真夏のワードローブ反省会
暑かった8月がやっと終わって、ほっと一息ついています。この夏は、暑さで今までにないほどにへこたれてしまいました。どうしてだろう。年齢のせいなのかなあ。
暑い時期を耐え忍ぶための服について、気づいたことをメモしておきます。
見るのも暑苦しいけど、毎日こんな状態でした
8月は7月・9月とは違う服が必要!!
真夏の暑さをなめていました。7月中は長袖や七分袖のブラウスの中にタンクトップを着て、袖まくりしていれば済んだのですが、それでは8月の暑さを乗り切ることができませんでした。
袖丈は五分袖や半袖くらいの短いもので、かつ中にタンクトップやキャミソールを重ねて着なくてもよいものだと暑苦しさを減らせます。中にインナーを着ないことにすると、つまりは透けない素材で、かつ1枚でもそこそこ汗を吸収してくれることが必要になります。
そんなわけで、ふだんはブラウスやシャツの布帛ものがメインの私も、8月は半袖のポロシャツやTシャツ1枚で仕事に行っていました。仕事用としてはだいぶゆるい雰囲気になってしまうのが難点ですが、夏休みシーズンだからそこはお互いに許し合いましょうね、という感じです。
汗への対策
暑さのせいで、首の後ろやわきの下、背中やお腹にもけっこう汗をかきました(これも年齢のせい?) これまた着るものに制約を与えます。
まず、ネックレスが使いにくいです。素材によっては汗で傷むし、金属アレルギーを引き起こしやすくなるという危険もあります。そこでネックレスの代わりにコットンのスカーフ・ストールを巻いていました。シルクのスカーフでは傷んでしまうのですが、コットンなら洗えるし、さらには手ぬぐい代わりにそれで汗を拭いたりしていました(これまた許してください……)。
スカーフを結ぶときに、なかなかすぐには良いバランスに結べなくて苦労しますが、そういうときにスカーフリングを使ってみると便利でした。
スカーフリングはわざわざ買わなくても、万一落としてもかまわない指輪などでも代用できます。ただ、体の中心に来るものなので小さくてもかなり目立ちます。シンプルなものが使いやすいですが、あえてアクセサリーとして目立たせる方針をとってもいいかも知れません。あまりお店では種類がないので、こういうときこそネット通販で探すのが向いていると思います。
それから、これは気にしている方も多いと思いますが、グレーなど中間色は汗が目立ちます。すごく薄い色(ほぼ白)かすごく濃い色(ほぼ黒)のどちらにしておくと安心でした。
真夏の最強アイテム、麻のワンピース
こんなときに一番着たくなる服は、麻のワンピースでした。なんといっても麻は涼しいし洗濯にも強いのです。とくにシャンブレーなどもともと白い糸が混じっている生地だと色褪せしても見た目が変にならないのでありがたいです。
さらに、ワンピースで上と下がつながっているおかげで、お腹や背中に風が通りやすいのも涼しさアップの利点です。
ワンピースが夏に向いていることは以前から分かっていたので、この夏にむけてコットンと麻のシャツワンピースをひとつづつヤフオクで買い足しておきました。が、やはり麻のほうを愛用してしまいます。
それから、これも半袖で透けない色・生地のものを選んでおくと、インナーを省略できてさらに涼しくなります。
ワンピースだとややきちんとした印象になるので、Tシャツやポロシャツ1枚よりはこの方針がいいかも知れません。
★そういえば、真夏の服装について、2年前にも同じテーマで記事を書いていました。
こちらは3年前のもの。夏物について、少しずつ考え方が変わってきたのもわかります。
小さいバッグの代わりに大きなお財布を
この前、荷物の入らない小さなバッグはもういらなーい!という話を書きましたが、そんなことが言えるのにはもう一つ理由がありました。小さいバッグの代わりに使える、肩にかけられるチェーンがついた長財布が、とても便利で使いやすいから。
普通の長財布よりもさらに一回り大き目サイズ。鍵や名刺入れもこの中にしまうようにしています。ちょっと頑張るとiPhoneも入る。貴重品は全部入るので小さなショルダーバッグとまったく同じ役割を果たせちゃいます。
チェーンを外せば、普通の長財布ですし、見た目もきれいなのでパーティー用のクラッチとしても十分使えます。普段からチェーンをiPhoneが入るスペースにしまっておいて、つねにショルダー使い可能な状態でバッグに入れています。身軽に動きたいときには、バッグを別なところに預けて、このチェーン付きお財布だけを持ち歩きます。
パーティーバッグも登場機会が限られてしまうアイテムですが、これとお財布を兼用すると、毎日綺麗なパーティーバッグ=お財布を使えてうれしい、という別のメリットも。
去年新しく買ったアイテムでしたが、これは自分的には大ヒットでした。しばらくこの路線で行こうと思います。
追記
そういえば、私は、小さいバッグを活用しようとして、そこに余裕で入るサイズのごくごく小さいお財布を買ったこともあります。それを使えば小さいバッグだけで外出もできるのですが、この小さいお財布は、普段の大きなバッグといっしょに使うと、小さすぎてバッグの中で行方不明になったりするんですよね!!! レジでお金を払う時になかなか見つからなくてあせることがありました。
小さい財布は荷物が軽くなって良いのですが、こんな落とし穴もありますのでいちおう記しておきます。大きなお財布なら、バッグの中でもすぐ見つかるし、万一忘れてもすぐ気づくので、その点も安心でーす。
「小さい財布」界では著名なこのお財布(↑)も持ってます。よく考えられていてとても機能的、ポケットにも入ってすっごく便利ではあるのですが、小さすぎてバッグの中で行方不明になりがちでした……。とはいえ、ライフスタイルによってはこちらのほうが便利な方もいらっしゃるかと。使いやすいのは確かですよ。
バッグに必要な条件 かたち編
前回、小さいバッグはもう買わない、と、バッグのサイズについて書きました。私がバッグを選ぶの際にはさらに必要な条件がいくつかあります。
口が完全に閉まること
高価なバッグでも、かごやエコバッグのように口が開いたままのものも多いですが、ファスナーかふたで、完全に口が閉まるものを選ぶようにしています。
というのは、口が開いたバッグを持っているときに、大雨にあい、バッグの中で携帯が水没した、という目に遭ったから。ちょこっと上に布をかぶせる程度ではゲリラ豪雨に対しては無力でありました。
また、荷物が重いと網棚にバッグを載せたくなります。口が開いたものだと、載せるとき降ろすときに気を付けないと、バッグの中から荷物が出て頭上に降ってくることもあります。背が高くないのでやや無理な姿勢でバッグを引っ張る必要があり、中の荷物のことまで構っていられないんですよね。急いで降りるときなんて特に危ない。ファスナーで完全に口が閉まればそういう心配はなし。心置きなくバッグを網棚に載せられます。
また、口が閉まるバッグだと、海外や満員電車の中でお財布をすられたりしにくいだろう、という安心感があるのも高ポイントです。
外からアクセスできるポケットがあること
で、口が閉まるバッグだと、中のものを取り出すのに「口を開ける」というワンステップが余計にかかります。で、これが少し面倒くさいこともある。スマホを取り出したり、定期券をしまったり、さっとすぐに出し入れしたいという状況はわりとよくあったりします。
そんなときに、口を開け閉めしなくてもすぐに出し入れできるポケットが外についていれば、とりあえずそこに入れておけばいい。これはしょっちゅう使う機能なので、あるとないとで大違いです。で、大雨にあったり網棚に載せたいときは、ポケットの中のものを中に移動させれば無問題。
内側にもポケットがあること
外にはポケットがあってほしいですが、内側にもポケットはほしいです。小さいもの(例えば鍵とかアクセサリーとか)は、この内側のポケットに入れておくと、バッグの中で行方不明にならずに安心です。これはたいていのバッグにはついていますが、気の利いたバッグは1つだけでなく内側の両サイドに複数ついていたりします。こういうバッグは便利。
でも仕切りはないこと
内側のポケットは便利なのですが、書類カバンのようなものだと内側に仕切りがあって全体を2つとか3つに分けているようなタイプのが時々あります。書類やノートPCのような薄っぺらいものをよく持ち運ぶ人ならいいのかもしれませんが、私はこういうバッグだと、厚みのあるものを入れられないストレスを感じるので、仕切りがあるものは選ばないようにしています。
肩にかけられること
手に持つハンドバッグ型だとやはり疲れやすいので、いざというときには肩にかけられる程度に持ち手に長さがあるとよいです。もちろんショルダーバッグ型であれば困りません。
そんな私にとってはクラッチバッグはありえない選択肢です。家に帰る前にその辺に放り出してしまいたくなりそうなのが目に見えるので、そもそも買ったことないです……。
バッグに必要な条件 サイズ編
バッグの選び方について、自分なりにあるていどの方針ができてきたので、ちょっとまとめて書いてみます。
やっぱり小さいバッグは使わないんだよね
ポシェットのような小さなバッグは女性らしくて素敵ですが、自分ではまったく使う場面がないことを、ついに身にしみて認識しました。小さなバッグはいくつか手持ちにあるのですが、それらを手に入れてから今までいったい何回使ったかしら?と考えると、片手で数えても余るくらいだったりします。そのたびに「荷物が入らないよ~~」と苦労していた記憶もよみがえります。雰囲気はとっても気に入っていても、まさにタンスの肥やしでした。
実際に使うバッグのサイズ
いっぽう、仕事や買い物などで実際に毎日のように使っているバッグを出して並べてみると、ストレスなく使うには少なくとも35×25×10cmくらいのサイズは必要であることがわかりました。今どきA4書類を持ち運んだりすることはほぼないのですが、実質的にA4サイズが入る程度の大きさのバッグでないと、使い勝手が良くなく、しまいこんだままになってしまうことがわかりました。
ふだん持ち運ぶものは人のライフスタイルによってかなり異なるでしょうが、私の場合はこんな感じ。
- iPhoneと定期券
- 予備のバッテリー、電源につなぐケーブル、イヤホンの入ったポーチ
- 長財布(中にお金とカードと鍵と名刺入れとボールペン)
- コスメ用ポーチ
- ウェットティッシュや常備薬などを入れたポーチ
- 折り畳み傘
- 自転車用ライト(取り外しできるタイプ)
- サングラス
一つ一つのアイテムはたいしたことのない大きさなのですが、これを全部入れてストレスなく出し入れし、時には外したストールや帽子や手袋なんかも突っ込めるようにしておくには、やはりこのくらいのサイズが必要です。これは女性用のバッグとしては小さいとはとても言えず、そこそこ大きいです。
私の場合は、からなずしもA4サイズが入る必要はないので(書類を持ち運びたいときは専用のサブバッグに入れます)、35×25×10cmと同程度の体積があればそれでもかまいません。ボストン型のようにマチが広いタイプのはパッと見よりもたくさん入るので、けっこう好きです。
これからは、もう小さいバッグは買わない。そう決めた~~!
このくらいのサイズは必要なんだよね……
夏のセールで買ったもの2017 のつづき
やはりセールでもう少し買い足してしまいました。
ネイビーのスエードのベルト
これです。店頭では割引になってました。
実はセール前から「これ好きだなあ」と目をつけていたものです。他にもお店を見て回ったのですが、同じようなデザインのベルトはあまりないので、えいやっとばかりに購入しました。外からは金具がほとんど見えず、締めるとリボンを折りたたんだように見えます。
このくらいの太いベルトは今年多いですが、私もこのくらいの太さがあるベルトが好きなので、買い足しです。
ちょいハイテクなスニーカー
あまりスニーカーが好きじゃなく、今まで積極的に履いていませんでした。
が、ふと、スタンスミスやオールスターみたいなクラシカルなごついローテクスニーカーでなくて、アクセサリーやバッグを選ぶのと同じようにモダンなデザインに振ればいいのでは?と思いついて、むしろハイテク寄りのを選びました。
それほど凝ったデザインではないのですが、ジムの外でもラン用に使えるタイプです。色は本体と靴紐がライトグレー、ソールがオレンジがかったピンク、全体につるんとした形状、と、ほどほどにおとなしく、かつ差し色になるようなものとして選びました。
夏のセールで買ったもの2017
割合に気が早いですが、この夏のセールで買ったもの報告です。
ここ数シーズンは、お気に入りブランドのお得意様向けプレセールで買っていましたが、今回はプレセールでの購入はなし、でした。ワードローブが充実してきたおかげで「絶対にこのアイテムがないと困る!!」というアイテムがなくなってきたのかな?
ネイビーのスカートを更新
いままでネイビーの膝丈ボックスプリーツスカートを、自分のワードローブの基本アイテムとしてよくはいていましたが、生地がよれた感じになってきました(中古を買ったので、もともと使用感があったのですが)。セールで安くなっている同じようなスカートを見つけたので、買い替え。
買い替え後は少し変えて、膝下よりやや長めのネイビーのタイトスカートにしてみました。去年ならこの丈は長すぎると思ったはずなのに、今年はミモレ丈でちょうどよく感じられます。やっぱり流行には逆らえないんだなあ。ふんわりスカートはあまりうまく着こなせないので、タイトあるいはストレートスカートでしゃきっとさせる方針です。
黄色のピンブローチとソックス
黄色のアイテムとして唯一、冬用のウールのカーディガンを持っています。着ると新鮮なアクセントにはなるのですが、しょっちゅう着るかというと、そうはならないです。「無理した差し色はもてあます」というやつです(地曳いく子さんが言ってました→ 人気スタイリストの進言「週2で着る服のみを買うべきです」 - Ameba News [アメーバニュース])
そこで、黄色はトップスやボトムスではなく、もっと小さい面積で入れてみるので満足しようかと。冬になったらタイツも買ってみよう。
グレーのセンタークリース入りパンツ
セールを待ちきれずにその前に定価で買ってしまいました。杢グレーのポリエステルのパンツです。いままではわりとコットンパンツもよくはいていたのですが、もう少し綺麗目かつシャープな印象に寄せたい気分が高まってきたため、着古してきたコットンのグレーのパンツの買い替えとして購入しました。
これからはパンツは基本的にセンタークリースのあるウールかポリエステルの綺麗目のものを集めて行きたいと思っています。
最近はゆったりシルエットのものが増えてきたので、トップスはある程度ゆったりしたものでもOKなことにして、かわりにボトムスはややシャープに引き締めるというバランスでいこうかな、と。
夏のセール、これだけで済めば優秀ですが、大丈夫かな?
なお、半袖ブラウスなどトップスは洗濯による消耗が早いので、メルカリでちょこちょこ買い足しています。それから軽い羽織りものもメルカリで買ったなあ~(あれ、それはカウントしないのか自分?)。
気にいる腕時計はなかなかないんだけどこれは欲しい
この腕時計はかなり欲しい。
セットのバングルを作っていらっしゃるモノサーカスさんのアクセサリー類も、普段から愛用しているのですが、カジュアルになり過ぎないこういうタイプのは、まじ欲しいぞ。
デニムはかない派
そういえば、私はもう何年もデニムを持っていないのでした。10年?20年?
あるときふと「デニムは重いし、たたんでもかさばるし、洗うと乾きが遅いし、はくと動きにくいし、欠点が多くないか??」と思い、それ以来買わなくなりました。
やめてみても別に困らなくて、そのまま今に至ります。
カジュアルなパンツとしては、チノパンのようなコットンパンツがあればいいし、ウールやポリエステルのキレイめなアイテムのほうが仕事でもはきやすい。動きやすさでは、ヨガ用ジム用のパンツのほうがずっと上だし。
それに、デニムってあまりにはいている人が多いから、人とかぶりまくり。これも欠点なんじゃないの?と思うんだけど、あまりそういう話を聞いたことがないような気がします。
お店で他の服を試着していても、店員さんに「これはデニムにも合わせられますよ」ってよく言われるしなあ。それで買う人もいるんだろうなあ。
ボロボロになって色落ちしたり穴が開いたりしても「味」で許されるのはいいなと思うけど、一方で「デニムこそ数年おきに新しいのに買い換えないと古臭く見える」なんて話も聞くし。どっちなんだ。
お願いしていたパーソナルスタイリストさんにも以前にこの話をしたら、「何かを着ないと決めることは、悪いことではない」と言われました。その人のスタイルを作っていくには、その人なりの何を着るか着ないかというルールがあってしかるべきだから、とのことでした。
とくにオチはないのですが、以上、デニムはかない人による感想でした。
昔はジーパンと呼んでいた世代です
シャツワンピースを自分でお直し
きっとこういう日が来るとは予期していましたが、ついに自力での服のお直しに手を出しました。
写真は、長袖シャツワンピースの袖を切って五分袖にした痕跡です。袖を短くすることで全体的に軽やかな雰囲気になり着やすくなりました。
このワンピース、今までは着ていてもどこか落ち着かず、必ず袖まくりをして着ていました。なら、切っちゃえと。
切ったあとはアイロンで三つ折りにして手縫いでとめました。
しばらく着てみて、ゆくゆくはさらに襟も取ってVネックに改造したいという野望をいだいています。
こうやって冒険できるのは、ユーズドを安く手に入れたものだから、という面はあります。
手ぬいでできちゃう!服のお直し (Handmade Life Series)
- 作者: 高畠海
- 出版社/メーカー: 新星出版社
- 発売日: 2015/05/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本の影響です!
仕事の場では見た目がけっこう大事だという話
良記事。
表立って語られることはあまりないけれど、仕事の場では「見た目」はかなり影響力があります。
まあ、胸に手を当てて考えてみれば、だれでもすでに知っていることだよね。
どちらかというと、見た目を良くしておくのが基本で、見た目が悪いと「マイナスの下駄をはいてる」状態になります。いっしょに仕事をする前から「あの人はダメそう」と足切りにあったりして、いい話が回ってこない。仕事の能力とは直接関係なくても、「あれではとても人前に出せない」「こういうところに気が回らない人間なんだから、仕事でも気が利かないに違いない」などと思われてしまう。
いるでしょ? 職場にそういう人。
つまりは自分を客観視できていないことが周りにばれてしまっているわけです。
仕事が、誰にでもできるような単純作業ならともかく、上に行けばいくほど、あるレベルで仕事ができることは前提条件で、さらにこういう繊細な部分にまで気持ちが行き届く人間なのかどうかを判断されるようになってきます。
「見た目」という部分を、「話し方や物腰」「この人に任せても大丈夫そうか」「周囲への思いやり」「気持ちのいい人柄かどうか」といった言葉に置き換えて考えれば、わかりやすいかもしれません。
そして、この場合の「見た目」は、おしゃれであるということにも近いけど、かならずしもイコールではなかったりします。「身だしなみ」にはかなり近いかな。そして、難点がないというだけにとどまらず、積極的にさらにプラスを狙っていくこともできるような分野だったりもします。
なので、プラスを狙って行きましょう。
【ダメ】これだけは気をつけて、シルクのお洗濯【絶対】
爽やかなよい季節なので、お洗濯も気持ちよくできるこの頃です。ふだんは洗わないようなものでも洗濯してみようかという意欲が湧きますが、その前に一つだけ私の失敗をお知らせしておきます。
シルクは絶対に日陰に干して!
エマールみたいなやさしい洗剤を使って、やさしく手洗いするところまではよかったのですが、ひなたに干したことでぶち壊しになりました(泣)。
日に当てるとシルクは黄ばんでしまいます。
白いTシャツで部分的にシルクを使ったものを干しておいたら、見事に衿ぐりと袖ぐりのシルク部分が黄ばんでしまいました。これは漂白しても取れないんだそうです。
この時期は思う以上に日光が強いのでさらに危ないです。皆様、お気をつけくださいまし。
こんな風に干しちゃダメ絶対。
むかしの柄Tシャツを復活させてみる
このごろロゴやディズニープリントの入ったTシャツを着るのが流行ってるみたいですね。私はふだんはあまりTシャツを着ないのですが、ジムで着たり寝巻がわりにしたりするTシャツが手持ちに何枚かあります。
その中の一つが、ずいぶん前のユニクロで買った、ウォーホルのブリロの箱がプリントされたTシャツ(柄は下の写真のと同じ)です。
たまたま思いついて、グレーのジャケットの下にこの柄のTシャツを着て行ったら、柄がよいアクセントになって新鮮でした。柄は、ネックレスやスカーフをするのと同じような効果があるんですね。
これを買ったのと同じときにも何枚かアンディウォーホルの柄のTシャツを買ったはずなのですが、他のは捨ててしまっても何故かこれだけが生き残ってました。自分が着てみて、どことなくちょうどよい、ということをどこかで感じ取っていたのかも。ずっと手元にあるアイテムにはそれなりの理由があるということかもしれませんね。
よく考えてみたら、下記のようなポイントがあると言えそうです。
- 自分の他の服と、赤白青の配色がなじみやすい。
- ある程度主張する柄だけど、そこまで派手派手でもなく、ちょうどよい(10年近く着て色が褪せてきたのもよかったかも)。文字と線なので、キャラクターものほど子供っぽくもならない。
- 英語や仏語でなにか一言書いてある系のやつはその意味が気に入らないと着にくいですが(happyなんて書いてあったらhappyじゃない日には着れない。大人は複雑であります)、これはただの洗剤の箱だからどうでもいい(そもそもウォーホルのブリロ箱は、その意味のなさ加減を逆にアートにしたというやつだもんね)。
柄やロゴは直球な主張になるので自分の考えと一致させておきたいよね。
夏のインナー選びで気をつけるポイント
夏用のインナーとして、これを買いました。しかも3枚セット。
冬の間は「どれだけ寒さを防いでくれるか」がインナー選びのポイントになりますが、夏のインナーに求めることはまた違いますよね。
- ちらっと外に見えてもおかしくないかどうか
- 肩ひもが襟ぐりから見えないか、裾がスカートからはみ出ないか
- 汗をよく吸収してくれるかどうか、肌触りがさらっとしているか
- 洗いやすくてすぐ乾くか
……こんな点を意識してしまうと思います。
とくに1は重要。インナーに、変なレースやデザインがついていたり、変な柄や色だったりすると、そういうのがうっかり空きからのぞいたり、服の上から透けて見えたりして、意外に気を使わないといけないポイントだったりします。
今回選んだものは、色は単なる黒か白の無地(ベージュもあったけどちらっと見えてしまったときにオバサン度が高くなるので回避)、形はなんの飾りもないただのスリップで胸元から見えても大丈夫、というごくごくシンプルなものです。こういうのが意外とすぐには見つからないですよね。
それから、今まではなぜか同じようなスリップでもお尻くらいまでの短い丈のものを選んでいて、別にフレアショートパンツ型のインナーをはいていました。が、今回は85cmというやや長めの丈です。ワンピースの下にはこれ一枚でOKですし(風が通って涼しい!)、ボトムがパンツなどのときも、スリップの生地が薄いのでとくに邪魔にならずに適当にたくし込んではけてしまうことがわかりました。
いままで選んでいたのはこういう短いタイプ
★過去のインナー選びについては、こちらの記事もどうぞ。もちろんこの夏も使ってます。
クローゼットから処分したもの
本格的に夏物を着はじめるこのタイミングで、クローゼットの整理をしました。いままでの数回の整理をかいくぐって生き残ってきたアイテムからも、今回はいくつか処分しています。反省をかねて記録しておきます。
柄物のトップス
顔周りに柄がくるジャケットやブラウスを処分しました。遠目には無地に見えるような淡い柄のものは大丈夫なのですが、コントラストが強い柄物に対しては違和感を覚えるようになってきました。かつてはお気に入りだったアイテムで、どれも柄そのものは嫌いではない(というか、むしろ好きで買ったものばかり)のですが、自分が着てどうかと考えると「もっと合うものがある」という答えにならざるをえません。
買い取りに出したら額もそれなりで、ほっとしました。似合う人のもとに行って第三の人生(ヤフオクで買ったものなので、第二の人生がうちでした)を歩んでおくれ。
青緑色のアイテム
青系は全般的にかなり得意なほうですが、それだけに手持ちのアイテムも多いです。そうすると黄味がかっていたりくすんでいたりしがちな青緑色(ターコイズとかティールとか)にあまり手が伸びなくなりました(なぜか緑色はまた別腹。ウィンター系のはっきりした緑は結構いけます。色って微妙だよねー不思議ですねー)。他のアイテムが増えてきたので、無理に着なくてよいとしました。
パーソナルカラー診断については、「あまりとらわれ過ぎるな」という話が最近はやっていますが、さらに一周回ってくると、やはり顔映りの良い色だと自分が良く見えるというのも実感します。厳選するなら苦手な色よりは自分の得意な色を選ぶのが得だと思います。というわけで、このごろはパーソナルカラーをかなり意識するようにしています。
くすんだ色のストール類
ヤフオクで安く買ったファリエロサルティのストールを持っていました。サックスブルーと言えなくもない色でしたが、やや緑がかってくすんでおり、どうしても澄んだ色のストールに比べて顔色がどんよりと見えてしまいます。ネットだとそこまで微妙な色のニュアンスが分からなかったです。肌触りはとてもいいんだけど、結局は登場機会があまりないので、出しました。
他にも「便利そう」と思って買ったストールで、結局あまり活用できなかったくすんだ色のものを処分。
50cm角くらいの小さいスカーフ
今わりと流行っているアイテムですが、首の回りにきゅっと小さくスカーフを巻く、ということを結局あまりしませんでした。70-80cm角くらいのサイズじゃないとほぼ使わない。ずーっと昔から持っているスカーフもあったのですが、ついに処分。
これが似合わないのは自分がストレートタイプだからだよね、と、今ごろになって気がつきました。少し前にはやったボリュームのあるストールをぐるんぐるん巻くのも不得手でしたが(ただのむち打ちの人になってました)、これも同じ理由と思われます。
ヤフオク・メルカリなどでの失敗
はい、またこれ来ましたー。上に記した項目とも重複しています。
サイズのバリエーションがある服と靴については、この方法で100%満足できるものを入手するのは難しいですね。とはいえ、いろいろなものを安く試してみる、という意味で自分の肥やしにはなっているはず(……と思いたい)。
つまりは、自分のストライクゾーンがかなり絞り込まれてきた、ということでもあるので、そろそろあれこれ好奇心で試してみる面をセーブしてもいいのかもしれない、と思います(……と書くのは何度目なんだろう)。
着古した基本アイテム
着るものに気をつけはじめてから数年、よく活躍してくれたアイテムの中から次に交替させるべきものが出てきました。グレーの綿パンツ、ネイビーのスカート、麻のベージュのジャケットなどです。ほんとにしょっちゅう登場する機会があった基本アイテムは、5年と言わず3年くらいでくたびれ感が出てきますね。これらは「じゅうぶん使ってあげられた」という満足感とともにお別れであります。
ユニクロのワゴンの中で激安になっていて部屋着用に買ったもの
ユニクロにうっかり立ち寄ってうっかり何かを買ってしまうという事案は相当減ってきたのですが、以前から持っていて「寝巻がわりにしよう」と思って取って置いた490円くらいのアイテムをいくつか捨てました。寝巻用はそれはそれでよく着るアイテムというのが別にあるんですよね。結局「買ったけど全然着てないからたまに家でもこれを着てみよう」とむりやり何度か着ましたが、ほおっておくとそのままなので、たいして傷んでもいないんですが、もう捨てました。こういうのはほんと買っちゃダメですね。
人からなぜかもらってしまったけどいまいち好みに合わなくて(そりゃそうだ)、家の中で着ればいいやと思ってとっておいたアイテムも、これといっしょに捨てました。自分でいいと思って買った服じゃないと、ほんとに結局着ないです。
入れ替えは必要だよね
★同じような記事は過去にも何度も何度も何度も書いてます。進歩してると思いたい……(泣)。
実際に着るかどうかは着ごこちに左右される
そういえば、今まで一度も話題にしていませんでしたが、「着ごこち」の良し悪しは、実際にその服をしょっちゅう着るかどうかにとても影響があると思います。
自分がどうしているかを考えてみても、色や形は気に入っていたとしても、肌触りが悪いからイヤとか、暑く(寒く)感じる生地だからイヤとか、着ていてなんだか疲れるからイヤとか、そういう理由であるアイテムを避けて着ないことが時々あります。
新しいアイテムを買う際にも、同じような見た目の候補がいくつかあるとして、「これは安くて見た目も気に入ったけど、その分肌触りが悪いんだろうなあ…」と考えて避けてしまうこともあります。実際には何度か着てみないと判断がつかないことも多いですが、質の良いブランドの品を選びたくなる理由の中には、そういう安心感を買うという部分もあります。
他の人からはまったくわからない部分なので、本人さえ気にしなければ本当にどうでもいい要素です。でも、着るものを通じて自分自身が良い気分になりたいとすれば、これこそが最も重要なことかもしれないと思います。
服選びにいちばん大事な条件だったりして