着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

自分に合うブランド探し

ブランドを絞り込めるとすごく労力が減る

 パーソナルスタイリストさんから教えてもらって役に立ったことは山ほどありますが、なかでもダイレクトににすごく役立っていることといったら、なんといっても、「自分に合うブランド」をいくつか教えてもらったことです。

(良心的な方なので、「合う」ブランドとは言わず、「似合いやすいアイテムが比較的多い」ブランド、という言い方をされていましたけど。)

理想的にはすべての選択肢のなかから、自分にとって必要なアイテムを選び出せればいいんだろうけど、洋服のブランドはとてもたくさんあるので、全部を見て回ることは難しい。ただ、ある程度自分の傾向に合うとわかっているブランドがいくつかあると、そこを重点的に日ごろからチェックしていればいいので、労力が相当節約できるようになりました。具体的には、以下のような感じ。

  • 毎月、新作が出たらとりあえず見に行く。(世の中にこういう楽しみもあったのね。新作が待ち遠しいです。いわゆるファンになりました。)
  • セールの情報をいち早く入手する。目星をつけておいたものを実際に買う。(すると、セールのお知らせをもらえるようになって好循環。またお得意様だけの割引なんかもたまにあるので、定価買いのときに適用できる。)
  • ヤフオクなど中古でも、これらのブランドを集中的に探す。(これらも数限りなく選択肢がある世界なので、ブランド名で絞り込めるのはすごく便利です。場合によっては「欲しかったけど買い逃しちゃったなあ…」というものが格安で出ていたりします)
  • 同じブランドのアイテム同士はコーディネートしやすい。(雰囲気・世界観が共通しているから。当たり前ながら。)

手に入れやすさなどを考慮して、3つくらいにブランドを絞って、服を選ぶようにしています。なお、教えてもらったブランドは、存在は知っていたものの、自分がそこで服を買うとはあまり思っていなかったので(素敵すぎて。ホントよ)、やはり専門家に相談する意味はあるなあ、と思いました。自分に合うものが目に入っても、自分がそれに気づけるとは限らないですね……。

「将来の自分に合いそうなブランド」が楽しい

実際に今の自分が着る服のブランドをある程度絞り込んでおくというのは、このようにとても役に立っているのですが、パーソナルスタイリストさんから教えてもらった話で、また別の意味で面白かったのがあります。

というのは、「将来の自分に合いそうなブランド」です。今はさまざまな理由で(お金とか、立場とか)買う必要はないけど、将来たとえばこんな路線をねらったらいいんじゃない、というのをラグジュアリーなブランドの中から教えてもらいました。これが楽しい。

 

1.今より出世して偉くなったら、仕事服に……アルマーニ

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こういう服着て会議に出たいよ! 仕事がんばっちゃおうかなあ。

 

2.歳とって引退して、仕事しないで家にいるようになったら……ヨーガンレール

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カジュアルが素敵って、余裕を感じるよね。いいなあ。 

 

3.リラックスウェアなら……ブルネロクチネリ

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 6億円が当たったら、部屋着をブルネロクチネリにできるかな?

 

いますぐにどうこうではないのですけど、これらのブランドのウェブサイトをときどきのぞいて、自分の手持ちアイテムで真似できないかな、なんて考えたりするだけでも楽しいです。夢があるんだよね~。

 それぞれのアイテムは高級ですが、色・デザインともごちゃごちゃさせずに抑え、全体的にソフトな雰囲気、辛口でもないけど甘さもない、というのは、今のスタイルとも共通しています。