着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

ハンガーラックにかけておくアイテムをどう選ぶか?

以前は、現時点で着る可能性のあるアイテムを、できるかぎりハンガーラックにかけておいたほうがいいのではないかと考え、そうしていました。手持ちのアイテムが見渡せたほうがコーディネートを考えやすいし、使わないままタンスの肥やしになるアイテムが出るのを防げると思っていたからです。

しかし、このごろは、ハンガーラックにかけて取り出しやすくしておくアイテムは、厳選して少なくするべきではという方に考えが傾いています。

というのは、ハンガーラックにかけておくアイテムを絞り込もうと心がけていると、おのずと、あまり気に入ってないアイテムや着づらいアイテムは取り除かれていきます。そういういまいちなアイテムは、結局あまり手が伸びないので、ラックにかけておいても登場回数がもともと少ないんですよね。そういうアイテムは、もう思い切って別の場所に移しちゃう。

そうすると、ハンガーラックが、自分が気に入った、しかも着やすいアイテムだけが並んでいる状態になります。これは実際にこうなってみると、すごく見た目に気持ちいいということがわかりました。

それに、すべてが自分にとって「使える」アイテムなので、コーディネートがすごく組みやすいです。アイテムが多い方がコーディネートをしやすいと思っていたのですが、意外とそうでもないのですね~。それから、コーディネートの種類は実際はそれほど多くは必要ない、ということも言えるかと思います。

 

以前は、たとえば「半袖シャツだって、冬場にセーターの首元から襟をのぞかせたりするコーディネートに使えるのでは」なんて考えて、季節はずれのアイテムも、なるべく手に取れるようにしたりしていたのですけど、結局そういうのはあまり着ないです(この場合なら「寒いから」ね)。

それよりも、1か月に1~2回ほど、それなりにマメに、季節に合わせてハンガーラックにかけておくアイテムを入れ替えたほうが、結局使う。それに、しまっておいたアイテムを久しぶりに取り出して着るのも、新鮮な気持ちになれてなかなか良いものです(新しいアイテムを買うのと同じような効果があるかも?)。

 

しばらくは、「一軍アイテムは厳選して取り出しやすいところに置き、他のものとは分けておく」という、この方針でやってみようと思います。