着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

コートは何枚?

急に寒くなったので、コートを引っ張りだして着ています。

服を厳選したいと思っているわりに、じつはわたくし、コートをたくさんもっているのですよねえ。

  1. ライトグレーのウールメルトン地ステンカラー、ロング丈
  2. ブラックウォッチ柄のキルティング地ダッフル、膝上丈
  3. ライトグレーのニットダッフル、ハーフ丈
  4. ブルーとベージュの水玉総柄ウールノーカラー、ロング丈
  5. ライトブラウンのウール地ユニクロダウン、ハーフ丈

秋冬のコートだけでも5つある!

そして、少し違う用途のものも数えると、さらに増える!!

  1. ブルーグリーンの麻ステンカラー、膝上丈(スプリングコート)
  2. ブラックウォッチ柄のゴアテックスジャンパー(アウトドア・雨天用)
  3. ダークブルーに白水玉柄のポリエステルステンカラー(レインコート)

しかも、こう書き出してみると、自分の好みがものすごく限定されていることに気づきました。無地ならライトグレー、柄物なら青と白の水玉またはブラックウォッチなのか。こんなにかぶっているとは意識してなかったよ。

しかし、今日、この文章を書くのは「多いから減らそう」と言うためじゃありません。「コートは多くたっていいんだー!」と言いたいからです。

(コートが多くてよい理由1)だって、まず、冬は長いですよ。11月から薄手のコートを着始めて、本格的には12月、1月、2月、3月は着るでしょ。4月にはまた薄手のコートを着る。そう考えると6カ月間。一年の半分はコートを着ています。すなわち人生の半分はコートを着ているわけです。そう考えたら、何種類かあったっていいよね。

(コートが多くてよい理由2)それから、コートは着回しがきかない。いちばん外側に着て全身をおおうアイテムだから、その人の印象はほぼすべてコートで決まってしまう。ストールや小物で味付けするにも限度がある。(私は寒がりだから、前を開けてインナーを見せるなんて着方はぜったいにしないよ〜!!)だから、コート自体が違うタイプで何枚かあっていいよね。

まあ、外側に着るからそうそう傷むわけでもないので、少ない枚数のコートで冬を乗り切れるという理屈はじゅうぶん理解はできるのですけど、ファッションのおもしろさ、楽しさという要素を勘定に入れたい私としては、気が進まない。

多いとはいえ、自分のコートのどれも捨てる気はさらさらないです。増えてもいいかな? 綺麗な色のとかね。(危険思想~)