着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

バッグに必要な条件 かたち編

前回、小さいバッグはもう買わない、と、バッグのサイズについて書きました。私がバッグを選ぶの際にはさらに必要な条件がいくつかあります。

 

口が完全に閉まること

高価なバッグでも、かごやエコバッグのように口が開いたままのものも多いですが、ファスナーかふたで、完全に口が閉まるものを選ぶようにしています。

というのは、口が開いたバッグを持っているときに、大雨にあい、バッグの中で携帯が水没した、という目に遭ったから。ちょこっと上に布をかぶせる程度ではゲリラ豪雨に対しては無力でありました。

また、荷物が重いと網棚にバッグを載せたくなります。口が開いたものだと、載せるとき降ろすときに気を付けないと、バッグの中から荷物が出て頭上に降ってくることもあります。背が高くないのでやや無理な姿勢でバッグを引っ張る必要があり、中の荷物のことまで構っていられないんですよね。急いで降りるときなんて特に危ない。ファスナーで完全に口が閉まればそういう心配はなし。心置きなくバッグを網棚に載せられます。

また、口が閉まるバッグだと、海外や満員電車の中でお財布をすられたりしにくいだろう、という安心感があるのも高ポイントです。

 

外からアクセスできるポケットがあること

で、口が閉まるバッグだと、中のものを取り出すのに「口を開ける」というワンステップが余計にかかります。で、これが少し面倒くさいこともある。スマホを取り出したり、定期券をしまったり、さっとすぐに出し入れしたいという状況はわりとよくあったりします。

そんなときに、口を開け閉めしなくてもすぐに出し入れできるポケットが外についていれば、とりあえずそこに入れておけばいい。これはしょっちゅう使う機能なので、あるとないとで大違いです。で、大雨にあったり網棚に載せたいときは、ポケットの中のものを中に移動させれば無問題。

 

内側にもポケットがあること

外にはポケットがあってほしいですが、内側にもポケットはほしいです。小さいもの(例えば鍵とかアクセサリーとか)は、この内側のポケットに入れておくと、バッグの中で行方不明にならずに安心です。これはたいていのバッグにはついていますが、気の利いたバッグは1つだけでなく内側の両サイドに複数ついていたりします。こういうバッグは便利。

 

でも仕切りはないこと

内側のポケットは便利なのですが、書類カバンのようなものだと内側に仕切りがあって全体を2つとか3つに分けているようなタイプのが時々あります。書類やノートPCのような薄っぺらいものをよく持ち運ぶ人ならいいのかもしれませんが、私はこういうバッグだと、厚みのあるものを入れられないストレスを感じるので、仕切りがあるものは選ばないようにしています。

 

肩にかけられること

手に持つハンドバッグ型だとやはり疲れやすいので、いざというときには肩にかけられる程度に持ち手に長さがあるとよいです。もちろんショルダーバッグ型であれば困りません。

そんな私にとってはクラッチバッグはありえない選択肢です。家に帰る前にその辺に放り出してしまいたくなりそうなのが目に見えるので、そもそも買ったことないです……。