着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

「ファッションは自由」なのか???

服装などに興味が出てしばらくたちますが、ずーーっと謎でたまらないのが「ファッションは自由だ」という言葉。全然意味がわからない。

でも、ちょっとネットを検索するだけで、たくさん出てくるんだよねー。

ファッションは自由だ - Google 検索

しかし、私はどっちかというと、ファッションってむしろ「不自由」なものだと思うんだけど………?

  • 暑さ寒さで着るものは変えないといけないでしょ?
  • 着ていく場所や目的に合わせて服を変えるもんだよね?
  • 時代の制約だってある。数年単位で変わる流行もあるし、現代日本に十二単を着ていく場所はないよ?
  • かけられるお金にだって制限がある。だからこそ「数を減らして質を上げよう」などと考えたりするわけだし。

むしろ、こういう諸々の制約のなかで、各人が自分なりの方法でパズルを解いていくように行うのが、ファッションではないのだろうか。

あと、制約があったほうが、物事はたいてい面白いですよね。(例えばですが、某イタリア系配管工の兄弟が何もない空間を自由に動き回れるというゲームがあったとして、はたしてそんなもの面白いか?っていう話)

服の数を減らして着回しを考える、なんてまさに、制約を強めた上でどのようにコーディネートを作りだすか知恵をしぼる、という点が面白いわけです。

 

以前にも書いたことがありますが、私が自分で「まあ、「ファッションは自由」だからね……」とひとに言う時というのは、「他の人が微妙な格好をしているときに何と言ったらいいかわからないけど、何か言わないといけない時」だからね!!!! そんなの真に受けちゃダメだよ。