着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

発言小町から「お洒落な人って何が違うんだろう」

発言小町で面白いトピを見つけました。すごく参考になるので、要点を抜き出してまとめておきます。


お洒落な人って何が違うんだろう(駄かな) : 美容・ファッション・ダイエット : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

たぶんなのですが、私は子供の頃から絵を描くのが得意で、
色彩感覚や配色の分量バランスに長けているからなのかな?と。
あと、自分に似合う色も自然と分かります。
トップスとボトムスの長さやボリュームのバランスにはかなりこだわります。
(同じ色のカーディガンでも、長さの違うものを数枚持っています。)
年齢的に、トレンドの物はひとつだけプラスする様にしています。

 

持っているものは、特に高級でもなく、ブランド品でもなく。
ただ一点、気を付けているのが「自分のサイズにぴったり合うもの」であることと、
色と素材の組み合わせに細心の注意を払う。ことです。
テーマの色を決めたら、ヘアアクセとアクセと時計、小物も全て色目を合わせます。

例えば靴とベルト、バッグの色を同じにする。
その色は黒や茶色という平凡な色ではなく、
からし色や深緑などです。

 

そして着た後に、常に全身鏡でバランスを見ます。
(バッグも持つ。気合が入る時は、新聞紙を敷いて靴まで履いてみる。)
その上でバランスの偏りを直します。
例えばアクセサリーを変えたり、はずしてみたり。
眼鏡を変えたり。(沢山持っています。)

 

オシャレな人というのは

・サイズがご自身に合っているか

・雰囲気がまとまっているか

・服の色が肌色・髪色とあっているか

・服やアクセサリーなどアイテム同士の色や雰囲気が統一されているかどうか

・ご自身の良い部分が生かされているかどうか

・年や環境に相応であるか


大体そんなことが理解できていて、ちゃんと整えられているのです。

 

・自分の雰囲気や,体型等を知っている。
・好きな傾向がはっきりしている。
・トータルコーディネートが上手にできる。(センスが良い)
・色彩や上下の着丈等のバランス感覚が良い。
・おしゃれに対する好奇心がある。
・自分に似合うものを知っている。

 

1.沢山の色々な色を取り入れない(基本色でまとめる)
2.指し色を一色だけ入れる(ほんの小さなところに)
3.必ずしも流行の格好では無い(自分に似合うものを知っている)

 

きちんとしたメーカーやブランドの服やバッグを持ってるのに
安っぽく見えたり垢抜けていないような人たちがいます。

彼女達に共通しているのが、メイクや髪にこだわってないんです。
ほぼスッピンだったり眉毛がボサボサだったり形がおかしかったり、
髪もツヤがなかったり、黒いゴムで後ろに縛ってるだけ、とか。
もっと言うと肌もカサカサだったり。

 

最近、60歳以上の方たちとお話しする機会が多いのですが、「私も将来こうなりたい!」と思う方がいらっしゃいます。
Tシャツ、パンツ、靴、バッグ、どれも少しずつ可愛らしいんです。
しかも話し方まで可愛くて、こんなふうになれるなら加齢も怖くないな、と。

過剰な可愛さではなく、ほんわか可愛いんです。
しかもご本人が楽しんでる気分まで伝わってきます。

 

私もアラフォーですが、年齢的に「安っぽく見えないように」というのを一番に考えると良いです。
それだけで「並の上」にはなれます。
高いものを着なくても、ユニクロなんかはそういう風に見せるのはとても簡単です。
シンプルなのでアクセサリーで好きなようにテイストを決められます。
シンプルな格好は人という素材がよほど良くなければ、小物が必要です。
あと靴でもレザーのもの(パンプスやブーツなど)は価格と造りが比例しますので、安いものは履かない事。
サンダルやバッグなんかは安くても面白いものがあるのでかまいません。

 

今は、自分に似合う丈は何センチという厳格なサイズ規定をもとにしか購入しません。
襟の開き具合も、どのくらい空いているといいか、またはどのくらい詰まっているといいか、考えて買います。
バランスも、トップスが重ければボトムスはスッキリとさせる、フェミニンになり過ぎず外しや抜け感のテクニックを使ったり。
そういうことを覚えてきましたね。

何よりも、オシャレが好きで探究心が旺盛なのだと思います。

 

自分の事ではありませんが、周囲のお洒落さんは、

自分の魅力を引き出すファッションを知っている
欠点も知っていてそれをカバーする方法も知っている
(足が短いからハイヒールをはくとか)
鏡で全身をよく見る
家の中でもオシャレ
出かける時の準備に充分時間をかける

でしょうかね。

あと、生育環境。
親が女の子がお洒落に関心があるのは自然な事だと認めて、
お洒落することを否定されずに育てられたというのも大きいと思います。
小さい頃からお洒落に関する取捨選択を自分の意思で自由に沢山してるんですよ。
だから大人になるまでに自分にピッタリのお洒落が身についている。

 

どうすれば、周囲に不快感を与えないかとか、
そういうまじめさとかやさしさも、
確かに、オシャレに必要だと目からうろこがおちました。

 

皆さんのレスを読みながら、改めてお洒落=知性+人間的魅力だなあと思いました。
ネガティブな表情や会話をしていたり、言葉に品がなかったり、自信がなくおどおどしていたり、頑なだったりする人からは、どんなに服装に凝っていても「お洒落」という形容は吹き飛んでしまう。
お洒落って人柄そのもの、生活そのものなんですね。

流行との付き合い方も、お洒落のバロメーターだと思います。年をとるほどに流行を上手にアレンジして楽しんでいる人は、瞳が生きていて知的好奇心も旺盛、すべてに前向きな印象です。ファッションに限らず文化すべて、停滞すれば力を失う。自分なりの生活基盤や人格ができあがってこそ、流行を主体的に楽しめるようになるのだなと思います。

 

1.自分に似合う色を知っている。
雑誌レベルではありますが、パーソナルカラー診断の結果
似合わない色は子供のころから苦手な色でした。

2.美的センス
子供のころから両親の趣味で美術館に連れ回されていて
今も美術鑑賞は趣味の一つです。
これのおかげで色や質感の合わせ方は得意な方だと思います。
この数年はファッション雑誌を2誌定期購読し
その他の雑誌も店頭でチェックして、気になるものは購入し
コーディネートやトレンドをチェックしています。

3.小物こそ気を抜かない。
靴やバッグ、アクセサリーほど良質のものを選びます。
高価でなくてもいいんです。見た目で質の良い、と思う物を選びます。
定価で買うのは大変なので、バーゲンで買っています。

 

・綺麗な色使いで全身まとまっている。
・帽子、バッグ、アクセサリー、靴下など小物使いにも気を配っていて、統一感もしくは遊び心があったりする。
・洋服のサイジングがぴったり。
・(その人を知らないけど)着る人の雰囲気にぴったりだなと思う。
・おしゃれを楽しんでいるのが伝わってくる。
・自然体もしくは堂々としている。

 


服を着てみて、ちょっとでも違和感があればコーデをやり直す。

自分を3割増キレイに見せてくれる服だけを持つ。

お手入れも必須。毛玉はとる。シミは抜く。シワは伸ばす。