは、私にはスタイルアップにならず、よろしくない。素材がやわらかくて下にたらんと垂れるようなものならAラインでもそんなに悪くないのですが。

反省点としては、試着は大事。そして試着したときにそれが合ってるか合ってないのかの見極めの目が大事。

 

カラーツイードのワンピース

同じ生地のジャケットがとても気に入っていており、ヤフオクでそろいのワンピースが安く出ているのを見つけて、興味を惹かれて入手。しかし、ジャケットとセットで着ると肩や袖のあたりがごわごわしてしまうのと、冬生地なのに五分袖なのが痛い。単品で見ればとても素敵なアイテムなのですが、登場回数が少なそうなのが予想できるので、傷む前に早めに売ってしまいます。

重ねて着たときにどうかまでは、実際届くまでわからないけど、袖の短さについては予想できたはず。見極めが足りなかった。

それから、同生地でセットアップになるアイテムは、コーディネートの幅が広がる一方で「新しいアイテムを買ったぞ~」というワクワク感は薄いですね。初めて着て外出したときも、昔から持っていたような気分でした。ある意味では自分に合っていたともいえるのですが、新鮮さを求めるには向いてないのかも、というのは新たな発見でした。

 

オックスフォードのストライプシャツ、その他ワイシャツ数枚

オックスフォードのような堅い生地のシャツは、つくづく似合いません。以上。

それから「その他ワイシャツ数枚」というのはユニクロで買ったもの。これらはさすがに買取には出しませんでした。そのうちの一枚は、カラー診断を受けた直後にワゴンの中で値下げになって700円だったものを「この色はばっちり似合う」と選んだもの。たしかにピンク寄りの薄いラベンダー色はとても顔映りが良く、一時期は気に入っていました。が、人はカラーのみによって生きるにあらず。カラーだけでなく、素材感とデザインも大事なのに、パリッとしたシャツ生地はどうしても私には無理してるような感じになってしまいます。それから、いわゆるふつうのシャツカラーがあんまり似合いません。どうしても顔周りがごちゃごちゃした感じに見えてしまうんですよね……。

いわゆる「ワイシャツ」は、私のNGリスト入り。今後買わない。シャツを選ぶなら、ごく薄い柔らかい生地で、ノーカラーやショールカラーなど顔周りのデザインが控え目なものにするべし。

 

コットンのストール

巻いたときに少しシワ感が出るのが似合わなかった。私の場合は、シワがナチュラルでおしゃれな雰囲気にならず、なんだかやつれて貧乏臭く見えてしまうのです。

マットだけどシワにはならない、シルクシフォンとかウールとかを選ぼう。

 

 

 

まとめ

こうあらためて書いてみると、ヤフオクで試着しないで買った結果の失敗が目につきます。

 以前にもこんな記事を書きましたが、もう卒業すべき時期ですね。

rci.hatenablog.com

 

それから、このように思い切りよく処分できるのは、ひとえにパーソナルスタイリストさんにアドバイスをいただいたおかげです。かつては「今は趣味じゃないけど、本当はこういうのが自分に似合うのかも」ということは「とっておけば後で着るかも」という考えが頭にちらついて、なかなか捨てられないアイテムが多々ありました(でも、結局着ない)。が、目指すべき方向性についてプロからお墨付きをいただいているとなると、そういった迷いをふっきることができます。このことだけでも受けた意味が十分あったと思えます。でなければ、いったいいつまで回り道をしていたのか……。