着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

服を色ごとに並べる

スタイリスト本やお片付け本によく書かれているのが、この「クローゼットの服を色ごとに順番にグラデーションになるように並べる」ということ。こんまりさんの本にもありました。

どうしてなんだろうと思っていたけど、実際やってみるとよくわかりました。順番にならべようとすると、うまく他の服のあいだに並ぶ服と、どこに入れたらいいのか迷ってしまう服とがあります。どこに入れたらいいのかわからない服は、色や柄がほかの服とはいちじるしく違っているわけで、つまり、実際にほかの服と組み合わせようとしたときにも、ちょっと浮いてしまう服なのです。そういう服は、クローゼットの中でも見た目に不調和なのですが、実際に着るのも難しい。

つまり、この作業によって、合わせづらい服がおのずとワードローブから除かれていくというわけです。