着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

カチューシャを選ぶ

近所のショッピングモールでカチューシャを買ってみたら、なかなか良くて気に入っています。

私の場合、顔まわりが寂しくなりがちなので、首から上を盛れるアイテムはありがたい存在です。ピアスもそういう意味でパーソナルスタイリストさんに勧められていました。

なのに一方で、店頭であれこれ試着してみると如実にわかるのですが、顔が薄いせいか、色や柄が強いものだとすぐに自分が負けてしまいます。今季はやりのチェック柄がもう全然いけません。あとはカチューシャ本体にワイヤーの入ったリボンがついたタイプのもので自分でウサギの耳みたいに形作れるのですが、これもダメ。

かたっぱしから試していくと、ある程度いけるのは、①無地、または②生地の糸そのものに色があるためほんのり柄になって見えるようなもの。洋服も主にこういう柄を選んでいるので、意外ではありませんでしたが、カチューシャは顔のすぐ近くにあるせいか、この得意/苦手がすごくはっきり出ます。

色も、洋服と同じく寒色系。ネイビーかグレーか、といったところ。グレーがかった青とか、青みがかったグレーもかなりいけます。しかしラメの入ったものや光沢素材のものは、そちらに顔が負けてしまう……(なんて弱いんだろう。自分)。

形は、幅が太くてぺたんとボリュームのないものが似合うのがわかりました。頭が大きいので、細いカチューシャだと頭のでかさが目立ってしまうらしい。

それから、リボンのようなモチーフが頭のてっぺんにあるよりも、サイドについているもののほうが似合う。これはなぜかは全然わからないのですが、ジャケットやブラウスなども、襟が片方に寄って左右非対称になっているものが似合うといわれたことがあるので、関係あるかもしれません。

結局選んだのは、ネイビーのベルベットで、幅が4cmくらいある太いカチューシャです。ほんとうはベルベットの光沢がもうちょっとだけ抑え目であればなお良かったんですが、まあ許せる範囲。

顔周りに来るアイテムなので、洋服よりも似合う/似合わないがシビアで、かつ試着がとっても簡単(試着室に入る必要なし!)なので、試してみると自分に似合うものがよくわかって面白いと思います。