「おしゃれは足元から」の意味がわからぬ
どんな服装をしようかなと考える際に、世間に流布しているアドバイスのような言葉がありますが、よく考えると意味がわからないものが結構あります(例えば、「ファッションは自由だ」とか、「ファッションなんてしょせんは自己満足だ」とかね。いままで何度か書きましたのでご参照くださいまし)。
今回タイトルにあげた「おしゃれは足元から」も、意味がわかるようでわからない言葉です。初めは、初心者段階を脱すればおのずと意味がわかるようになるのかなー、と楽観的に考えていましたが、何年たっても私にはわからないまま。
逆に、もしこれが「おしゃれは足元から」じゃなくて「おしゃれは足元まで」だったら、かなり納得がいく考え方だったりします。
初心者のうちは、トップスとボトムスに構うのに精一杯で、ソックスや靴がいいかげんになっちゃうというのは、非常によくありがちな状態です。それは、自分のワードローブのメインアイテムがある程度固まってからじゃないと、小物にどういったものを持ってくるべきかも決めにくいからね。しばらくそういう状態におちいるのは当たり前でもあります。
その状態でしばらくやってみて、「自分はこういう方針で行こう」と軸が見えてきたところでようやく、どんな靴やタイツ・ソックスなどを付け加えていこうかな、と考える余裕がやっとできてきます。実際、足元がおしゃれな人はたいてい、そこから上もバランスが良いですよね。
それから、もう一つの理由。靴選びには、服を選ぶのとはまた違う難しさがあると思います。まずサイズが0.5ミリ違いでも大違い。そしてサイズの数字だけ合わせても、幅やヒールの高さなどの問題で必ずしも自分が履けるとは限らない。靴の種類(スニーカー、パンプス、ブーツ、サンダル)とそれぞれ行き先と使用時期が限定される。品質の良し悪しが見た目にはっきり出てしまうので、あまり妥協ができない。そして、全身のコーディネートの中でもとくに目立つ場所にある、などなど。
靴だけでもこんなに大変なのに、ここにさらにソックスやタイツを合わせることを考えると、もうそれだけで頭の中がいっぱいになってしまいます。
そんなわけで、「おしゃれは足元まで気を配ってやっと脱・初心者」だというならよくわかります。けど、「おしゃれは足元から」なんて言われてしまうと、異様にハードルが高くて、もう始める前から挫折確定じゃん。誰が言い出したんだよこんなこと。
結論としては、足元のおしゃれは難しいよー。であります。
追記: もう一つの可能性としては、靴に泥がついたままだったり、シューキーパーを入れないせいで型崩れしちゃったままだったり、といった、スタートラインに立つ前にこの程度は最低限なんとかしようよ、という段階を指しているという可能性もあるといえばありますね。とはいえ、まさかここまで手前の段階の話ではないように思いますが、どうなんだろう???
靴磨きは基本中の基本!
ジャンパー(ブルゾン?)が好きだー
いまどきはジャンパーと呼んでいいのか、それともブルゾンでいいのかよく分かりませんが、いずれにしてもああいったアイテムが気に入ってよく着ています。
そもそもニット類があまり得意でないので、ジャケットがシャツ・ブラウスをよく着るのですが、その延長にあるものとしてジャンパー・ブルゾンの類がちょうどいい。
着心地もデザイン上も、ジャケットほど堅苦しくはならないけど、ニットではなく布帛でできているせいで、生地を選べば仕事中に着ていておかしくないものがたくさんあります。
http://zozo.jp/shop/kobelettuce/goods/13769197/?did=45486258
写真は似たようなものをZOZOで適当に探してみたもの。こんな感じのジャンパー。
私が好きなのは、こういうあっさり目のMA1のような形のもの。デザインがごてごてしていないくてあっさりしていて、かつ身頃の中央にファスナが―があるので縦のラインができてスッキリして見えます。
選び方としては、このような形で、かつ生地と色はドレスライクなもの(ウールやコットン生地でシックな色のもの)を選んでおくと、「ノーカラージャケットかな?」という雰囲気にもなり、堅苦しくない仕事にもプライベートにも、スリーシーズン着られて、使える範囲・期間が広いです。
自分なりの定番アイテムにしようかなと思ってまーす。
Tatty Devineのネックレスかブローチがほしいかも
いまさらですが、ストール・スカーフがすごく使える件
ほんとに、いまさら何を言ってるの、という感じですが、ストールやスカーフはすごく使えますね。夏は暑くて敬遠がちでしたが、秋が深まるにつれ、毎日のように便利に使い倒しております。
具体的にどのように使えるのかといいますと……、
インナー代わりになる
ジャケットなどの上着を着た中にストール・スカーフをする、というのはよくある手ですが、そうすると中に着たブラウスやカットソーなどインナーは、実際にはほとんど隠れて見えなくなります。
というわけで、インナーの代わりにほぼストールが印象を作ることになります。ストールをいろいろな種類で持っていれば、ジャケットの中に着るブラウスなどはあまり数を持たなくてもかなり着回せちゃう、ということになります。
ネックレス代わりになる
ジャケットを着ていないときも、首からストール・スカーフをさらっと巻けば、いい感じにアクセントをつけられます。細長く畳んでから巻けばさらにネックレス的に。
そんなわけで、ネックレスの代わりにもなります。……というか、ストールを巻くとネックレスなどはほとんど隠れて見えなくなっちゃうのが実際のところ。ストールの上にあえてネックレスを重ね付けづけするのでなければ、秋冬はネックレスすら不要。さらに、ストールのほうが温かいもんね。
注意点
ストールやスカーフは自分で好きに形が作れるので、とても融通がきくアイテムではありますが、あまり大きすぎるものはちょっと使いにくいように思います(少し前のファリエロサルティとか!はさみで切っちゃった)。大判サイズのものをぐるんぐるん巻くと、なんだかむち打ちの人のようになってしまうので、特にわたしのようなストレートタイプには鬼門です。
また、厚みがあるものより薄手のもののほうが、いろんな巻き方ができて結局使いやすいこともわかりました。厚みがあるものは見ためは暖かそうで良いのですが、結び目をうまく作るのが難しく、私の場合はたいてい毛布をかぶった避難民のようになってしまうのが、難しいところ。
そして、顔周りにくるアイテムなので、顔映りがシビアです。これこそ自分に合ったものを選ぶべきアイテムですし、長持ちするアイテムでもあるので、多少お金をかけても肌触りのよい気持ちいいものを選んでおくと、長い間幸せになれると思います。
キャビンアテンダントさんに限らず、スカーフはコーディネートのポイントにもなるよね!
寝巻き・部屋着・ワンマイルウェアは買わなくて大丈夫だった
いつもは仕事に行くときの格好についてここでは記していますが、今日は珍しく家で着るものについて。
……というのは、今までとくに考えずにほったらかしていた家での服装問題が、いつの間にか解決していたからです。
さて、その解決法とは、
「お気に入りワンピースを家でも着る」
です。
去年、フォグリネンワークのリネンのワンピースを外で着るつもりで中古で安く入手したら、着心地が良すぎて帰宅してからもつい着てしまい、さらにはそのまま寝る時にも着てました。それがきっかけ。
そもそも外で着るつもりで買ったものなので、寝巻きや部屋着としてはもちろん、そのままワンマイルウェア的に外に着て行っても全然おかしくない。
また、外出着と違って家着だと、毎日好きなだけ同じのを着続けてもかまわないので、着心地の良い気に入ったものを長時間着られて気分がいい、というメリットもあります。
もちろん、選ぶ際にはいくつかのチェックポイントがあります。
- 肌の上に直接着ても着心地がよい素材であること
- 着ていて楽な形であること
- 気兼ねなく洗濯できる素材であること(なので、夏物から選ぶとよいです)
- シャツワンピースだと、外に出てもきちんとして見えやすい(いざというときはブラをしなくてもなんとかなる?)
- カットソーのワンピースだと、家でごろんごろんしていても楽
- 上着を羽織ったり、スリムパンツを下に履いたりできるデザインだと、気温や状況に合わせて調節しやすい
今までは、家で着るためにユニクロなどでわざわざ部屋着アイテムを買ったりしていたのですが、なんだわざわざ買うまでもなかったじゃん、とようやく気づきました。外に着ていける服を家でも着ちゃって何も困ることがなかった。とはいえ、新品をいきなり家着にするのはもったいなくて憚られるので、中古で安く買ったものや、何年か外で着て十分に使ったと思えるものを着るようにしました。
さらに、せっかくのお気に入りが汚れないようにするには(気兼ねなく外にも着ていけるように保つため)、そして、料理や掃除の際には、上にエプロンを着てしまえば大丈夫です。
秋色夏服を買わずに済ます方法
あらあら、 「秋色夏服」だなんて、これまたよく釣れそうなキャッチフレーズを考えましたねぇー。服屋さんからの最近のオススメ記事は、ほんとにこればっかり。
しかし、パーソナルカラーがサマータイプの私には、カーキやマスタードやレンガ色といったいわゆる「秋色」は鬼門です。洒落にならないくらいに、やつれたおばさん化してしまうんですよ、ほんとに。たしかにこのタイミングでは魅力的な提案ですが、私にとっては「買わない」の一手です。
過去記事を見直していたら、2年前にも同じような話を書いてました。
着るものは気候にも影響されるから、一年の同じ時期には同じようなことを考えるものなんですね。
さて、秋色は着ない買わないとはいえ、とくに晩夏~初秋のこの時期には春夏と同じ格好はしたくないのも確かです。 そこでどうするかと考えてみました。
自分の手持ちの服からダークな色を選んでそれを着る
私の場合はネイビーやチャコールグレーなどは基本色ですし、差し色でボルドーやダークグリーンなどもちょこっと持っているので、ここぞとばかりにそれらのアイテムを着ます。
白っぽい明るい色の分量を減らす
春夏は白っぽい色が爽やかに映えるのでそういう服を着たい気持ちになりますが、秋の気配を感じたらその逆を行く。それだけで春夏感が減って相対的に秋冬感が増えます。
小物は秋冬物をもう使う
真夏に比べれば涼しくなったとはいえ、まだそこそこの気温があります。冬服はまだ着られませんが、小物でごく小さい量なら大丈夫。
帽子やリボンをフェルトやベルベットなどの秋冬素材にしたり、スエードやヌバックの靴やバッグを持ちます。黒っぽいストッキングや、タイツ・ハイソックスなどもはいてしまいましょう。ピアスやネックレスも黒っぽいものが映えますね。
「秋色夏服」は、今のこのごく短い期間以外にはあまり着る気持ちにならないアイテムなので、そもそも増やさないほうがいいだろうなあ、と(同じ気温だとしても春から夏になるタイミングでは爽やかな色を着たくなるし)。どうしても秋色アイテムを着たいなら、本格的に秋冬に着られるものにしたほうが登場機会が多いのではと思います。
冬になったら、また暖かそうな毛糸やフェルトの白っぽい服を着るぞ~。しばらくの辛抱です。
苦手なものにわざわざ手を出さずに、見るだけにとどめます。
真夏のワードローブ反省会
暑かった8月がやっと終わって、ほっと一息ついています。この夏は、暑さで今までにないほどにへこたれてしまいました。どうしてだろう。年齢のせいなのかなあ。
暑い時期を耐え忍ぶための服について、気づいたことをメモしておきます。
見るのも暑苦しいけど、毎日こんな状態でした
8月は7月・9月とは違う服が必要!!
真夏の暑さをなめていました。7月中は長袖や七分袖のブラウスの中にタンクトップを着て、袖まくりしていれば済んだのですが、それでは8月の暑さを乗り切ることができませんでした。
袖丈は五分袖や半袖くらいの短いもので、かつ中にタンクトップやキャミソールを重ねて着なくてもよいものだと暑苦しさを減らせます。中にインナーを着ないことにすると、つまりは透けない素材で、かつ1枚でもそこそこ汗を吸収してくれることが必要になります。
そんなわけで、ふだんはブラウスやシャツの布帛ものがメインの私も、8月は半袖のポロシャツやTシャツ1枚で仕事に行っていました。仕事用としてはだいぶゆるい雰囲気になってしまうのが難点ですが、夏休みシーズンだからそこはお互いに許し合いましょうね、という感じです。
汗への対策
暑さのせいで、首の後ろやわきの下、背中やお腹にもけっこう汗をかきました(これも年齢のせい?) これまた着るものに制約を与えます。
まず、ネックレスが使いにくいです。素材によっては汗で傷むし、金属アレルギーを引き起こしやすくなるという危険もあります。そこでネックレスの代わりにコットンのスカーフ・ストールを巻いていました。シルクのスカーフでは傷んでしまうのですが、コットンなら洗えるし、さらには手ぬぐい代わりにそれで汗を拭いたりしていました(これまた許してください……)。
スカーフを結ぶときに、なかなかすぐには良いバランスに結べなくて苦労しますが、そういうときにスカーフリングを使ってみると便利でした。
スカーフリングはわざわざ買わなくても、万一落としてもかまわない指輪などでも代用できます。ただ、体の中心に来るものなので小さくてもかなり目立ちます。シンプルなものが使いやすいですが、あえてアクセサリーとして目立たせる方針をとってもいいかも知れません。あまりお店では種類がないので、こういうときこそネット通販で探すのが向いていると思います。
それから、これは気にしている方も多いと思いますが、グレーなど中間色は汗が目立ちます。すごく薄い色(ほぼ白)かすごく濃い色(ほぼ黒)のどちらにしておくと安心でした。
真夏の最強アイテム、麻のワンピース
こんなときに一番着たくなる服は、麻のワンピースでした。なんといっても麻は涼しいし洗濯にも強いのです。とくにシャンブレーなどもともと白い糸が混じっている生地だと色褪せしても見た目が変にならないのでありがたいです。
さらに、ワンピースで上と下がつながっているおかげで、お腹や背中に風が通りやすいのも涼しさアップの利点です。
ワンピースが夏に向いていることは以前から分かっていたので、この夏にむけてコットンと麻のシャツワンピースをひとつづつヤフオクで買い足しておきました。が、やはり麻のほうを愛用してしまいます。
それから、これも半袖で透けない色・生地のものを選んでおくと、インナーを省略できてさらに涼しくなります。
ワンピースだとややきちんとした印象になるので、Tシャツやポロシャツ1枚よりはこの方針がいいかも知れません。
★そういえば、真夏の服装について、2年前にも同じテーマで記事を書いていました。
こちらは3年前のもの。夏物について、少しずつ考え方が変わってきたのもわかります。
小さいバッグの代わりに大きなお財布を
この前、荷物の入らない小さなバッグはもういらなーい!という話を書きましたが、そんなことが言えるのにはもう一つ理由がありました。小さいバッグの代わりに使える、肩にかけられるチェーンがついた長財布が、とても便利で使いやすいから。
普通の長財布よりもさらに一回り大き目サイズ。鍵や名刺入れもこの中にしまうようにしています。ちょっと頑張るとiPhoneも入る。貴重品は全部入るので小さなショルダーバッグとまったく同じ役割を果たせちゃいます。
チェーンを外せば、普通の長財布ですし、見た目もきれいなのでパーティー用のクラッチとしても十分使えます。普段からチェーンをiPhoneが入るスペースにしまっておいて、つねにショルダー使い可能な状態でバッグに入れています。身軽に動きたいときには、バッグを別なところに預けて、このチェーン付きお財布だけを持ち歩きます。
パーティーバッグも登場機会が限られてしまうアイテムですが、これとお財布を兼用すると、毎日綺麗なパーティーバッグ=お財布を使えてうれしい、という別のメリットも。
去年新しく買ったアイテムでしたが、これは自分的には大ヒットでした。しばらくこの路線で行こうと思います。
追記
そういえば、私は、小さいバッグを活用しようとして、そこに余裕で入るサイズのごくごく小さいお財布を買ったこともあります。それを使えば小さいバッグだけで外出もできるのですが、この小さいお財布は、普段の大きなバッグといっしょに使うと、小さすぎてバッグの中で行方不明になったりするんですよね!!! レジでお金を払う時になかなか見つからなくてあせることがありました。
小さい財布は荷物が軽くなって良いのですが、こんな落とし穴もありますのでいちおう記しておきます。大きなお財布なら、バッグの中でもすぐ見つかるし、万一忘れてもすぐ気づくので、その点も安心でーす。
「小さい財布」界では著名なこのお財布(↑)も持ってます。よく考えられていてとても機能的、ポケットにも入ってすっごく便利ではあるのですが、小さすぎてバッグの中で行方不明になりがちでした……。とはいえ、ライフスタイルによってはこちらのほうが便利な方もいらっしゃるかと。使いやすいのは確かですよ。
バッグに必要な条件 かたち編
前回、小さいバッグはもう買わない、と、バッグのサイズについて書きました。私がバッグを選ぶの際にはさらに必要な条件がいくつかあります。
口が完全に閉まること
高価なバッグでも、かごやエコバッグのように口が開いたままのものも多いですが、ファスナーかふたで、完全に口が閉まるものを選ぶようにしています。
というのは、口が開いたバッグを持っているときに、大雨にあい、バッグの中で携帯が水没した、という目に遭ったから。ちょこっと上に布をかぶせる程度ではゲリラ豪雨に対しては無力でありました。
また、荷物が重いと網棚にバッグを載せたくなります。口が開いたものだと、載せるとき降ろすときに気を付けないと、バッグの中から荷物が出て頭上に降ってくることもあります。背が高くないのでやや無理な姿勢でバッグを引っ張る必要があり、中の荷物のことまで構っていられないんですよね。急いで降りるときなんて特に危ない。ファスナーで完全に口が閉まればそういう心配はなし。心置きなくバッグを網棚に載せられます。
また、口が閉まるバッグだと、海外や満員電車の中でお財布をすられたりしにくいだろう、という安心感があるのも高ポイントです。
外からアクセスできるポケットがあること
で、口が閉まるバッグだと、中のものを取り出すのに「口を開ける」というワンステップが余計にかかります。で、これが少し面倒くさいこともある。スマホを取り出したり、定期券をしまったり、さっとすぐに出し入れしたいという状況はわりとよくあったりします。
そんなときに、口を開け閉めしなくてもすぐに出し入れできるポケットが外についていれば、とりあえずそこに入れておけばいい。これはしょっちゅう使う機能なので、あるとないとで大違いです。で、大雨にあったり網棚に載せたいときは、ポケットの中のものを中に移動させれば無問題。
内側にもポケットがあること
外にはポケットがあってほしいですが、内側にもポケットはほしいです。小さいもの(例えば鍵とかアクセサリーとか)は、この内側のポケットに入れておくと、バッグの中で行方不明にならずに安心です。これはたいていのバッグにはついていますが、気の利いたバッグは1つだけでなく内側の両サイドに複数ついていたりします。こういうバッグは便利。
でも仕切りはないこと
内側のポケットは便利なのですが、書類カバンのようなものだと内側に仕切りがあって全体を2つとか3つに分けているようなタイプのが時々あります。書類やノートPCのような薄っぺらいものをよく持ち運ぶ人ならいいのかもしれませんが、私はこういうバッグだと、厚みのあるものを入れられないストレスを感じるので、仕切りがあるものは選ばないようにしています。
肩にかけられること
手に持つハンドバッグ型だとやはり疲れやすいので、いざというときには肩にかけられる程度に持ち手に長さがあるとよいです。もちろんショルダーバッグ型であれば困りません。
そんな私にとってはクラッチバッグはありえない選択肢です。家に帰る前にその辺に放り出してしまいたくなりそうなのが目に見えるので、そもそも買ったことないです……。
バッグに必要な条件 サイズ編
バッグの選び方について、自分なりにあるていどの方針ができてきたので、ちょっとまとめて書いてみます。
やっぱり小さいバッグは使わないんだよね
ポシェットのような小さなバッグは女性らしくて素敵ですが、自分ではまったく使う場面がないことを、ついに身にしみて認識しました。小さなバッグはいくつか手持ちにあるのですが、それらを手に入れてから今までいったい何回使ったかしら?と考えると、片手で数えても余るくらいだったりします。そのたびに「荷物が入らないよ~~」と苦労していた記憶もよみがえります。雰囲気はとっても気に入っていても、まさにタンスの肥やしでした。
実際に使うバッグのサイズ
いっぽう、仕事や買い物などで実際に毎日のように使っているバッグを出して並べてみると、ストレスなく使うには少なくとも35×25×10cmくらいのサイズは必要であることがわかりました。今どきA4書類を持ち運んだりすることはほぼないのですが、実質的にA4サイズが入る程度の大きさのバッグでないと、使い勝手が良くなく、しまいこんだままになってしまうことがわかりました。
ふだん持ち運ぶものは人のライフスタイルによってかなり異なるでしょうが、私の場合はこんな感じ。
- iPhoneと定期券
- 予備のバッテリー、電源につなぐケーブル、イヤホンの入ったポーチ
- 長財布(中にお金とカードと鍵と名刺入れとボールペン)
- コスメ用ポーチ
- ウェットティッシュや常備薬などを入れたポーチ
- 折り畳み傘
- 自転車用ライト(取り外しできるタイプ)
- サングラス
一つ一つのアイテムはたいしたことのない大きさなのですが、これを全部入れてストレスなく出し入れし、時には外したストールや帽子や手袋なんかも突っ込めるようにしておくには、やはりこのくらいのサイズが必要です。これは女性用のバッグとしては小さいとはとても言えず、そこそこ大きいです。
私の場合は、からなずしもA4サイズが入る必要はないので(書類を持ち運びたいときは専用のサブバッグに入れます)、35×25×10cmと同程度の体積があればそれでもかまいません。ボストン型のようにマチが広いタイプのはパッと見よりもたくさん入るので、けっこう好きです。
これからは、もう小さいバッグは買わない。そう決めた~~!
このくらいのサイズは必要なんだよね……
夏のセールで買ったもの2017 のつづき
やはりセールでもう少し買い足してしまいました。
ネイビーのスエードのベルト
これです。店頭では割引になってました。
実はセール前から「これ好きだなあ」と目をつけていたものです。他にもお店を見て回ったのですが、同じようなデザインのベルトはあまりないので、えいやっとばかりに購入しました。外からは金具がほとんど見えず、締めるとリボンを折りたたんだように見えます。
このくらいの太いベルトは今年多いですが、私もこのくらいの太さがあるベルトが好きなので、買い足しです。
ちょいハイテクなスニーカー
あまりスニーカーが好きじゃなく、今まで積極的に履いていませんでした。
が、ふと、スタンスミスやオールスターみたいなクラシカルなごついローテクスニーカーでなくて、アクセサリーやバッグを選ぶのと同じようにモダンなデザインに振ればいいのでは?と思いついて、むしろハイテク寄りのを選びました。
それほど凝ったデザインではないのですが、ジムの外でもラン用に使えるタイプです。色は本体と靴紐がライトグレー、ソールがオレンジがかったピンク、全体につるんとした形状、と、ほどほどにおとなしく、かつ差し色になるようなものとして選びました。
夏のセールで買ったもの2017
割合に気が早いですが、この夏のセールで買ったもの報告です。
ここ数シーズンは、お気に入りブランドのお得意様向けプレセールで買っていましたが、今回はプレセールでの購入はなし、でした。ワードローブが充実してきたおかげで「絶対にこのアイテムがないと困る!!」というアイテムがなくなってきたのかな?
ネイビーのスカートを更新
いままでネイビーの膝丈ボックスプリーツスカートを、自分のワードローブの基本アイテムとしてよくはいていましたが、生地がよれた感じになってきました(中古を買ったので、もともと使用感があったのですが)。セールで安くなっている同じようなスカートを見つけたので、買い替え。
買い替え後は少し変えて、膝下よりやや長めのネイビーのタイトスカートにしてみました。去年ならこの丈は長すぎると思ったはずなのに、今年はミモレ丈でちょうどよく感じられます。やっぱり流行には逆らえないんだなあ。ふんわりスカートはあまりうまく着こなせないので、タイトあるいはストレートスカートでしゃきっとさせる方針です。
黄色のピンブローチとソックス
黄色のアイテムとして唯一、冬用のウールのカーディガンを持っています。着ると新鮮なアクセントにはなるのですが、しょっちゅう着るかというと、そうはならないです。「無理した差し色はもてあます」というやつです(地曳いく子さんが言ってました→ 人気スタイリストの進言「週2で着る服のみを買うべきです」 - Ameba News [アメーバニュース])
そこで、黄色はトップスやボトムスではなく、もっと小さい面積で入れてみるので満足しようかと。冬になったらタイツも買ってみよう。
グレーのセンタークリース入りパンツ
セールを待ちきれずにその前に定価で買ってしまいました。杢グレーのポリエステルのパンツです。いままではわりとコットンパンツもよくはいていたのですが、もう少し綺麗目かつシャープな印象に寄せたい気分が高まってきたため、着古してきたコットンのグレーのパンツの買い替えとして購入しました。
これからはパンツは基本的にセンタークリースのあるウールかポリエステルの綺麗目のものを集めて行きたいと思っています。
最近はゆったりシルエットのものが増えてきたので、トップスはある程度ゆったりしたものでもOKなことにして、かわりにボトムスはややシャープに引き締めるというバランスでいこうかな、と。
夏のセール、これだけで済めば優秀ですが、大丈夫かな?
なお、半袖ブラウスなどトップスは洗濯による消耗が早いので、メルカリでちょこちょこ買い足しています。それから軽い羽織りものもメルカリで買ったなあ~(あれ、それはカウントしないのか自分?)。
気にいる腕時計はなかなかないんだけどこれは欲しい
この腕時計はかなり欲しい。
セットのバングルを作っていらっしゃるモノサーカスさんのアクセサリー類も、普段から愛用しているのですが、カジュアルになり過ぎないこういうタイプのは、まじ欲しいぞ。
デニムはかない派
そういえば、私はもう何年もデニムを持っていないのでした。10年?20年?
あるときふと「デニムは重いし、たたんでもかさばるし、洗うと乾きが遅いし、はくと動きにくいし、欠点が多くないか??」と思い、それ以来買わなくなりました。
やめてみても別に困らなくて、そのまま今に至ります。
カジュアルなパンツとしては、チノパンのようなコットンパンツがあればいいし、ウールやポリエステルのキレイめなアイテムのほうが仕事でもはきやすい。動きやすさでは、ヨガ用ジム用のパンツのほうがずっと上だし。
それに、デニムってあまりにはいている人が多いから、人とかぶりまくり。これも欠点なんじゃないの?と思うんだけど、あまりそういう話を聞いたことがないような気がします。
お店で他の服を試着していても、店員さんに「これはデニムにも合わせられますよ」ってよく言われるしなあ。それで買う人もいるんだろうなあ。
ボロボロになって色落ちしたり穴が開いたりしても「味」で許されるのはいいなと思うけど、一方で「デニムこそ数年おきに新しいのに買い換えないと古臭く見える」なんて話も聞くし。どっちなんだ。
お願いしていたパーソナルスタイリストさんにも以前にこの話をしたら、「何かを着ないと決めることは、悪いことではない」と言われました。その人のスタイルを作っていくには、その人なりの何を着るか着ないかというルールがあってしかるべきだから、とのことでした。
とくにオチはないのですが、以上、デニムはかない人による感想でした。
昔はジーパンと呼んでいた世代です
シャツワンピースを自分でお直し
きっとこういう日が来るとは予期していましたが、ついに自力での服のお直しに手を出しました。
写真は、長袖シャツワンピースの袖を切って五分袖にした痕跡です。袖を短くすることで全体的に軽やかな雰囲気になり着やすくなりました。
このワンピース、今までは着ていてもどこか落ち着かず、必ず袖まくりをして着ていました。なら、切っちゃえと。
切ったあとはアイロンで三つ折りにして手縫いでとめました。
しばらく着てみて、ゆくゆくはさらに襟も取ってVネックに改造したいという野望をいだいています。
こうやって冒険できるのは、ユーズドを安く手に入れたものだから、という面はあります。
手ぬいでできちゃう!服のお直し (Handmade Life Series)
- 作者: 高畠海
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この本の影響です!