着るものをどうしたらいいか考える

着るのは楽しいけど、考えるのはもっと楽しい。

メルカリで売りやすい服

まだ寒いですが、気分としては春になってきましたので、ワードローブの整理をしました。

今回、今までは気に入って着ていたけれどこういう方向性はもう卒業しよう、と思うアイテムを思い切っていくつかメルカリに出してみました。すると、すぐに売れるものとそうでないものがはっきり違うんですねーーー。

 

すぐに買い手がついたのは、綺麗な色・柄アイテム。

あまり反応がないのは、地味なシックなアイテム。

 

いままで意識していませんでしたが、実際に出品画面を見てみればすぐわかることで、華やかなアイテムは写真映えします。検索かけて出てきたものがずらっと並んでいる中で、綺麗な色や柄で目を引くアイテムは目立って「おっ」と思われやすい。

反対に、見た目が地味なアイテムは写真が他の出品物の中に紛れて沈んじゃう。実物はファブリックの質感が良くて着回しにも便利なアイテムであっても、写真では手触りや着こなしやすさは伝わらないですもんね。

 

よく考えてみたら、今回すぐ売れた色・柄アイテムは、もともと自分でもメルカリやヤフオクで入手したものでした。やっぱり目に入りやすいから「買っちゃえ」という気になりやすいんだろうな。しかも安いし、ね。

 

この発見を今後どのように生かせるんだかまだよくわかりませんが、何かの役に立つかもと思い、皆様にご報告までです。

セールでchisakiの帽子を買いました

お正月休みの間にデパートを見に行って、帽子を買いました。

とくに前もって買う予定はなかったのですが、お店で出会って形と色が気に入ったので決めました。chisakiのtiekaというモデルです(下記写真。色もこの黄色を選びました!いろいろなかぶり方ができるのですね)。うれしいことにセールで半額。

新しい年に入って秋冬のダークな色にちょっと飽きてきた今、この黄色が新鮮に感じます。家に帰ったら、年末に買い足したハイソックスも、ちょうど同じような黄緑がかった黄色でした。心がこの色を求めていたのかな??

chisakiさんの帽子はどれもデザインにひとひねりあって凝っているのですが、余裕があればもう一つグレーのニットキャップも欲しかったです。どうしようかなあ。

http://www.chisaki.co.jp/book/2017aw/images/09.jpg

www.chisaki.co.jp

新年は明るい色が着たくなる

今日、1月4日から仕事初めです。

相変わらず冷え込んでとっても寒いのですが、年末と同じ格好ではつまらないなーという新たな気分になるのは、さすがは新年。

あまり意識してなかったのですが、ミディアムグレーのジャケットに、やや緑みライトベージュのニットベスト、黄みのライトベージュのスカート、と上下とも明るい色を手に取りました。

なお、インナーのブラウスとタイツはダークな紫、足元は黒のサイドゴアブーツで締めてあります。

 

年末までは、全身ダークな色で固める日も多かったのですが、これから少しずつ日が長くなっていくのに合わせて、少しずつ明るい色の割合を増やしていこうと思います。

秋から冬の間は寒そうに見えて一度も着なかった白シャツも、これからは登場させられそうです。

 

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好きな服より似合う服のほうがいいに決まってる

「好きな服と似合う服は違う」という話はよく聞きます。で、そのどちらかを選べと言われたら、私なんかは即答で「似合う服を選ぶ」んですが、そうじゃない人もいるの???

自分自身のことを考えたらすぐにわかるけど、「好き」っていう気持ちはかなりいい加減で、ころころ変わったりします。友達が着ている服を見て「いいな」と思っただけでも気持ちは変わるんだから、一日に十回転、二十回転の勢いでころころしちゃいます。そんなものをあてにして服を買ったらやばいですよ。お金がいくらあっても追いつかない。落ち着いて脳みそを使って理性を働かせよう。

 

それから、「好きな服」は自分のいままでの発想から一歩も出ないので、私自身にとってはそれほど新鮮味がないであります。「好き」ってある意味ひとりよがりな感覚なので、それだけを狭く追求したところで大したところには行きつかない……と、自分の他の分野での経験を振り返ったらそう思います。むしろ、誰か他の人に「こんなの似合うんじゃない?」って言われて着てみたら似合った、という体験は、すごく刺激があって楽しい。新しい自分の新しい世界が急に目の前に開けるわけだから。

そして、そもそも、あるアイテムが似合ったら、結局そのアイテムが大好きになりませんかね? 「似合うけど嫌い」ということがどういう状態なのかさっぱり理解できないです。

 

そして、やっぱり私は、服はどちらかといえば、自分のためよりも他人のために着るものだと思ってるから(だって、写真や鏡なしには自分の目で自分の格好を見ることもできないんだし)。少なくとも、「自分と他人の関係性のため」に着るものだと思うから。つまりはコミュニケーションだから。

なので、人から見て「似合う」という客観性を抜きにして服を選んだところで、そんなものに安くもないお金を払う意味が分からない。「好き」は食べ物なんかで満足させとけばよっぽど安上がりなのでは?と思いますが、食べ物だったら「好き」だけで突っ走ってもいいことないのは逆によくわかりますよね。服だって同じじゃないのかな?。

 

私自身、今までさんざん好きだけで突っ走ってきた結果そういうしょうもない選び方をした服ばかりで手に負えなくなったあげく、今こうやって整理しているわけでもあります。

 

 

ここからは余談。

また、逆に考えてみると、他人から「似合う」って言われる服をどうしても自分は受け入れられない、という場合は何かが変だというシグナルではないでしょうか。

だって、今の自分は周りの人たちからはそういった服が似合う人に見えているわけよ? なのにそれを否定するというのは、それってつまり、①自分で自分のことが全然見えていないか、②自分自身のことがすごく嫌いか、のどちらかよ(もう一つ、③その周りの人たちの言うことがアホだ、という可能性もあるけどそんなの無視すればいいだけ)。

そんな場合は、服なんかよりも先に、その自分対自分のあり方を真剣に考えるべきではないのかという気がします。自分自身をもっと構ってケアしてあげていいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

2017年に買ってよかったもの

まだ2017年は終わっていませんが、もう今年の買い物は終わったつもり。残る日々で衝動買いをしないためにも、「今年買ってよかったもの」をリストアップしてみたいと思います。

 

3月 ネイビーのハーフ丈トレンチコート

 この記事で書いたものです。春・秋とも毎日のように着ていました。丈や形が自分に合って使いやすい。

rci.hatenablog.com

 

3月 ネイビー地に白水玉柄のシフォンスカーフ

メルカリで500円で入手。そのわりに大活躍でうれしい。こんなにいかにも私がもっていそうなアイテムなのになぜ今まで持っていなかったのか?と疑問が湧いてくるようなアイテムです。もっと早く気づきたかったです。

 

3月 ベージュのタイトスカート

淡い色でかつベーシックカラーののスカートが欲しいなー、という理由で入手。ちょっと長めの丈なので、ベーシックアイテムですが今どき感が出せてお気に入り。

グレーだとちょっと寒そうに見えるときに代わりにベージュを使うと、温かみを出せて大人っぽくなるように思います。

 

7月 茶色とグレーの柄ジャンパー

これもメルカリ。 ジャンパーが使いやすいことはこちらの記事にも書きました。ベーシックカラーながらちょっと変わった織り柄なので、主役アイテムとして着ています。今年は革ジャンよりも布帛のジャンパーについつい手が伸びます。布のほうが上にコートを重ねたりしやすいんですよね。

rci.hatenablog.com

 

 
7月・11月 はきやすいパンプス(プラムとベージュの2足)

夏のセールでまずプラム色のパンプスを入手したところ、とっても履きやすくてお気に入りに。同じ型のベージュのもAmazonで値下げになったのを見計らって入手。靴は選び方が難しいので、履きやすいのを見つけたら目をつけてます。色違いで同じアイテムを買うのは私はあまりしないのですが、靴に限ってはやる意味があると思います。

 

8月 シルバーのレザートートバッグ

いまは廃盤になっているのですが欲しかった形のバッグをメルカリで見つけたので即落札。シルバーのバッグは何にでも合わせられて重宝。シルバーのバッグはコーディネートの中で、目立つようで目立たないけどでもちょっと目立つ、といったいい具合のアクセントになるので不思議。

 

8月 ネイビーのコットンリネンニットストール

夏の終わりから秋にかけてのアイテムとして出ていたもの。素材がよくて肌触りが気持ちいいです。また、サイズと落ち感が自分に合いました。夏用の素材なのですが、実際には秋冬になってから出番が多くなってきました。手持ちの服になんでも合わせられるので重宝してます。

 

 
9月 緑地の線柄ウールプリーツスカート

セットアップになるブラウスを持っているのでメルカリで見つけて落札したもの。が、届いてみると同じ柄の色違いでした!!!(スカートは緑、手持ちのブラウスはブルーグレー) 写真では同じような色に見えたのになあ。

とはいえ着やすい素材・形でほどよいアクセントになる柄なので、別々にそれなりに喜んで着ています。どことなく「いかにも自分」という気分になる柄なんですこれが。合わせて着たらどうなるんだろうと思いつつ、まだ試してないまま(来年の課題ですね)。

 

11月 ベージュのVネックのコットンニットベスト

重ね着用のアイテム。ニットはやや苦手としているのですが、深いVネックで凝った編地のベストなので、適度に体形補正してくれてかつ暖かい。重ね着すると暖かさの調整もしやすいし、コーディネートに奥行きを出せるのがいいですね。買って以来、ブラウスの上に着たり、ジャケットの中に着たり、ワンピースに重ねたり、いろいろな組み合わせで登場させてます。

春物をオフシーズンセールで入手。

 

12月 ボルドーのコットンタートルネックセーター

現在ヘビーローテーション中のアイテムがこちら!

冬のコーディネートがどうしても暗く寒そうになりがちなので、プラスする暖色として熟考のすえボルドーを選択。狙い通りにネイビーやグレーや赤茶など他の手持ちアイテムともよく合って活躍中です。このごろチクチクが気になるようになってきたので、今回はウールでなくコットンを選びました。

いままでは温かみのある色としてキャメルやマスタードに心惹かれていたのですが、ちょっと自分には難しくてうまく取り入れられませんでした。ボルドーやそれに近いような赤みをおびたダークな色は、タイツやスカート、アンクルブーツなど、いくつかすでに手持ちのアイテムがあったので、それらとリンクさせて温かみのあるコーディネートができるようになりました。

 

それにしても、いろいろ買ったものだなあ……。来年は少しセーブして、今あるものを大事にしたいです(毎年新たに決意)。

 

★1年前の「買ってよかったもの」はこちら!

rci.hatenablog.com

 

 

「おしゃれは足元から」の意味がわからぬ

どんな服装をしようかなと考える際に、世間に流布しているアドバイスのような言葉がありますが、よく考えると意味がわからないものが結構あります(例えば、「ファッションは自由だ」とか、「ファッションなんてしょせんは自己満足だ」とかね。いままで何度か書きましたのでご参照くださいまし)。

今回タイトルにあげた「おしゃれは足元から」も、意味がわかるようでわからない言葉です。初めは、初心者段階を脱すればおのずと意味がわかるようになるのかなー、と楽観的に考えていましたが、何年たっても私にはわからないまま。

 

逆に、もしこれが「おしゃれは足元から」じゃなくて「おしゃれは足元まで」だったら、かなり納得がいく考え方だったりします。

初心者のうちは、トップスとボトムスに構うのに精一杯で、ソックスや靴がいいかげんになっちゃうというのは、非常によくありがちな状態です。それは、自分のワードローブのメインアイテムがある程度固まってからじゃないと、小物にどういったものを持ってくるべきかも決めにくいからね。しばらくそういう状態におちいるのは当たり前でもあります。

その状態でしばらくやってみて、「自分はこういう方針で行こう」と軸が見えてきたところでようやく、どんな靴やタイツ・ソックスなどを付け加えていこうかな、と考える余裕がやっとできてきます。実際、足元がおしゃれな人はたいてい、そこから上もバランスが良いですよね。

それから、もう一つの理由。靴選びには、服を選ぶのとはまた違う難しさがあると思います。まずサイズが0.5ミリ違いでも大違い。そしてサイズの数字だけ合わせても、幅やヒールの高さなどの問題で必ずしも自分が履けるとは限らない。靴の種類(スニーカー、パンプス、ブーツ、サンダル)とそれぞれ行き先と使用時期が限定される。品質の良し悪しが見た目にはっきり出てしまうので、あまり妥協ができない。そして、全身のコーディネートの中でもとくに目立つ場所にある、などなど。

 

 

靴だけでもこんなに大変なのに、ここにさらにソックスやタイツを合わせることを考えると、もうそれだけで頭の中がいっぱいになってしまいます。

そんなわけで、「おしゃれは足元まで気を配ってやっと脱・初心者」だというならよくわかります。けど、「おしゃれは足元から」なんて言われてしまうと、異様にハードルが高くて、もう始める前から挫折確定じゃん。誰が言い出したんだよこんなこと。

 

結論としては、足元のおしゃれは難しいよー。であります。 

 

 

追記: もう一つの可能性としては、靴に泥がついたままだったり、シューキーパーを入れないせいで型崩れしちゃったままだったり、といった、スタートラインに立つ前にこの程度は最低限なんとかしようよ、という段階を指しているという可能性もあるといえばありますね。とはいえ、まさかここまで手前の段階の話ではないように思いますが、どうなんだろう???

 

靴磨きの男性のイラスト

靴磨きは基本中の基本!

 

 

ジャンパー(ブルゾン?)が好きだー 

いまどきはジャンパーと呼んでいいのか、それともブルゾンでいいのかよく分かりませんが、いずれにしてもああいったアイテムが気に入ってよく着ています。

そもそもニット類があまり得意でないので、ジャケットがシャツ・ブラウスをよく着るのですが、その延長にあるものとしてジャンパー・ブルゾンの類がちょうどいい。

着心地もデザイン上も、ジャケットほど堅苦しくはならないけど、ニットではなく布帛でできているせいで、生地を選べば仕事中に着ていておかしくないものがたくさんあります。

http://img5.zozo.jp/goodsimages/197/14769197/14769197_166_D_500.jpg

http://zozo.jp/shop/kobelettuce/goods/13769197/?did=45486258

写真は似たようなものをZOZOで適当に探してみたもの。こんな感じのジャンパー。

 

 

私が好きなのは、こういうあっさり目のMA1のような形のもの。デザインがごてごてしていないくてあっさりしていて、かつ身頃の中央にファスナが―があるので縦のラインができてスッキリして見えます。

選び方としては、このような形で、かつ生地と色はドレスライクなもの(ウールやコットン生地でシックな色のもの)を選んでおくと、「ノーカラージャケットかな?」という雰囲気にもなり、堅苦しくない仕事にもプライベートにも、スリーシーズン着られて、使える範囲・期間が広いです。

 

自分なりの定番アイテムにしようかなと思ってまーす。

 

 

Tatty Devineのネックレスかブローチがほしいかも

Tatty Devineのアイテムはいくつか持っていますが、今シーズンのアイテムは毒の含有率が好み。どれか欲しいかも。

真面目そうな格好にこういうのを一点つけて、服装に突っ込みどころを作っておくのは楽しいです。そこで突っ込んでくれる人とは仲良くなれそうだし、何も言ってこない人とはそれ以上何もない、かな。

www.tattydevine.com

いまさらですが、ストール・スカーフがすごく使える件

ほんとに、いまさら何を言ってるの、という感じですが、ストールやスカーフはすごく使えますね。夏は暑くて敬遠がちでしたが、秋が深まるにつれ、毎日のように便利に使い倒しております。

具体的にどのように使えるのかといいますと……、

 

インナー代わりになる

ジャケットなどの上着を着た中にストール・スカーフをする、というのはよくある手ですが、そうすると中に着たブラウスやカットソーなどインナーは、実際にはほとんど隠れて見えなくなります。

というわけで、インナーの代わりにほぼストールが印象を作ることになります。ストールをいろいろな種類で持っていれば、ジャケットの中に着るブラウスなどはあまり数を持たなくてもかなり着回せちゃう、ということになります。

 

ネックレス代わりになる

ジャケットを着ていないときも、首からストール・スカーフをさらっと巻けば、いい感じにアクセントをつけられます。細長く畳んでから巻けばさらにネックレス的に。

そんなわけで、ネックレスの代わりにもなります。……というか、ストールを巻くとネックレスなどはほとんど隠れて見えなくなっちゃうのが実際のところ。ストールの上にあえてネックレスを重ね付けづけするのでなければ、秋冬はネックレスすら不要。さらに、ストールのほうが温かいもんね。

 

注意点

ストールやスカーフは自分で好きに形が作れるので、とても融通がきくアイテムではありますが、あまり大きすぎるものはちょっと使いにくいように思います(少し前のファリエロサルティとか!はさみで切っちゃった)。大判サイズのものをぐるんぐるん巻くと、なんだかむち打ちの人のようになってしまうので、特にわたしのようなストレートタイプには鬼門です。

また、厚みがあるものより薄手のもののほうが、いろんな巻き方ができて結局使いやすいこともわかりました。厚みがあるものは見ためは暖かそうで良いのですが、結び目をうまく作るのが難しく、私の場合はたいてい毛布をかぶった避難民のようになってしまうのが、難しいところ。

そして、顔周りにくるアイテムなので、顔映りがシビアです。これこそ自分に合ったものを選ぶべきアイテムですし、長持ちするアイテムでもあるので、多少お金をかけても肌触りのよい気持ちいいものを選んでおくと、長い間幸せになれると思います。

笑顔のキャビンアテンダントのイラストキャビンアテンダントさんに限らず、スカーフはコーディネートのポイントにもなるよね!

 

寝巻き・部屋着・ワンマイルウェアは買わなくて大丈夫だった

いつもは仕事に行くときの格好についてここでは記していますが、今日は珍しく家で着るものについて。

……というのは、今までとくに考えずにほったらかしていた家での服装問題が、いつの間にか解決していたからです。

 

さて、その解決法とは、

「お気に入りワンピースを家でも着る」

です。

  

去年、フォグリネンワークのリネンのワンピースを外で着るつもりで中古で安く入手したら、着心地が良すぎて帰宅してからもつい着てしまい、さらにはそのまま寝る時にも着てました。それがきっかけ。

そもそも外で着るつもりで買ったものなので、寝巻きや部屋着としてはもちろん、そのままワンマイルウェア的に外に着て行っても全然おかしくない。

また、外出着と違って家着だと、毎日好きなだけ同じのを着続けてもかまわないので、着心地の良い気に入ったものを長時間着られて気分がいい、というメリットもあります。

 

もちろん、選ぶ際にはいくつかのチェックポイントがあります。

  1. 肌の上に直接着ても着心地がよい素材であること
  2. 着ていて楽な形であること
  3. 気兼ねなく洗濯できる素材であること(なので、夏物から選ぶとよいです)
  4. シャツワンピースだと、外に出てもきちんとして見えやすい(いざというときはブラをしなくてもなんとかなる?)
  5. カットソーのワンピースだと、家でごろんごろんしていても楽
  6. 上着を羽織ったり、スリムパンツを下に履いたりできるデザインだと、気温や状況に合わせて調節しやすい

今までは、家で着るためにユニクロなどでわざわざ部屋着アイテムを買ったりしていたのですが、なんだわざわざ買うまでもなかったじゃん、とようやく気づきました。外に着ていける服を家でも着ちゃって何も困ることがなかった。とはいえ、新品をいきなり家着にするのはもったいなくて憚られるので、中古で安く買ったものや、何年か外で着て十分に使ったと思えるものを着るようにしました。

 

さらに、せっかくのお気に入りが汚れないようにするには(気兼ねなく外にも着ていけるように保つため)、そして、料理や掃除の際には、上にエプロンを着てしまえば大丈夫です。

 

秋色夏服を買わずに済ます方法

あらあら、 「秋色夏服」だなんて、これまたよく釣れそうなキャッチフレーズを考えましたねぇー。服屋さんからの最近のオススメ記事は、ほんとにこればっかり。

しかし、パーソナルカラーがサマータイプの私には、カーキやマスタードやレンガ色といったいわゆる「秋色」は鬼門です。洒落にならないくらいに、やつれたおばさん化してしまうんですよ、ほんとに。たしかにこのタイミングでは魅力的な提案ですが、私にとっては「買わない」の一手です。

 

過去記事を見直していたら、2年前にも同じような話を書いてました。

着るものは気候にも影響されるから、一年の同じ時期には同じようなことを考えるものなんですね。

rci.hatenablog.com

 

さて、秋色は着ない買わないとはいえ、とくに晩夏~初秋のこの時期には春夏と同じ格好はしたくないのも確かです。 そこでどうするかと考えてみました。

 

自分の手持ちの服からダークな色を選んでそれを着る

私の場合はネイビーやチャコールグレーなどは基本色ですし、差し色でボルドーダークグリーンなどもちょこっと持っているので、ここぞとばかりにそれらのアイテムを着ます。

 

白っぽい明るい色の分量を減らす

春夏は白っぽい色が爽やかに映えるのでそういう服を着たい気持ちになりますが、秋の気配を感じたらその逆を行く。それだけで春夏感が減って相対的に秋冬感が増えます。

 

小物は秋冬物をもう使う

真夏に比べれば涼しくなったとはいえ、まだそこそこの気温があります。冬服はまだ着られませんが、小物でごく小さい量なら大丈夫。

帽子やリボンをフェルトやベルベットなどの秋冬素材にしたり、スエードやヌバックの靴やバッグを持ちます。黒っぽいストッキングや、タイツ・ハイソックスなどもはいてしまいましょう。ピアスやネックレスも黒っぽいものが映えますね。

 

 

 「秋色夏服」は、今のこのごく短い期間以外にはあまり着る気持ちにならないアイテムなので、そもそも増やさないほうがいいだろうなあ、と(同じ気温だとしても春から夏になるタイミングでは爽やかな色を着たくなるし)。どうしても秋色アイテムを着たいなら、本格的に秋冬に着られるものにしたほうが登場機会が多いのではと思います。

冬になったら、また暖かそうな毛糸やフェルトの白っぽい服を着るぞ~。しばらくの辛抱です。

f:id:rci:20170906165302p:plain苦手なものにわざわざ手を出さずに、見るだけにとどめます。

真夏のワードローブ反省会

暑かった8月がやっと終わって、ほっと一息ついています。この夏は、暑さで今までにないほどにへこたれてしまいました。どうしてだろう。年齢のせいなのかなあ。 

暑い時期を耐え忍ぶための服について、気づいたことをメモしておきます。

f:id:rci:20170901173002p:plain見るのも暑苦しいけど、毎日こんな状態でした

 

8月は7月・9月とは違う服が必要!!

真夏の暑さをなめていました。7月中は長袖や七分袖のブラウスの中にタンクトップを着て、袖まくりしていれば済んだのですが、それでは8月の暑さを乗り切ることができませんでした。

袖丈は五分袖や半袖くらいの短いもので、かつ中にタンクトップやキャミソールを重ねて着なくてもよいものだと暑苦しさを減らせます。中にインナーを着ないことにすると、つまりは透けない素材で、かつ1枚でもそこそこ汗を吸収してくれることが必要になります。

そんなわけで、ふだんはブラウスやシャツの布帛ものがメインの私も、8月は半袖のポロシャツやTシャツ1枚で仕事に行っていました。仕事用としてはだいぶゆるい雰囲気になってしまうのが難点ですが、夏休みシーズンだからそこはお互いに許し合いましょうね、という感じです。

 

汗への対策

暑さのせいで、首の後ろやわきの下、背中やお腹にもけっこう汗をかきました(これも年齢のせい?) これまた着るものに制約を与えます。

まず、ネックレスが使いにくいです。素材によっては汗で傷むし、金属アレルギーを引き起こしやすくなるという危険もあります。そこでネックレスの代わりにコットンのスカーフ・ストールを巻いていました。シルクのスカーフでは傷んでしまうのですが、コットンなら洗えるし、さらには手ぬぐい代わりにそれで汗を拭いたりしていました(これまた許してください……)。

スカーフを結ぶときに、なかなかすぐには良いバランスに結べなくて苦労しますが、そういうときにスカーフリングを使ってみると便利でした。

スカーフリングはわざわざ買わなくても、万一落としてもかまわない指輪などでも代用できます。ただ、体の中心に来るものなので小さくてもかなり目立ちます。シンプルなものが使いやすいですが、あえてアクセサリーとして目立たせる方針をとってもいいかも知れません。あまりお店では種類がないので、こういうときこそネット通販で探すのが向いていると思います。

search.rakuten.co.jp

 

それから、これは気にしている方も多いと思いますが、グレーなど中間色は汗が目立ちます。すごく薄い色(ほぼ白)かすごく濃い色(ほぼ黒)のどちらにしておくと安心でした。

 

真夏の最強アイテム、麻のワンピース

こんなときに一番着たくなる服は、麻のワンピースでした。なんといっても麻は涼しいし洗濯にも強いのです。とくにシャンブレーなどもともと白い糸が混じっている生地だと色褪せしても見た目が変にならないのでありがたいです。

さらに、ワンピースで上と下がつながっているおかげで、お腹や背中に風が通りやすいのも涼しさアップの利点です。

ワンピースが夏に向いていることは以前から分かっていたので、この夏にむけてコットンと麻のシャツワンピースをひとつづつヤフオクで買い足しておきました。が、やはり麻のほうを愛用してしまいます。

それから、これも半袖で透けない色・生地のものを選んでおくと、インナーを省略できてさらに涼しくなります。

ワンピースだとややきちんとした印象になるので、Tシャツやポロシャツ1枚よりはこの方針がいいかも知れません。

 

★そういえば、真夏の服装について、2年前にも同じテーマで記事を書いていました。

rci.hatenablog.com

 

 こちらは3年前のもの。夏物について、少しずつ考え方が変わってきたのもわかります。

rci.hatenablog.com

 

小さいバッグの代わりに大きなお財布を

この前、荷物の入らない小さなバッグはもういらなーい!という話を書きましたが、そんなことが言えるのにはもう一つ理由がありました。小さいバッグの代わりに使える、肩にかけられるチェーンがついた長財布が、とても便利で使いやすいから。

普通の長財布よりもさらに一回り大き目サイズ。鍵や名刺入れもこの中にしまうようにしています。ちょっと頑張るとiPhoneも入る。貴重品は全部入るので小さなショルダーバッグとまったく同じ役割を果たせちゃいます。

チェーンを外せば、普通の長財布ですし、見た目もきれいなのでパーティー用のクラッチとしても十分使えます。普段からチェーンをiPhoneが入るスペースにしまっておいて、つねにショルダー使い可能な状態でバッグに入れています。身軽に動きたいときには、バッグを別なところに預けて、このチェーン付きお財布だけを持ち歩きます。

パーティーバッグも登場機会が限られてしまうアイテムですが、これとお財布を兼用すると、毎日綺麗なパーティーバッグ=お財布を使えてうれしい、という別のメリットも。

去年新しく買ったアイテムでしたが、これは自分的には大ヒットでした。しばらくこの路線で行こうと思います。

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追記

そういえば、私は、小さいバッグを活用しようとして、そこに余裕で入るサイズのごくごく小さいお財布を買ったこともあります。それを使えば小さいバッグだけで外出もできるのですが、この小さいお財布は、普段の大きなバッグといっしょに使うと、小さすぎてバッグの中で行方不明になったりするんですよね!!! レジでお金を払う時になかなか見つからなくてあせることがありました。

小さい財布は荷物が軽くなって良いのですが、こんな落とし穴もありますのでいちおう記しておきます。大きなお財布なら、バッグの中でもすぐ見つかるし、万一忘れてもすぐ気づくので、その点も安心でーす。

superclassic.jp

 「小さい財布」界では著名なこのお財布(↑)も持ってます。よく考えられていてとても機能的、ポケットにも入ってすっごく便利ではあるのですが、小さすぎてバッグの中で行方不明になりがちでした……。とはいえ、ライフスタイルによってはこちらのほうが便利な方もいらっしゃるかと。使いやすいのは確かですよ。

 

 

バッグに必要な条件 かたち編

前回、小さいバッグはもう買わない、と、バッグのサイズについて書きました。私がバッグを選ぶの際にはさらに必要な条件がいくつかあります。

 

口が完全に閉まること

高価なバッグでも、かごやエコバッグのように口が開いたままのものも多いですが、ファスナーかふたで、完全に口が閉まるものを選ぶようにしています。

というのは、口が開いたバッグを持っているときに、大雨にあい、バッグの中で携帯が水没した、という目に遭ったから。ちょこっと上に布をかぶせる程度ではゲリラ豪雨に対しては無力でありました。

また、荷物が重いと網棚にバッグを載せたくなります。口が開いたものだと、載せるとき降ろすときに気を付けないと、バッグの中から荷物が出て頭上に降ってくることもあります。背が高くないのでやや無理な姿勢でバッグを引っ張る必要があり、中の荷物のことまで構っていられないんですよね。急いで降りるときなんて特に危ない。ファスナーで完全に口が閉まればそういう心配はなし。心置きなくバッグを網棚に載せられます。

また、口が閉まるバッグだと、海外や満員電車の中でお財布をすられたりしにくいだろう、という安心感があるのも高ポイントです。

 

外からアクセスできるポケットがあること

で、口が閉まるバッグだと、中のものを取り出すのに「口を開ける」というワンステップが余計にかかります。で、これが少し面倒くさいこともある。スマホを取り出したり、定期券をしまったり、さっとすぐに出し入れしたいという状況はわりとよくあったりします。

そんなときに、口を開け閉めしなくてもすぐに出し入れできるポケットが外についていれば、とりあえずそこに入れておけばいい。これはしょっちゅう使う機能なので、あるとないとで大違いです。で、大雨にあったり網棚に載せたいときは、ポケットの中のものを中に移動させれば無問題。

 

内側にもポケットがあること

外にはポケットがあってほしいですが、内側にもポケットはほしいです。小さいもの(例えば鍵とかアクセサリーとか)は、この内側のポケットに入れておくと、バッグの中で行方不明にならずに安心です。これはたいていのバッグにはついていますが、気の利いたバッグは1つだけでなく内側の両サイドに複数ついていたりします。こういうバッグは便利。

 

でも仕切りはないこと

内側のポケットは便利なのですが、書類カバンのようなものだと内側に仕切りがあって全体を2つとか3つに分けているようなタイプのが時々あります。書類やノートPCのような薄っぺらいものをよく持ち運ぶ人ならいいのかもしれませんが、私はこういうバッグだと、厚みのあるものを入れられないストレスを感じるので、仕切りがあるものは選ばないようにしています。

 

肩にかけられること

手に持つハンドバッグ型だとやはり疲れやすいので、いざというときには肩にかけられる程度に持ち手に長さがあるとよいです。もちろんショルダーバッグ型であれば困りません。

そんな私にとってはクラッチバッグはありえない選択肢です。家に帰る前にその辺に放り出してしまいたくなりそうなのが目に見えるので、そもそも買ったことないです……。

 

 

バッグに必要な条件 サイズ編

バッグの選び方について、自分なりにあるていどの方針ができてきたので、ちょっとまとめて書いてみます。

 

やっぱり小さいバッグは使わないんだよね

ポシェットのような小さなバッグは女性らしくて素敵ですが、自分ではまったく使う場面がないことを、ついに身にしみて認識しました。小さなバッグはいくつか手持ちにあるのですが、それらを手に入れてから今までいったい何回使ったかしら?と考えると、片手で数えても余るくらいだったりします。そのたびに「荷物が入らないよ~~」と苦労していた記憶もよみがえります。雰囲気はとっても気に入っていても、まさにタンスの肥やしでした。

 

実際に使うバッグのサイズ

いっぽう、仕事や買い物などで実際に毎日のように使っているバッグを出して並べてみると、ストレスなく使うには少なくとも35×25×10cmくらいのサイズは必要であることがわかりました。今どきA4書類を持ち運んだりすることはほぼないのですが、実質的にA4サイズが入る程度の大きさのバッグでないと、使い勝手が良くなく、しまいこんだままになってしまうことがわかりました。

ふだん持ち運ぶものは人のライフスタイルによってかなり異なるでしょうが、私の場合はこんな感じ。

  • iPhoneと定期券
  • 予備のバッテリー、電源につなぐケーブル、イヤホンの入ったポーチ
  • 長財布(中にお金とカードと鍵と名刺入れとボールペン)
  • コスメ用ポーチ
  • ウェットティッシュや常備薬などを入れたポーチ
  • 折り畳み傘
  • 自転車用ライト(取り外しできるタイプ)
  • サングラス

一つ一つのアイテムはたいしたことのない大きさなのですが、これを全部入れてストレスなく出し入れし、時には外したストールや帽子や手袋なんかも突っ込めるようにしておくには、やはりこのくらいのサイズが必要です。これは女性用のバッグとしては小さいとはとても言えず、そこそこ大きいです。

私の場合は、からなずしもA4サイズが入る必要はないので(書類を持ち運びたいときは専用のサブバッグに入れます)、35×25×10cmと同程度の体積があればそれでもかまいません。ボストン型のようにマチが広いタイプのはパッと見よりもたくさん入るので、けっこう好きです。

 

これからは、もう小さいバッグは買わない。そう決めた~~!

 

中が綺麗なバッグのイラストこのくらいのサイズは必要なんだよね……