着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

秋はレイヤードが楽しい!

秋はコーディネートのしがいがある季節ですが、今年は9月から涼しくなり、11月も寒くならないので、目いっぱい楽しめてます。

毎年、この季節はあっという間に終わってしまって、ワードローブもさっさと冬物に交替せざるをえないのですが、今年は、これでもかこれでもかと言わんばかりに、この過渡期のコーディネートを毎日工夫できて実に面白い。

例年なら、夏が終わったら早めにワードローブのアイテムをウールなどの冬物に入れ替えてしまうのですが、今年はぎりぎりまでねばってコットンのワンピースなどもコーディネートに使い回すぞ、というのを目標にしています。

そこで活躍する方法が重ね着。

コットンのワンピースの上に、ニットベストを重ねた上にロングカーディガン、ボトムにはワンピースの下に細いパンツも履いて、首にスカーフ、頭には野球帽、足元は色のあるソックスにパラブーツのミカエルを合わせる、といった具合に、さまざまなアイテムを盛りに盛って組み合わせています。

「トップス、ボトムス、以上。」といういわゆるワンツーコーデと違って、様々な細かいアイテムを選んでは重ねていくレイヤードならではの、多様な素材や色の重なり合いがもたらす深みが楽しい。

大部分を同じようなアイテムで構成していても、スカーフ一枚、ニットベスト一枚を他の物に替えるだけで、ずいぶん印象も変えられる。

さすがに12月になったら冬物を出さないといけないけれど、もう少しだけこの季節が続いてくれればいいなあと思っています。