夏はピアス
毎日のようにピアスが活躍しています。
服がなにげないものでも、ちょっと特徴のあるピアスをしていると、それだけで全体がいい感じに見えるような気がします。
冬の間は、帽子やマフラー・ストールにひっかかったりするのが嫌で、スタッズ型のごく小さいのをつけっぱなしにしていました(何かつけてないと穴がふさがっちゃう)。
夏になると、暑くてストールをしない日も増えるぶん、顔周りが寂しくなります。それでアクセサリーの出番ですが、ネックレスだと肌に直接当たるのが気になることもありますよね。そこで消去法でピアスを選択。顔のすぐ隣にあるものだから、小さいのにコーディネートに大きな影響力を持ちます。
活躍しているものをメモってみます。
シルバーのフープピアス
フープピアスは、サイズが大きくて存在感はあるのに、形がシンプルなせいか、なぜかちゃらい印象にはならず、職場にもつけて行きやすいです(まあ、大きめピアスがOKな職場のみですが…)。シルバー(かゴールド)なら他に合わせるものもえらばないので、手っ取り早く顔周りのさびしさを埋めるにはイチオシです。
透明・半透明な素材のピアス
ガラスやプラスチックなどの透き通った素材はそれだけで涼しげな雰囲気をかもし出せる。色付きでないもの(白)にしておけば、これまた合わせる服を選ばないです。
木や藁などの素材のピアス
これは夏にかごバッグを持つのと同じ理屈です。夏は全体的にカジュアル寄りにするほうが見た目に暑苦しくなくて良いこともあり、素材もラフでナチュラルなものがはまります。色や形に特徴がある主張するタイプのでもOK。
逆に考えると、他の季節につけるパールや金属のは、汗で傷む可能性を考えると、夏向きじゃないかもね。
コーディネートの主役を決める
気に入ったアイテムでコーディネートを考えるのって面白いですよね。
以前は、アイテム単品で見て、気に入るとか気に入らないとか考えていたものですが、いろいろと試していると「他のいろんなアイテムと組み合わせられるアイテム」をひいきしたくなってきます。いわゆる「使えるヤツ」です。これは強い。
アイテムを単品で見ないで、組み合わせた状態を考えるようにしていると、「全身で目を引く箇所は1か所でよい」ということもわかります。単品で考えていると、すべてのアイテムについて、それなりに主張があるものを選んでしまったりするんですけど、それらを組み合わせると、すごく過剰でごちゃごちゃしたコーデになってしまう(そういう「盛る」方向が似合う人もいるけど、私はあまりそうじゃないです)。
なので、「これこそ私のキャラを表してるな」と言えるような主張あるアイテムは全身で1か所にとどめておき、ほかは背景となって引き立て役に徹してあげたほうが、かえってその主張したいポイントが目立って、メリハリのある良いコーディネートになるんだなー。
そのように、目立つ場所は全身で1か所でよいと考えると、全身をキメキメにする必要もないから、アイテム選びも楽になります。かんたんな方法としては、トップスとボトムスは「デザインや色などが自分に合うもの」という条件だけで選んであっさりさせておき、あまり顔映りや体形を考慮しなくてもいいアイテムで、主張したり遊んだり、という手があります。そういうことがしやすいアイテムというと、顔から遠くにあるバッグとか靴なんでしょうかね。あるいは、バッグに結ぶスカーフや足元のソックスでもいいかもしれない。
こういうこと、昔からおしゃれな人にとっては当たり前なんだろうけど、私はそんなことも今までわかってなかったんだよな……。小中高時代からおしゃれにはまって経験値ためておくのは、きっといいことだね。
梅雨時に役立つアイテム
「春になった!」と喜んでいたら、もう「そろそろ梅雨かもな~」と思うような気候になってきました。先日も、久しぶりに大雨に遭遇してびっくりしちゃいました。
合皮のスリッポン
さて、雨に降られたときにたまたま履いていて助かったアイテムはこれ。プチプラで買ったシルバーのスリッポンです。
合成皮革なので、表面は濡れても、雨が中まで染み込んでこない。
白っぽい靴やいい革の靴を履いているときに雨が降ってくると、「いっそ、靴を脱いで裸足で歩こうかしら」という気分になってしまいますが、これだと全然心配ないですね。
ふつうはこういうときに、レインブーツ(長靴?)がオススメになるものだと思います。が、なぜか私はあれをどうしても履く気になれなくて(雨があがってしまってからも長靴履いていると、ちょっと間抜けに見えません? ごめんなさいごめんなさいでもそう思ってしまうの……)、スニーカーなど布の靴でしのぐようにしてました。でもスニーカーは中まで水がしみると、なかなか乾かないんだよね……。
合皮のバッグ(口が閉じられるタイプ)
それから、たまたま必要で持っていたこのバッグも助かった! これも合成皮革なので、雨をはじいてくれました。
バッグは、ファスナーで開口部をちゃんと閉じられるようになっているものがいいですね。以前に口が開きっぱなしのトートバッグで大雨に降られ、バッグの中の携帯が水びたしになって交換したことがありました。
このスリッポンもボストンバッグも「本当はもうちょっといい質感のものがほしいけど、とりあえずこのサイズと色と形のものが必要」と、間に合わせ的に買ったものです。そういう意味ではそれほどお気に入りではなかったのですが、雨の日には実用的に使える、ということがわかりました。
ひとつづつくらいはそういうものを持っていてもいいことにしようかな。
コットンのバンダナあるいはハンカチ
さらにもう一つ。
ややコーディネートが寂しかったので、バッグの手にチェック柄のハンカチを巻いてました。雨に降られたときも、コットンなので濡れるのを気にしなくて済んだのですが、止んだ後、このハンカチでバッグを拭いておきました。
シルクのスカーフではそういうわけにはいかないですが、コットンだと、しれっとこんなこともできちゃうのね。
着ない服を捨てるかどうかの判断法
しばらく着ていなくて捨てたほうがいいかと迷っている服を、どうしたらいいか簡単に判断する方法、というのを友人に教えてもらいました。
実際にその服を着て外出してみる
だそうです。
特に街中、おしゃれな場所に行ったり、仕事に着て行ったりするといいそうです。
①それ以前に、「とてもこの服で街中/仕事になんて行けない」と思うようなら、そんなものはいますぐ捨てるべき。(→服そのものが傷んでいる、着るべきシチュエーションが合わない、体型に合わない、など、そもそも着るべきでない)
②着て外出できたとして、街中で他の人たちの間にいて「他の服を着てくればよかった……」とか「あまりに流行遅れだったかも……」「自分はいけてない……」と、早く家に帰りたい気分になるようなら、もう二度と着たくならないので、捨てて大丈夫。(→自分を引き立ててくれない服。わざわざ着る意味がない。やめて似合う服をしょっちゅう着よう)
③しばらく着てなかったけど、「あら、いいじゃない」「自分に似合ってる」と思えるようなら、捨てないでどんどん着ればよいだけ。(→持つべき服として合格!)
すごく明快な基準だよね。感心した。
服の流行とアイテム数と寿命と予算と価格帯
この本を読みました。
- 作者: 高村是州
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: 新書
- 購入: 6人 クリック: 112回
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男子中高生向けのファッション入門なのですが、さすがは岩波ジュニア新書、基本をきっちり書いてくれていて、女性にも役に立つ内容でした。商業主義にあまり流されない書き方になっているのも貴重です。
中でも、おおっ、と思ったのが以下の点(原文そのままでなく、私のほうで内容をまとめています)。
流行は、全身コーディネートの2割くらい取り入れる とよい。
8割はこれまで生きてきた自分、2割が今という時代の新しい自分を表す。
つまり、毎年ワードローブの2割を新しくすることになる。
つまり、アイテムの寿命は5年。(5年でワードローブは総入れ替え)
まあ、ものによっては4年だったり6年だったり、十数年だったりしてもよいのだと思います。が、おおよそは5年着ることを考える。そして2割ずつ入れ替える。
もちろん自分の好みで加減してよいと思いますが、こう目安を示してくれると考えるときの基準ができて役に立ちます。さっそく自分を例にとって考えてみる。
先日、私のワードローブのアイテムを数えて69点でした(ワードローブ数、抜き打ち検査 - 着るものをどうしたらいいか考える)。おおよそ70点ということにしておくと、
【毎年新しく買っていいアイテム数】70点×0.2=14点
となります。14点も新しく買っていいとすると、計画的にやればいろんなことができそう。
1年間に新規購入する数が割り出せると、予算立て、そしてアイテムの価格帯を決めるのも楽になる。
【年間予算5万円のときの平均単価】5万円÷14点=3,571円/点
【年間予算10万円のときの平均単価】10万円÷14点=7,142円/点
【年間予算20万円のときの平均単価】20万円÷14点=14,285円/点
アイテムによって高い安いがあるので平均でしかないですが、目安として。
単価を上げたければ、新規購入する数を減らすという手もあります。
【年間予算20万円で購入数を半分に】20万円÷7点=28,571円/点
たとえばこれだと、「プチプラに手を出さないかわりに、3万円くらいのアイテムを年に7点買ってもよい」ことになります。
そして、新しく購入する数を年に7点にしぼると、
【年間新規購入数を7点にしたときのワードローブ】7点/年×5年=35点
5年後には、ワードローブ全体が35点にしぼられることになります。
私自身は、もしこういうふうにきっちり計画を立てたとしても、ゆるゆるしてろくに守れないタイプですが、まあ、考えるときの「目安」として。
「適切」に装いたい
いま、ふと思いついたので、忘れないうちにメモメモ。単なる思いつきではありますが。
何をどう着たらいいかを考えるにあたっていちばん大切なことって、たぶん「おしゃれ」とか「素敵」に見えることじゃないよね。
それより大事なのは、「適切な」「ふさわしい」格好をすることではないだろうか。少なくとも私はそう思ってる(ということが、いま自分で認識できたよ)
で、何に対して適切かというと、例えば、「その場」「状況」といったいわゆるTPOだったり、それから「自分自身」だと思います。自分自身には、実際の体型や雰囲気・性格も入るし、こうありたい自分、といったものも含まれる。
そういう場や自分に対して適切な格好ができていると、その結果として、おしゃれとか素敵に見えたりすることがある。……のではないかな?
だから、おしゃれな格好を目指すんじゃなくて、適切な格好を目指したほうが、早くゴールにたどり着ける。かも。
「ファッションは自由だ」という考え方を私が嫌いなのも、自由な格好をしても必ずしも適切な格好にはならないからだな。
ワードローブ数、抜き打ち検査
秋冬物と春夏物の両方が記憶に新しい今のタイミングで、もっているアイテム数をカウントしてみました。結果は以下のとおり!
- ジャケット/ブルゾン 13
- コート 6
- セーター/カーディガン 5
- ブラウス/シャツ 17
- カットソー 4
- パンツ 7
- スカート 5
- ワンピース 10
- ジレ 2
合計69点でした。足し算あってるよね。
これ、実物を見ないで、頭の中で思い出せる限りでカウントしました(だから存在を忘れられている子ちゃんがいるかもね)。また、カウントした種類は上記だけなので、見てのとおりタイツや下着などは入れていません。ストールや靴・バッグも入ってません。
感想としては、意外に自分で思ってたより少なかった。100点くらいはあるつもりでいました。今後もこんな感じで適度にやっていけたらいいかなーと思います。
眺めて楽しい春のワードローブ
冬服をすべて押入にしまって、すっかりワードローブを春夏アイテムに入れ替えてみました。気温が何度も違うわけじゃないのに、冬から春へはメンバー総入れ替えになるもんですね。半年間ご無沙汰していたアイテムたちに久しぶりに会えてうれしい。
ワードローブの入れ替えを行うと、新しいアイテムを買ってきたのと同じような効果があるなあと思っています(ので、しばらくは新しいアイテムも買わなくていいはず?)。
そして、春夏アイテム同士の組み合わせが、新鮮で楽しいね。今の季節だと差し色として、新芽のような明るいグリーン、空のような明るいブルー、花々のようなピンクやイエローをどうしても使いたくなります。そしていまこそ白の出番。白や生成りのシャツやブラウスがいちばん映える時期ですねー。
さすがに、ワードローブ構築を意識的に始めてからもう3年半。「このアイテムはいまいち」というものはなくなりました。すると、すべてが組み合わせやすいお気に入りだけで出来上がっているから、服がハンガーにかかって並んでいるようすを眺めているだけでも、調和が感じられて気持ちいいんだよね(これ、インテリア的にも重要)。しばらくはこの気持ちよさを味わってみます。
好きなのに着ない服
春への移り変わりに合わせてクローゼットの整理を行っていますが、一体どうしたもんかと思うのがこの「好きなのに着ない服」。いくつかそういうアイテムがあります。
この冬もそんなには着なかったよなあ……、とわかってはいるのですが、柄や生地・デザインは好みで、取り出して触れてみると「うん、これは良い」という気分になってしまいます(ときめいてます)。実際着てみて、そんなに難点があるわけでもない。
が、なぜかあまり着ないのですよねー。なんでだろ。
思うところを書き出してみる。
- ライトグレーのウールのロングコート: 厳寒期にはダウンコートを着てしまう。似たような色のニットダッフルも持っている。ちょっと雰囲気が私にはシャープすぎる面もあるかも(そこがいいと思ったんだけどね)。素材良し。
- ミントグリーンとベージュのボーダーのノーカラージャケット: 色・デザインともに似合います。が、着丈がかなり短くて合わせるアイテムを選ぶ。素材はシルクで着心地は良く、春から初夏にぴったりで冬に着てもおかしくないなんだけど、ちょっと気を使ってしまう。
- アイボリー地にグレージュの柄のラップワンピース: 柄がお気に入り。でも、やや薄いジャージー素材なので、冬に着るには寒いかな。でも七分袖で夏に着るには暑い。これもシルクでちょいと気をつかう。
- 紬の黒のチャイナドレス: チャイナドレスといっても、マットでラフな素材感でスリットもなく、ちょっとお出かけ、ギャラリーに行くコンサートに行く、なんてときに着るのによい。ほっそりして見えるし、よく褒められます。ふだんとすごく雰囲気を変えられる。
うーん、こう見てみると、いま私がよく着ている服よりも、これらの「着ない服」は少しだけドレッシーなアイテムなんだろうなあ。実は2年前に職場が変わって、その前よりも私の服装がややカジュアルになったのは自覚しています。なので、つい気楽なアイテムを手に取ってしまうんですよね。
もし、「アイテム数を減らす」を目的にするなら、こういうものは手放すべきなのだろうな。手放してもあまり困らないことはわかっています。どのアイテムも去年は1回ずつしか着ていないかも。
でも、「気に入ったアイテムで自分のワードローブを作り上げたい」「バリエーションを広くもちたい」など、また別のことを目的にするなら、持っていてもいいのかも。
どうしようかなあ……。
春物で似合う色をあらためて認識
まさに三寒四温、暖かくなったり寒くなったりの変化が激しい時期です。冬の間はダークな色に手が伸びましたが、日差しが明るくなってくるとなぜか明るい色が着たくなりますよね。
私も、せめて色だけでも春らしいものにしようと、冬の間はそれほど登場させなかった白いブラウスやライトグレーのカーディガンを着始めたところ、すっごく顔映りが良い! パーソナルカラー診断でもサマータイプと言われているので、明るい淡い色が似合うのは前から承知していたのですが、こうもはっきり違いが出るとは。「冬の間はいったい何だったんだー」という気分になっちゃうぐらいです。
そして、毎日撮りためている自撮りコーディネートを見直してみると、白っぽい色が顔映りがいいのに加えて、あまり色を多用しないほうがいいのもわかりました。ワントーンコーデじゃ単調になるかと思っていたのですけど、むしろワントーンでかつベーシックカラーくらいのほうが自分には良いみたいです。白とライトベージュのワントーン、ライトグレーとグレーのワントーン、サックスブルーからブルーへのワントーン、そんな感じが結構はまってます。
私は、このようにあらためて服のことを考えるのに興味が出る以前は、わりといろいろな色を使うのが好きだったのです。パウル・クレーの絵みたいな。が、そういう楽しげなにぎやかな雰囲気が自分にはそんなに似合わないんだなあ。たしかにおとなしい地味な人間であり見た目も薄いので、よくよく理性を働かせて考えれば、ベーシックカラーのワントーンコーデで静かに控えめに装っているのが身の丈に合っているかもしれないです。自分で考える自分と客観的に見た自分とは、ほんとに違うものですねー。
最近、図書館で内田彩仍さんの本を見ました。彼女のスタイルはナチュラルすぎ、甘すぎで、あまり自分には参考にならないとずっと思っていました。が、色使いという観点から見ると彼女は相当ストイックで、リネンベージュ・白・黒くらいに絞り込んでいる。それでも寂しいという感じにはならず、レースやフリルなどの装飾や、様々な素材の組み合わせなどで素敵な雰囲気を出していると思います。私とはやや路線は違うとはいえ、色使いを控えめにしてもよい雰囲気を作り出せるという点で、参考にしたい。
来年度の目標は、「色使いを控えめに。でも素敵にする方法を探る」にしようと思います。
内田彩仍さんスタイルはたとえばこちら(↓)。部屋の中に人がいる、と考えたときにはこのくらい色使いを抑えてもかえって調和がとれるかもしれないね。
春になる前に春夏物をザクッと整理
まだ寒いとはいえ、ずいぶん日差しが明るくなってきましたよね。冬の間しまっていた春物の中にそろそろ使えるものがないかと、押入れの整理をしました。
結論からいうと、新しく出したものは一つもなかったのですが(まだ寒いからね!)、今度の春夏シーズンにはもう着ないかもしれないなーというものを、いくつか思い切って整理しました。
・部屋着
部屋着については、いままでここで書いたことがなかったのですが、今回整理したものの多くは、暖かい季節用の部屋着兼寝巻き。
人に見られるものじゃないし、と、着心地と涼しさ優先でナチュラルなコットンのアイテムなどを愛用していたのですが、さすがに色も褪せ放題。毎年この夏で終わりかなと思いつつも、着心地は抜群なので一年また一年と着続けていました。で、どう考えても10年とか12年は経ってる。
実際に着る季節になってからだと、イマイチかなと思いつつも実際にはもう着ちゃってたりするので、捨てづらくなります。が、まだ着る前だと、バサッとかなり思い切った整理ができるものなんですねー。発見。
・プチプラのブラウス
それから、夏に着ていたプチプラのブラウスなど。昨年は大いにお世話になったものたちですが、申し訳ないけど、あまりときめかないんだよね。
そして、なんと、それらプチプラを着ていない間に、ヤフオクやセールなどで、同じようなアイテムでちゃんとしたのを「知らぬ間に」を入手してました。ライトベージュ、ミントブルー、ダークネイビー、と色まで同じだったよ!! わざわざ買い直そうとは全然意識してなかったんだけどなあ。変だなあ。(意識しないのにいつの間にか揃ってるってどういうことー、私!!危険!!!!恐い!!)
「ファッションは自由」なのか???
服装などに興味が出てしばらくたちますが、ずーーっと謎でたまらないのが「ファッションは自由だ」という言葉。全然意味がわからない。
でも、ちょっとネットを検索するだけで、たくさん出てくるんだよねー。
しかし、私はどっちかというと、ファッションってむしろ「不自由」なものだと思うんだけど………?
- 暑さ寒さで着るものは変えないといけないでしょ?
- 着ていく場所や目的に合わせて服を変えるもんだよね?
- 時代の制約だってある。数年単位で変わる流行もあるし、現代日本に十二単を着ていく場所はないよ?
- かけられるお金にだって制限がある。だからこそ「数を減らして質を上げよう」などと考えたりするわけだし。
むしろ、こういう諸々の制約のなかで、各人が自分なりの方法でパズルを解いていくように行うのが、ファッションではないのだろうか。
あと、制約があったほうが、物事はたいてい面白いですよね。(例えばですが、某イタリア系配管工の兄弟が何もない空間を自由に動き回れるというゲームがあったとして、はたしてそんなもの面白いか?っていう話)
服の数を減らして着回しを考える、なんてまさに、制約を強めた上でどのようにコーディネートを作りだすか知恵をしぼる、という点が面白いわけです。
以前にも書いたことがありますが、私が自分で「まあ、「ファッションは自由」だからね……」とひとに言う時というのは、「他の人が微妙な格好をしているときに何と言ったらいいかわからないけど、何か言わないといけない時」だからね!!!! そんなの真に受けちゃダメだよ。
この冬、期待通り活躍しているアイテムたち
立春も過ぎて、なんだか日差しが明るくなってきましたね。この冬はまだロングブーツを一度しかはいていないですよ。もうこのまま春になっちゃうのかな。
とはいえ、寒い時期に期待通りに活躍してくれているアイテムたちがありますので、それについて書いておきます。
長袖ブラウス
ちなみに私の場合、シャツではなくて全部ブラウスです。しかも、カットソーもほとんど持ってなくてその代わりにブラウスです。
こんなにブラウスばかり着たのはこの冬が初めてですが、これで十分でした。去年までは「真冬にはタートルネックが必要」とタートルネックのヒートテックをわざわざ買ったりしたんですけど、ブラウスのボタンを上まで全部とめたら首まわりも暖かいんですね。
冬になるまで、上からボタンを1~2つは開けて着てばかりいたので、気づかなかったわ!
柄の入ったブラウスの上にジャケットやニットを着て、襟や袖をちょっとだけ出すのも楽しい。
ブラウスは、真夏を除いてずっと同じものを着られるのに、冬にも暖かいなんて、最高です。
ベレー帽
素材はニットでもフェルトでも、ベレー帽が気に入っています。
そもそも帽子はいいですよ。一般論として。
- 頭を覆うと、とても暖かい。
- それから、頭に何か乗せるということで、重心がこの上なく上に上がって、スタイルアップ必定。
- ストールとは違って、誰も彼もがかぶっている、というわけでもないし。
……というわけで、帽子は全般的に推しなのですが、なかでもベレー帽なのは消去法によります。
ここしばらく流行っている、つばのあるハット。あれは出先で脱いだときにどうするんですかね? バッグに入らないよね? 他人事ながら心配になります。
その点、ベレー帽は柔らかいから、丸めてポケットかバッグに入れられて便利。
ビーニーみたいなニットキャップでもいいんですけど、カジュアルにしかならないため用途が限られそうで、手を出していません。
その点、ベレー帽だと、まあまあ上品な雰囲気もあり、さりとてドレッシーすぎて普段着には合わないということもなく、中途半端さがちょうどよい。
積極的に「これでなければならない」ものではないのに、なにかと使い勝手が良いという、いぶし銀的存在。あなどれない。
ベルト
パーソナルスタイリストさんから、何をおいてもまず「買え」と指令があったのが、ベルト。
ベルトも、皆が皆しているというアイテムではないのですが、したほうが良いです(断言)。
なぜなら、ベルトによってウエストが作れるからです。とりわけ冬は重ね着でもこもこしがちなので、いっそうウエストマークをして「ここにウエストがありますよーーーー」とアピールすべき。
パンツのベルト通しに通して使うというよりは、ブラウスを着たらその上からベルト、ジャケットを着たらその上からベルト、ざっくりニットを着たらその上からベルト、という使い方がほとんどです。
コートの上からしてもいいそうですが、脱いだときにどこかに置き忘れてしまいそうなので、まだできていません。
メッシュタイプのものを選ぶと、好きな位置でとめられて融通がききます。
今回は「期待通り」活躍したアイテムについて書きましたが、「意外と」役に立ったアイテムについてもこちらで書いています。
プチプラとの距離感
そう、「プチプラとの距離感」。……この言葉がしばらく頭の中をぐるぐる回っています。
付き合ってきた人を「もう好きじゃなくなってる」と気付いた瞬間のようなもので、もうこれまでのような付き合い方はできないな、という気分になっています。
季節ごとのクローゼットの入れ替えや、新しいアイテムとの入れ替えを何度か経てきて、結局、プチプラアイテムは、あまり好きでもなく大事にもしてなかったことがわかりました。プチプラで買って使っていたものの、しばらくたつと同種のアイテムをほかに買い直して入れ替えるのがほとんどなので。
原因はいくつか考えられて、たぶん最大の原因は(1)「安いからと油断して、真剣に選ばないこと」だと思います。
まあ、これには仕方ない面もあります。自分に合うアイテムを探して買いたくても、そう都合よくみつからないことはしょっちゅうです。そんな時に「とりあえず似たようなものをプチプラで買って、しばらくはしのぐ」という使い方をしちゃうんですよね。
そして、もう一つの原因は、(2)「あんまり着心地がよくないこと」。
この点は、どうやっても埋め合わせが不可能でした。たとえば先日、タートルのリブニットの別の色がほしいなーと某ファストファッション店を見に行きましたが、毛糸の量が少ないのか、試着してみると編み目が薄く広がってしまって、中が透けて見える。こんなに糸が少ないと、きゅうくつだし、寒い。ついでに手触りもよくない。
他の人の目から見たらたいした違いはないのだろうけど、着ている本人にとっては深刻な問題です。だって、着たいという気持ちが全然なくなっちゃうんだから。いったい何のために持っているのか――、っていうことになります。「ときめかない」んだよ!!
こう考えていくと、プチプラで買ってもよいと思えるのは「すごく短期間しか着ないとはじめからわかっているもの」くらいなのかなあ。
そういえば地曳いく子さんの本に「駆け込みZARA」ってありましたね。たまにしか行かないようなパーティに呼ばれたときには、「高かったから」とずっと着ていない古びたドレスを引っ張り出してくるよりも、その都度ZARAに駆け込んで旬なデザインのものを安く買って着ればよい、という話です。これなら、なるほど賢い使い方だと思えます。
確かにいままではときどきプチプラアイテムを買って、ここにも記したりしていましたが、2016年はちょっと距離を置いてみようかと思います。
この冬、意外と役に立ってるアイテムたち
何の気なしに買い足しておいたところ、予想を超えて活躍してくれているアイテムがあります。「キミ、いい仕事するね」と褒めたい気持ちとともに記しておきます。
ボルドー色のタイツ
実家に帰省したとき(真夏!)にたまたまのぞいたデパートのワゴンの中で半額以下になっていたので、買い置きしておいたもの。
赤に近いボルドー色が冬のコーディネートに温かみを足してくれ、とても重宝しています。ベースはボルドー色ながら黒っぽいヘリンボーン柄が入っている点も、変化がついてなお良しです。さし色として私がよく使う紫色にも色味が通じるため、コーディネートもしやすい。引き出しの奥から発掘された古いスカーフ(あずき色?マルサラ色?)や大事にしている赤紫色のコインローファーとも合わせて使えます。
ただ、同じときに色違いで買っておいた黒色ベースのものは、なぜかあまり手が伸びません。やっぱり、黒はどうしても堅く冷たく見えてしまうんだよねー。
半袖のウールのプルオーバーブラウス(Tシャツ型)
細い線で模様が描かれている柄物です。お気に入りブランドの品でヤフオクで安かったため、好奇心で買ってみました。
ウールなので寒い時期に着るアイテムです。この「冬の半袖」が意外に使えるのであります。冬は重ね着をするので、どうしても袖の部分にたくさんの布地が重なってしまいます。が、そこに半袖アイテムをはさむと、身体はあたたかさがアップしつつ袖はスッキリ、ということです。同じようなアイテムとしてベストがありますが、このブラウスのように薄い生地でかつ半袖くらいの袖がついていてもベストと同じような効果があるのね、と発見。ジャケットの下に着るのに重宝しています。
さらに、身体にぴったりしたリブタートルニットのうえにこの半袖ブラウスを重ねると、ムチムチして見えるいろんな箇所を隠してくれるのも、うれしい。
ブローチ各種
アクセ好きなので、気に入るものを発見するたびに買いためています。
冬は首周りにスカーフやストールを巻くことが増えるせいで、アクセサリーの中でもネックレスは使いにくくなるのですが、そんなときこそブローチの出番。コートの上、ジャケットの上、ストールの上、ニットキャップの上、ヘアゴムの上、バッグの上、とほぼどんなところにもつけられます。さらに小さいサイズのものなら何個かまとめてつけるのも楽しいです。
クリスマスはなんとなくクリスマス風のもの(赤と緑とか)、お正月はなんとなくお正月風のもの(和っぽい形とか)をつけると、カンバセーションピースになって面白い。これからなら、ちょっとだけ春らしいものをつけてみたいなと思います(お花とかピンク色とか黄緑色とか)。地味色コーデじゃないと自分が負ける薄味人間としては、こういうところで面白さを足したいです。
そして、ブローチの良いところは、わりあいに安いところ。さらに「気に入った形ではあるけれども用途が謎な何かのパーツ」にも、手芸店でブローチピンだけを買ってきて接着剤でつければ、ブローチになること。「箸置き」にいいものが多くありますよ奥様!
ほかにもありそうだけど、今回はこの辺で。